掲載(予定)情報⑵＋なぜクラウドファンディングなのか。

⑵「お店の人の思い」
　この本では、客観的な情報を載せるだけでなく、「お店の人の思い」がよく伝わるように工夫して掲載します。


◯なぜ客観的な情報だけではないのか。
　もはや品質では差別化が難しくなっている現代では、「誰から買うか」がより重要になってきていると思われます。子どもを大切にしてくれる人、商品に愛情をもっている人、痛みに寄り添ってくれる人、愛を込めて叱ってくれる人、、、あの人から買う商品・サービスには、「意味」が生まれるのではないでしょうか。ぼくは、あるカップで珈琲を飲むとき、ゆっくりカップを選べるよう、ずっと子どもと遊んでくれていたあの人のことを思い出し感謝します。その時、珈琲を飲むという何の変哲もないことに、意味を感じます。

　皆さんも、意味のあるモノや、それと結びつく意味のある体験を大切にされているのではないでしょうか。成人式に親に買ってもらった時計や、誕生日に子どもからもらった似顔絵。そこには、必ず「あの人」がいるのではないでしょうか。
　ぼくは、「お店の人の思い」やこの本をきっかけに、皆さんにとっての「あの人」と大切な意味とがたくさん増えたら素敵だなと思います。
　そして、クラウドファンディングを通して創ったこの本自体が、たくさんの人の思いが結実した意味の結晶だと考えます。このような意味のあるモノを創りたかったから、ぼくはクラウドファンディングという手段を選択しました。