モチちゃんの里親様からのメッセージです^..̫ .^ฅ

我が家にはモチという犬がいます。白くて大きくて、元気でかわいい女の子です。
わが家にくる前、周南市で野犬として生きていたモチは、2020年末のある日保健所に捕獲・収容されました。

当時モチは推定6歳。周南市の保健所の収容期限は1週間です。元野犬・雑種・成犬・大きめ、と四拍子そろったモチに里親希望の手があがる可能性は高くはなかったでしょう。まぁくんハウスさんと心あるボランティアの皆さん・預かりの方の助けがなかったら、モチは6歳でガスで眠らされお空に行っていたと思います。
幸運だったモチは、その皆さんのおかげで保健所から出ることができました。体を洗ってもらい、医療にかけてもらい、ご飯とフワフワの毛布をもらい、カサカサの肉球には毎日クリームを塗ってもらって、すこ〜〜しだけ人間を信じることを覚えた頃に、ご縁を経て東京のわが家にやってきました。
わが家に来たときのモチは3日3晩ご飯も食べずゲージの隅でジッと固まっていました。4日目からご飯を食べ始め、2ヶ月経ってお部屋から出るようになり、半年経ってお庭に出られるようになり、先住犬と遊ぶようになりました。1年後に初めてお散歩に行けました。2年半経つ今では毎日ニコニコで、私たちが帰宅したらしっぽを振って出迎えてくれ、リビングで一緒にゴロゴロし、名前を呼ぶと嬉しそうにやって来ます。
モチは野犬時代お母さん犬だったと言われています。捕獲されたのはモチと成犬の男の子だけで、子犬の行方は分かりません。今でも捕獲時や保健所で聞いていたような金属音を聞くと怯えますし、トラックが近くを通るとプチパニックになります。知らない人のことも警戒します。その姿を見ると、モチを含む野犬たちが暮らしていた/暮らしている環境が推し測れます。
元は人間の都合で生まれて群れになった野犬という存在が、また人間の都合で捕獲され殺処分をされています。
モチは捕獲された犬の中では気性が荒く警戒心が強い方だったと聞いています。そんなモチでも、今ではかわいい愛らしい家庭犬です。すべての野犬が、受け入れてもらえる場所さえあれば、あたたかいお家で人間と暮らし共存していくことが必ずできると思います。

捕獲され殺処分を待つ犬たちを、私たちのような家庭につなげるシェルターさんの存在は偉大です。まずまぁくんハウスさんのようなシェルターさんがいなかったら、モチは誰の目に留まることもなく殺処分されていたでしょう。残念ながら捕獲される犬の数も、行政の体制も改善はしていません。まぁくんハウスさんのキャパシティも常にギリギリです。そんな中、第二のまぁくんハウスさんができることは、本当により多くの犬の命を救うことに繋がります。

SNSを見ていると毎日のように保健所で命の期限を待つ犬達の様子が流れてきます。どの犬も人と目を合わせないように顔をのけぞらせ、あるいは俯き、端っこに体を寄せ、ギュッと体を縮こませ、カタカタ震えています。その姿は2半前のモチと全く同じで、心が痛みます。
今回のクラウドファンディングで、少しでも多くの方からお気持ちをいただくことで、第二のまぁくんハウスの設立と今後の活動の地盤につながり、より多くの動物たちの命が救われることを願います。
ボランティアの皆さん、まぁくんハウスの皆さん、いつもいつもたくさんの命を救ってくださり本当にありがとうございます。引き続き応援しています！！
そしてこのクラファンを機に、少しでも多くの方に元野犬との暮らしに興味を持っていただけると嬉しいです。

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元野犬は生まれた環境・育った環境も他の犬達とは大いに違い、人に慣れてはいません

里親様の元へ行ってからもマイナスからのスタートとなります

それを承知で、モチちゃんを家族に受け入れ

たくさんの愛情で少しずつ少しずつ

信頼関係が築かれていきます

それまでには色々悩まれ、不安もあったことと思います

ただ、時間はかかりますが人の優しさ、愛情は必ず伝わります♡

里親様がそれを証明してくださっています！

先住犬ちゃんもありがとう♡

里親様には感謝しかありません( ᵒ̴̶̷̥́ㅿᵒ̴̶̷̣̥̀ )

これからもモチちゃんをよろしくお願い致しますm(__)m