名ばかりの地域猫

" 地域猫 "

 

これは、人間にとって都合のいい言葉だと思います。

 

TNR活動で去勢、避妊手術をした猫を地域に戻し、地域の皆んなが、ご飯をあげたり寝床を用意したり。

 

ごく僅かにそんな自由きままを楽しんで生きていく猫もいるかもわかりませんが、ほとんどは、食べるものも無く、暑さ、寒さで苦しみ、体にはノミが付き、感染症にかかり、やせ細って死んでいく。

そんな猫がほとんどだと思います。

 

松阪市の元丈の里の公園には、やせ細り、死を待つだけの猫がいます。

おそらく感染症にかかっているものと思います。

誰も使わない奥のトイレの辺りを寝床として生きていますが、地域の人は誰もこの猫達の心配をしてくれる人はいません。

反対に迷惑ぐらいに思っているようです。

２日に一度のフードで生き延びています。

ほんとうに哀れな猫達です。

これが、地域猫と呼ばれる仔達の現状です。

 

 

 

 

 

 

記録：山下さと子