マロン

支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は11月21日（金）午後11:00までです。

支援総額

905,500円

NEXT GOAL 1,000,000円 (第一目標金額 800,000円)

113%

支援者: 83人

残り: 52時間

応援コメント

ますまゆ8時間前ふわふわでサクサクで…ワクワクでニコニコになるマロンのパンが大好きです！ NOLAMのクロワッサンの層のように、素敵なことがたくさん重なっていきます…ふわふわでサクサクで…ワクワクでニコニコになるマロンのパンが大好きです！ NOLAMのクロワッサンの層のように、素敵なことが…

risa9時間前夢と希望がたくさん詰まった素敵なプロジェクト、微力ですが応援させてもらいます！夢と希望がたくさん詰まった素敵なプロジェクト、微力ですが応援させてもらいます！

KINOMITO10時間前openおめでとう！素敵なお店に行ける日を楽しみに♡ これからも応援しています♪ openおめでとう！素敵なお店に行ける日を楽しみに♡ これからも応援しています♪

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支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は11月21日（金）午後11:00までです。

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70年地域の食を支え続けるパン屋を「地域と人をつなぐ場」にしたい

マロン

2025年11月05日 19:00

第1回：家族でつなぐ、まちのパン屋のこれから

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クラファンのご支援ありがとうございます！

みなさまにマロンのことをもっと知っていただきたく、マロンの歴史や想いを書いていきたいと思います。

はじまりは、「この町にわざわざ行きたくなる店を」

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店を継ぐと決めたとき、思ったのは「せっかくUターンするなら、故郷に錦を飾りたい」「児玉という小さな町でも、足を運びたくなる場所にしたい」ということでした。
その思いを形にしてくれたのが、4年前に出会った本庄デパートメントさん。
「古い建物の歴史を活かしつつ、新しい魅力を加える」——
その考え方に強く共感し、リニューアルを決意しました。

不安のなかでの決意

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正直に言えば、大きな不安があったのは事実です。
祖父のように家族全員を養っていけるのか。
原材料高騰や価格競争が続く時代に、職人のパンで勝負できるのか。
それでも、材料や製法だけは妥協したくない。
その信念だけを頼りに、ここまで走ってきました。
葛藤はいまも続いています。

家族総出のパン屋として

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自分は製造と経営を祖父たちからバトンタッチし、妻は別の仕事をしながら広報とデザインを担当。
母や叔母たちは製造補助や販売を担っています。
まさに家族総出のパン屋です。
妻とは交際当初から、マロンや地域の話をよくしていました。
そして、結婚式の場所に選んだのは、国登録有形文化財「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」。
この町で根を張る決意を込めました。
（もしかしたら、究極のビジネス夫婦かもしれません。笑）

“家族だからこそ”の支えとぶつかり合い

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困った時は、誰かがすぐ助けてくれる。
「○○さんが見に来てくれるって！」と、地域の人が自然に手を差し伸べてくれる。
それは家族で続けてきた店だからこそ得られた力です。
一方で、世代間の価値観の違いもあります。
「昔ながらを守りたい」気持ちと、「未来に繋げたい」気持ち。
どちらも正しいからこそ、何度も話し合いを重ねています。

子どもたちへ伝えたいこと

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子どもたちには、パン屋を継いでほしいとは思っていません。
けれど、私たちの姿を見て「働くってかっこいい」と思ってもらえたら。
それが一番の願いです。

「マロン」という名前に込められたもの

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70年以上の歴史のなかで、
マロンという名前は人によって違う記憶と結びついています。
給食パン、クリスマスケーキ、フレッシュサンド、クロワッサン…。
どれも誰かの暮らしの一部でした。
これからも、その記憶が優しく続いていくように。
私たちはこの町で、家族で、パンを焼き続けます。