みなてらすストーリー -私たちの軌跡とこれから- Vol.2

みなさん、こんにちは！

クラウドファンディングもいよいよ終了まで残りあとわずかです！

 

今回は、私たちの軌跡を綴った【みなてらすストーリー -私たちの軌跡とこれから-】の第2弾です！

 

2019年から企画が始まった私たちのこの活動。立ち上げは、予想だにしなかった感染症と向き合うことからがスタートでした。

 

ぜひ読んでいただけたら嬉しいです！

 

前回のストーリーはこちら。

 

①【頑張れば頑張るほど悪化する ー社会活動の矛盾と葛藤ー】

 

 

 

②【学習支援事業誕生！ ーできることだけやって貢献しようー】

 

寺子屋みなてらすの船出はまさしく“前途多難“でした。

 

2019年年末、学習支援事業への想いを日に日に強く持ち、少人数でしたが仲間を集め、地域の方々にもご説明をしながら少しずつ認めて頂けるようになってきました。

 

2020年初頭。いよいよ春の開校へ向けての具体的な動きを取り始めた矢先。
今まさにこれを書いている最中にも、世界中を恐怖と不安に突き落とした例のウイルスが生まれました。

 

新型コロナウイルス感染症。

 

2020年2月ごろ、地域社会でもザワザワとしてきました。
多世代の交流が多い地域活動において、ソーシャルディスタンスは活動の根幹を揺るがしかねない事態でした。

 

当時の仲間と地域の方々と何度も何度も打ち合わせを重ね、その度に方向転換を繰り返し・・・ですが、いつも最後に地域の方々から「なんとかなるから！三宅さんのいいようにしてみて！」と背中を押して頂きました。
今思っても、この時ほど地域でやると決めて本当によかった。と思える日はありません。

 

とはいえ、当初予定していた「学習支援＋食事の提供」については、感染対策や支援者の方々の意向もあり食事の提供を見送るなど、できなくなったり諦めるなどを余儀なくされることも多くありました。

 

まるで暗闇の中を、地図もなく彷徨っているような気持ちになる瞬間もありました。
その度、地域の皆さんから「三宅さん頑張って！」「みんなで盛り上げるよ！」と声をかけて頂いたり、教室に足を運んでくださったりしました。

 

“収まるのなんて待ってらんない。僕たちは社会に貢献するんだ。負けるわけにはいかない。”
当時近くにいてくれた仲間（事務局長渡邊や学生チーム、地域の皆さん）とそんな話をしたことを覚えています。

 

全て、私たちの希望通り進めることができないかもしれないですが、そもそも学習支援というご縁があったのもいろんな偶然や運命があったからです。
学習支援ができる、地域の皆さんとできる、もしかするとすごく面白いかもしれない、そんな想いにさせて頂いたことこそ、私たちの望み以上の現実であったはずです。

 

何か一つ。一つでもできるだけで、私たちにとっては嬉しいことです。

 

本音をいえば、できること全部やって、自分達も成長して、できることを増やして・・・そう思っていました。
それができないなら、違う方法で地域社会に貢献すればいい。
できることを出来るだけかき集めて、全員で一つの形になればいい。

 

ロゴデザインを考えている時、デザイナーのヒアリングに何気なく答えたことがあります。

 

「成長しなくても、頑張らなくても、地域に貢献できる団体にしたい」今あるもので、十分輝いているはず。

 

それを、きちんと「輝いている」と表現できる団体でありたいです。

 

③【最高の才能と繋がる面白さ ー地域のゴールドラッシュー】
へ続く。