
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 49人
- 募集終了日
- 2025年7月25日

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- 総計
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- 総計
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プロジェクト本文
終了報告を読む
はじめに
富山県小矢部市にございます埴生地区自治振興会会長の南優正でございます。
皆様方には、ますますご活躍のことと存じます。
また、日頃から、埴生地区自治振興会に格段のご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
私たち埴生地区自治振興会は、地区にある14の自治会のお世話をしながら、埴生公民館とともに地域のつながりを深めていく活動をしています。また、埴生地区にたくさんあります歴史的文化財を大切にし、これらを後世に伝えていくことを活動の中心にしております。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
昭和天皇の御歌
埴生地区は歴史国道「倶利伽羅越えいにしえの街道」など小矢部市の中でも数多くの名所・旧跡を有する地域であります。また、1924年(大正13年)11月3日、摂政宮殿下(のちの昭和天皇)が陸軍特別大演習御統監のためにご来県され、その折埴生御野立所に立たれた地でもあります。
手前より梨本宮、久邇宮、閑院宮。松樹の左は錦御旗。
この日は快晴の空のもと、ここからご覧になられた白銀きらめく立山連峰の雄大なる山容に感動され、翌大正14年(1925年)1月20日の歌会始の折「山色連天(山色天に連なる)」の勅題(天皇様がお出しになる、歌の御題)にて
立山の空に聳(そび)ゆるををしさにならへとぞ思ふみよのすがたも
とお詠みになられました。
歌の意味は分かりやすいかと思いますが、「ををしさに」は「雄々しさに」であり、「みよのすがたも」は「み代の姿も」の意味であります。特にみ代と言われたのは、当時摂政宮という身分のご自覚に基づくものでないかと推察します。
天皇になられてからは、ただ「世」と言われて「み世」とは言われておりません。当時、摂政の宮であられた昭和天皇の、謙虚で精妙なお心構えがうかがえる御歌であります。
この御歌を拝した当時の富山県民は大変感激し、立山の三ノ越の自然石に刻まれ、岡野貞一氏により「立山の御歌」が作曲され、富山県民歌として斉唱されてきました。
しかし、残念ながら、御製碑は県内各地(五カ所)にはあるものの、肝心の御歌を御詠みになられた当埴生地区には設置されていません。平成29年、有志の方々により御製碑建立の機運が盛り上がり、設立に向けて賛同者を募りましたが、当時は設置場所について意見がまとまらず、建立するに至らなかったと聞いております。
その後、令和3年に寿永荘というお年寄りのための福祉施設が老朽化により解体されることが決まり、令和4年に市の都市計画課により、寿永総解体の跡地に「御製碑のある公園」が計画されました。
そして、旧寿永荘駐車場横に摂政宮御野立之跡の石碑がありましたので、歴史を大切にする意味でもその場所に御製碑を建てればどうかとの意見が出され、建立場所について関係者の同意が得られました。
2024年(令和6年)、埴生地区自治振興会では立山の御歌が詠まれて百年というこの機会に、ここ埴生には素晴らしい歴史があることを「立山の御歌」で再認識していただくとともに、地元の方のみならず、広く市民や県民に知っていただきたく、当振興会に寿永荘跡地整備実行委員会を組織し、「埴生御野立所の御製碑建立プロジェクト」を立ち上げ、この「立山の御歌」の御製碑を建立することにいたしました。
このプロジェクトは、市が所有する土地と、地元蓮沼町内会が管理する関明神社周辺で行われます。市および蓮沼町内会からプロジェクトを行うこと、名所掲載を行うことの許諾を取得して進めております。
プロジェクトの内容
埴生御野立所に「昭和天皇御製」碑を建立する。
御製碑建立予定地に立てられている「御統監摂政宮殿下御野立之跡」と書かれた石柱碑(写真参照)は、現在、ずいぶん汚れているので、鉄柵を取り除き、石柱碑は磨き直し、基礎のあたりの石材を御製碑に合わせ、配置を考慮して設置し直します。
御野立所の歴史と「立山の御歌」、そして「御統監摂政宮殿下御野立之跡」石柱碑に当時の様子が記された説明板を設置します。
また、副碑を石板で作成し、建立にご協力いただいた方々のご芳名を刻みます。
さらに、当時、摂政宮殿下がそこから眺められたであろう立山連峰の説明板を設置します。
資金使途とスケジュール
■目標金額:200万円
■目標金額の使途および実施内容:
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。
優先順位は次のとおりで、支援金額に応じて段階的に実施します。
・御製碑建立費 500万円
・御野立之跡石柱碑移設費 200万円
・副碑建立費 200万円
・説明板設置費 80万円
・竣工除幕式及び返礼品 100万円
・立山連峰説明板 20万円
※それぞれの段階の費用に支援金が満たない場合には、自己資金を充当して支援金額に応じた工事を段階的に実施します
※クラウドファンディングで集めた支援金は「昭和天皇御製」碑の建立費の一部に使います。
■今後のスケジュール
・業者の選定、発注:2025年5月中旬頃~
・クラウドファンディング掲載開始:5月下旬
・地元企業や個人の賛同者への支援金協力依頼:6月~
・クラウドファンディング掲載終了:7月25日
・御製碑完成:2025年10月頃
・完工除幕式:2025年11月3日(月)を予定
・支援のお礼や返礼品の発送:11月3日以降
プロジェクトの展望・ビジョン
この御製碑を建立することにより、まずは地元住民の皆さんに小矢部市埴生地区にこのような素晴らしい歴史があることを再認識していただけるのではないかと思っております。
また、「立山の御歌」の歴史を知らないで歌っていた富山県にゆかりのある方々や、観光で小矢部市埴生を訪れた方々にも、御製碑と一緒に立山連峰を眺めていただき、その歴史を感じながら100年前に思いを寄せていただけるのではないかと思います。
御製碑が建立された後、この周辺がさらに公園として整備されていけば、近隣の小中学校の校外学習にも利用されるでしょう。そのためにも、地元の方々や埴生公民館、そして小矢部市観光協会と一緒になって、周辺の環境整備やイベントの企画、観光ガイドや案内看板の設置などに力を入れていきたいと考えています。
このすばらしい歴史を大人たちだけでなく、次世代の子供たちに語り継いでゆくためにも、ぜひ皆様の温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
応援メッセージ
小矢部市長 桜井 森夫
本市の埴生地区は、古代において砺波地域全体を統括した豪族の墓とみられる若宮古墳をはじめ、多数の古墳が作られた政治的要地であり、また、加賀国と越中国を結ぶ古代北陸道が通過する交通の要所として万葉集にも記載されています。
中世には、源平合戦の中でもひとつの大きな山場といわれる倶利伽羅峠の戦いの舞台にもなりました。その際に木曽義仲が戦勝を祈願した埴生護国八幡宮は現存しており、社殿は国指定重要文化財になっています。
この埴生地区を含む倶利伽羅峠周辺は倶利伽羅県定公園となっており、江戸時代に参勤交代が行われた旧北陸道は、平成7年に国土交通省により「歴史国道」に選定されています。
このように、埴生地区は多くの名所・旧跡を有する地域であり、さらには当地区の蓮沼において、大正13年11月3日に昭和天皇(当時、摂政宮殿下)が陸軍大演習で統監を行われた御野立所もあります。
昭和天皇はその御野立所からご覧になられた立山連峰の雄大なる山容に感動され、大正14年の歌会始において「立山の御歌」をお詠みになられております。
本年は、昭和天皇が「立山の御歌」を詠まれてからちょうど100年の節目であり、このような記念すべき年に埴生地区自治振興会の有志の方々により、御製碑が建立される運びとなりましたことを大変嬉しく思う次第であります。現在、埴生地区自治振興会では御製碑の建立に向けてクラウドファンディングにより寄付を募っておられます。
私どもとしましては、御製碑の建立により、小矢部市には古代から現在へ続く長い歴史があることを広く知っていただき、観光の振興や、地域コミュニティの活性化につながることを大いに期待しているところであります。
皆様に置かれましては、この取組みの趣旨にご賛同いただくとともに、お力添えをいただければ幸いであります。
小矢部市議会議員 竹松 豊一
昭和天皇「立山の御歌」御製碑建立のご支援のお願い
昭和天皇が摂政宮であられた大正13年(1924年)11月3日に、西礪波郡埴生村(現・小矢部市蓮沼)にお立ちになり、立山連峰の雄大な姿に感銘され、翌年の歌会始にて、山色連天「たて山の 空に聳ゆる ををしさに ならへとぞ思ふ みよのすがたも」と詠まれました。
この御歌は後に「立山の歌」として親しまれ、現在、富山県内各所に御製碑が建立されております。そして今、詠まれてからちょうど100年の節目を迎えるにあたり、これまで御製碑のなかったゆかりの小矢部市蓮沼に碑を建立すべく、有志により活動を重ねてまいり、ようやく御製碑建立の実行委員会が発足し、昭和天皇が立たれた御野立所に御製碑を建立する運びとなりました。
この御歌には、立山の雄大な姿と富山県民の想いが込められており、地域の誇りと文化的継承の礎となると同時に、次代を担う子どもたちの心に郷土愛を育む一助となることと信じております。
御製碑の建立予定地は、倶利伽羅県定公園に位置しており、周辺には古代から中世・近世に至るまでの多様な遺跡や文化財が存在します。将来的には公園整備事業も構想されており、これを契機として、公園としての整備が一層進むことが期待されます。
この御製碑は、歴史・文化・自然が調和する憩いの場の象徴として、多くの方々に誇りと学びを届けるものになることでしょう。しかしながら、御製碑の建立には多くの費用を要するため、皆様のお力添えが不可欠です。
この地の歴史と御心を、未来へと受け継いでいくために、つきましては、このたびクラウドファンディングを立ち上げ、広くご寄付を募っております。本主旨にご賛同いただける皆様におかれましては、何卒、温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
「原型富山歌人会」代表 仲井 真理子
(富山県歌人連盟副会長)
埴生地区で詠まれた「立山の御歌」
立山の空に聳ゆるををしさにならへとぞ思ふみよのすがたも
富山県に生まれ育った人ならば大抵の人が知っていて、歌うことができる立山の御歌です。
この御歌は、大正13年(1924年)11月3日、当時摂政の宮であった昭和天皇が富山県に行啓されたおりに詠まれたものですが、大正14年の歌会始めの「山色連天(さんしょくてんにつらなる)」の御題で御歌として発表されました。
富山県民は「われらの立山を歌にして下さった」ととても感激し、県では立山の三ノ越に歌碑を建てることになりました。加えて、東京音楽大学教授、岡野貞一氏(「故郷」「朧月夜」の作者)がこの御歌に曲をつけられたのです。
その楽譜を、富山市では、印刷し各学校に配布しました。そして、小中学校では式典にこの御歌を斉唱することになりました。中学校や女学校の立山団体登山の際は立山の御歌碑の前で斉唱するのもしきたりとなったとのことです。
そのような経緯で伝えられ、県民だれもが知る「立山の御歌」となりましたが、何ぶんにも戦前のことです。いわれを知らない者も増え、私も親からの聞き覚えで歌っていたのです。そして、四十年前、小矢部市に住むことになり、この御歌が小矢部市埴生で詠まれたことを初めて知りました。
昭和天皇が見て感動した立山を今、埴生地区に住む私たちは四季を通じて見ることができるのは、とてもありがたいことです。また、埴生地区は、旧北陸道の交通の要衝として栄え、多くの人が歩み、和歌や俳句を残していることでも知られています。
〈焼太刀を砺波の関に明日よりは守部遣り添へ君を留めむ(万・4085)〉大伴家持が「砺波の関」と詠んだ地は、特定されていませんが倶利伽羅山の麓にありましたし、歌枕「卯花山」もこの地の山と言われています。
これらの埴生の地で詠まれた和歌や俳句などに触れる時、古くからの日本語の持つ力と美しさを改めて思います。この地区に住む子供たちには、古くからの日本の言葉の魅力に親しんでもらいたいと思います。そして、末永く御歌の心を伝えるものとして、御歌の歌碑建設は意義の深いことだと思います。
多くの方々のご支援をいただき歌碑建設が進むことを願っています。
御歌について、辺見じゅんは「二十代の方とは思えない成熟した実に立派なお歌です」と述べ、解説しています。(『よみがえる昭和天皇』辺見じゅん・保坂正康共著/文春新書より、※引用文)
※〈立山が空に聳えている、その雄々しさを範にしようと思う、自分の治世も〉そう詠んでおられる。「ならふ」は「倣う」ということでしょう。「みよ」とは、「御代」で天皇の治世をいいます。十三年に行われた陸軍大演習で、富山県に行啓されたおり、平野から望む立山連峰の姿に感動されたと聞きます。その雄々しい山容を、これから自分が治めていく国の姿に重ねておられる。
※〈注意〉天皇が詠まれた歌を「御製」、皇太子、ほか皇族が詠まれた歌を「御歌」といいます。そのため、この文書では、「御歌」に統一しました。
- プロジェクト実行責任者:
- 南 優正(小矢部市埴生地区自治振興会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年11月3日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
埴生地区自治振興会の寿永荘跡地整備実行委員会が、寿永荘跡地(御野立所)に御製碑を建立するとともに、いままでそこにあった御統監摂政宮殿下御野立之跡の石柱碑を移設します。また、案内板を設置します。支出内訳:御製碑&御野立之跡石碑の建立700万、副碑 (発起人代表、揮毫者、寄付者名など)200万、御製碑&御野立之跡石碑の説明板80万、立山連峰の説明板20万、竣工除幕式および寄付者への返礼100万
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額は1100万 目標金額との差額は、以前この事業にご賛同いただいていました地元企業の経営者の方や、地元の方々にご協力をお願いします。 また、それでも不足が生じれば、埴生地区自治振興会から負担することも考えています。
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