主役を支える縁の下の力持ちを目指して、審判と色々なお仕事

こんにちは！

メトロ東京ホッケー＆アスリートクラブに所属しながら、審判員としても活動する渡邉と申します。

 

品川HCマスターズの竹内から、「オリンピックに最も近い」と非常にありがたい肩書と、みんなが繋いできた重たい襷を引継ぎ、選手やコーチとは違った目線でホッケーに関わるお仕事と、そこでのメトロの活躍をご紹介したいと思います。

 

私は大学からホッケー（ポジションはゴールキーパー。ちなみに審判はゴールキーパー出身がかなり多いですよ）を始めました。

普及活動を担当した香山と同じ大学の同期です。

 

スポーツをするなら選手としてプレーしたいと思うものですが、下手くそな私には出場のチャンスはなかなかありませんでした。

それでもホッケーに関わりたいと考えて、「審判」を始めました。

 

ちょっとした興味から始めた審判ですが、幸いにもステップアップの機会を多くいただき、2016年に日本の中で一番上の資格となるA級を取得、国際審判にもなり、現在に至ります。

 

2017年のアジアカップでは決勝戦で審判を担当することもできました。

 

 

「審判って偉そう」とか「文句言われるのによくやるね」とか、よく言われます。

ですが、審判も選手と同じ、「良い試合をしたい」「ホッケーを楽しみたい」という気持ちで試合に臨んでいます。

 

決して自分の判定で選手を押さえつけるのではなく、選手が「納得」し、観客が望む「最高のプレー」を引き出すのが仕事だと思っています（まだまだ修行の身でなかなか実現できませんが。。。）。

 

メトロで真剣にホッケーに臨む選手の姿を見ると、いつもそんな気持ちを思い返させてくれます。

 

私は審判で試合を支えたいと思っていますが、他にも多くの人が試合を支えています。

試合を管理するTO（テクニカルオフィサー）やジャッジという役職もあります。

 

社会人リーグでは、メトロ含め各チームが審判やジャッジも務め、参加するチーム同士、持ちつ持たれつ、一丸となって大会を作り上げています。

 

更に大きな大会ともなると、メトロのメンバーは会場設営や戦評記録など、大会運営も担っています。

 

選手も審判も、大会運営の方々の力添えが無くてはそもそも試合ができません。

 

メトロのメンバーによるそんな「縁の下の力持ち」の仕事がホッケーを支えているのです。

 

試合会場に来ていただいたら、そんなところにも目を向けてみてください。

 

 

「メトロと共にこれからも世界に近づけるように審判活動に励んでいきたい」「メトロが日本リーグ（HJL）、そして世界に打って出るときには、私も審判として同じ大会で活躍したい」と願って、これからも活動していきます。

 

ちなみに私の他にもメトロには日本最高峰のリーグ戦HJLを担当する審判がもう一人います。

メトロと彼にもぜひ応援を宜しくお願いします！

 

 

次は、彼が前のチームの時に、選手と審判としてHJLで多くの試合を一緒にした山口に襷を繋ぎたいと思います！

 

NPOメトロ東京ホッケー＆アスリートクラブ

渡邉道彦