喘息のちゃいろちゃんのお話です

皆さま、こんにちは。

この度は、たくさんの応援をいただき、誠にありがとうございます。

大変心強く、励みになっております。

 

チームZEROで保護されておりました猫たちのうち、皆様からお問い合わせを頂戴している猫もございます。

順次、皆様にも情報を共有させて頂ければと思います。

 

今回は、喘息のちゃいろちゃんのお話です。特に心配のお問い合わせが多かった子です。

 

 

私たちは、代表の峰さんが事故に遭われた翌日に、急いで自宅シェルターに向かいました。

当初は、私たちも今後の対応に戸惑い、峰さんの容体も心配で、かなり混乱しておりました。

まずは猫たちのライフラインを確保するために、毎日通うことを決意しましたが、私たち自身も多くの保護猫を抱えており、限られた時間しか割くことができない状況でした。

 

 

峰さんとは、お電話で頻繁に連絡を取り合っておりましたので、喘息のちゃいろちゃんのことはよく聞いていました。

急変して病院に駆け込んだり、入院をしたお話をリアルタイムで相談され、容体について情報交換をしたりするなど、峰さんも最も気にかけておられた猫でした。

 

このような経緯があり、ちゃいろちゃんが最初に頭に浮かびました。

駆けつけた際には、元気そうに見えましたが、聞いていた急変が怖く心配で、直ぐにねこひげハウスに連れて帰りました。

 

 

 

物怖じをしない性格で、ゴロゴロとお腹を出して環境に慣れてくれ、安心した記憶があります。

 

 

 

チームZEROのシェルターに通いながら、今までの治療の経緯など調べている最中に、前日の夜には元気そうに見えたちゃいろちゃんが、翌朝にはぐったりと苦しそうに横たわっていました。

 

 

 

 

峰さんがよく急変すると言っていたのは、このことだったのか！と驚きました。

 

 

 

急いで当方のかかりつけ医に連れて行き、入院となりました。喘息に加えて気管支炎もあり、肺炎になり掛けていました。

 

 

 

翌日には呼吸状態は落ち着き安堵いたしましたが、喘息は想像以上に重く、強い薬は免疫力を下げてしまうため、改めて治療方針の提案をいただきました。

 

 

日によって波はありますが、今のところは喘息と気管支炎のコントロールは安定しています。

目の結膜炎は慢性化しており、再発して涙目になることが多いのですが、ねこひげハウスの仲間たちと過ごしています。

 

 

 

 

大変人懐っこい子で、猫見知りや人見知りをしない性格のため、初対面のお客様やスタッフにも毎日甘えてくれています。

 

ねこひげハウスに連れてきた時は、少し痩せていましたが、体重も増えてふっくらとしてきました。

 

 

 

再び、突然大きな発作が起きないことを願うばかりですが、今のところは元気で過ごしておりますので、どうか皆さまご安心ください。引き続き治療を継続していきます。

 

 

その他にも、継続的な治療が必要な重い疾患を抱える猫たちが多数いまして、当初から現在に至るまで、移動させて治療管理を行ってきていきます。

 

引き続き、チームZEROの猫たちのために応援していただけましたらどうぞお願い申し上げます。