留学生の声#1

 

 

外国人留学生の方にお話しを聞き、「外国人留学生の声」としてご紹介していきます。

今回はネパール出身のBさん。

 

■自己紹介

ネパールのスルケット郡出身。1年前に来日し、日本語学校で日本語を学んでいます。

ネパールでは、フリーランスとして、テレビのレポーターやイベントの司会の仕事をしていました。

■どんな想いで日本に来たのか

家庭の事情で大学を中退し、ネパールで15年ほど仕事をしていました。

ネパールでは、仕事をしながら通える通信制の大学などが少なく、社会人になってからもう一度大学に入りなおす人も少ないです。もう一度勉強したいと思い、日本で学ぶことを決めました。日本語学校卒業後は、専門学校でビジネスを勉強し、日本で就職したいと考えています。

 

■日本での生活で困っていること

来日して1年経ちますが、まだまだ言語の壁を感じています。日本では街中どこを歩いていても、漢字が溢れているので、何と書いているか分からず、不自由を感じることがあります。私は宗教上の理由で牛肉を食べることが出来ませんが、外食をする時は、牛肉が入っているのかメニューを見ても分からないことが多く、店員さんとの会話にも自信がないので、外食時は安心して食べられるネパール料理かインド料理屋さんにしか行きません。

 

■本プロジェクトを応援してくださる皆さまへ
毎月、この食糧支援があることで、経済的に助かっています。

私の知り合いのネパール人にも、実際に来日してみたら想像していたよりも日本での生活が厳しく、苦労している友人がいます。自分も留学生ですが、より多くの留学生にこの食糧支援が届くように、ボランティアスタッフとして、この活動を手伝っていきたいと思います。

（スタッフと食糧支援のボランティアについて打ち合わせをするBさん）