【保護猫エピソード】疥癬野良猫だったマーチくん　｜　チャビ

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【保護猫エピソード】

季節の変わり目だからでしょうか

先日、エイズなどの持病があったマーチくん、虹の橋を渡って行きました。

今日のシェルターは、マーチ君とチャビの火葬でした。

【マーチ君との出会い】

マーチくんとの出会いは3年前。保護主さんから「うちの玄関前に病気の猫がいる」と言う連絡から始まりました。ひどい疥癬で風邪もひいて、栄養状態も悪く、衰弱して動ける状況ではなかった。

助けることは無理かもしれない、というくらいの容態で保護してきました。

すぐに病院、疥癬だったので厳重に隔離。疥癬治療をスタート。

エイズもあって、悪い状態は続き、ご飯も栄養のあるA D 缶、医療チュールを続け、あらゆるものと点滴と施して、してあげれることは全部やり尽くして。やっと、やっと元気になってくれた子でした。

疥癬が完治し、元気を取り戻したマーチ君は、愛嬌のある顔立ちで人見知りの子。
LOVEに来て3年、エイズでしたが日々穏やかに過ごしていました。
ときどき風邪と口内炎を繰り返しましたが、その都度治療を続けてきました。

そんなマーチくん、代表小関に看取られて、深夜0時6分、虹の橋を渡りました。

過酷な環境下で、頑張って生きている「野良猫」と呼ばれる猫たち。街中で疥癬の野良猫を見かけたら、汚い野良猫だと思う人がいるかもしれません。

でも、そんな子たちにも個性があって、かわいくって、愛嬌があって、かけがえのない、守られるべき大切な命だとラブは思っています。苦しい環境にいる子を、一匹でも多く助けたいと願って立ち上げた団体です。

私たちラブアンドハンドを、マーチ君、これからも天国から見守っていてね。ありがとう。

↓↓↓　保護直前の様子 ひどい疥癬でした

↓↓↓　疥癬治って、ラブのシェルターでくつろぐマーチくん

↓↓↓　元気になって医療部屋の窓でひなたぼっこ

【チャビ】

先日、ボランティアさんが車でラブのシェルターに向かう途中で、道路で轢かれていた仔猫を見つけ、ラブに連れてきてくれました。その仔猫はすでに亡くなっていました。チャトラのチビちゃんだったので、チャビと命名。マーチ君と一緒に荼毘に付しました。マーチ君と一緒に天国へ。

チャビが轢かれた道路は日中夜間問わず、スピードを出す人が多い道路です。法定速度を守り、小動物が飛び出してくるかも、、と頭の片隅にでも入れて運転してもらえれば、ロードキルで亡くなる子は減るでしょうか。。。特に千葉など小動物飛び出し注意なのです。

↓↓↓　ラブの火葬車 ー　代表小関は近郊を車で見回りをし、交通事故で亡くなっている猫やタヌキなど、シェルターに連れ帰り、火葬して見送っています。