
支援総額
目標金額 100,000円
- 支援者
- 3人
- 募集終了日
- 2022年3月27日

豪雨災害で崩壊した参道修復を。重要文化財・舟城神社を未来へ繋ぐ。
#地域文化
- 現在
- 4,165,000円
- 支援者
- 65人
- 残り
- 8日

10周年記念事業「東北ゼブラ会議 2026」開催!東北創生の次代へ
#地域文化
- 現在
- 940,000円
- 支援者
- 33人
- 残り
- 31日

久賀島の歴史を後世に語り伝えたい・潜伏キリシタン資料館サポーター
#地域文化
- 総計
- 4人

山北の風景を守りたい―生産者こだわりのみかんを届ける、私たちの挑戦
#地域文化
- 現在
- 230,000円
- 支援者
- 17人
- 残り
- 56日

KOMAGANEから元気プロジェクト『マンスリーサポーター募集』
#地域文化
- 総計
- 0人

消滅寸前・住民3人の秘境|心と身体を整える「雲隠れの里」に再生へ
#地域文化
- 現在
- 7,779,000円
- 支援者
- 228人
- 残り
- 19日

丸岡城下に新たな歴史を 日向御前・国姫の顕彰モニュメントを未来へ
#地域文化
- 現在
- 6,320,000円
- 支援者
- 78人
- 残り
- 19日
プロジェクト本文
終了報告を読む
こんにちは、宮下清次郎と申します。
長崎県諫早市森山地域、海抜ゼロメートルにある旧諫早湾干拓地にて、長崎県認定特別栽培米ひのひかり/にこまる と、特別栽培ミニトマト「宮トマト」を栽培しております。
冬、私の田んぼには、毎朝、鶴がお散歩にやって来ます。子どもの頃から、稲を刈り取った後、静かになった田に沢山の鶴が群れている景色を見て育ちました。
私の田にやってくる鶴「ナベヅル・マナヅル」は、絶滅の危機にあり、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されていることを知りました。環境省の調査によると、ナベヅルは世界の生息数の約9割、マナヅルは約5割が日本に飛来しており、鹿児島県の出水市が世界最大の越冬地となっています。
日本国内でも、ナベヅル・マナヅルの適切な保全に取り組んでいます。出水市では過去、個体数の増加に伴い農業被害が深刻となり、休遊地の確保や給餌、防除の対策等によってツルと農業の共存を図ってきました。
その結果最近では、個体数が出水市に一極集中することにより、感染症の発生等による種の絶滅リスクが懸念されているそうです。そこで、一極集中による絶滅リスクの軽減のため、適切な越冬地の数の増加が求められているそうです。
鶴が毎朝、出水市から飛来し、夕方には群れて飛んで帰るのが、冬の日常と思っておりました。しかし、鶴がこのような危機に瀕していると知り、私も何か出来ることはないかと考えました。
出水市でも鶴の増加に伴う農業被害が深刻化したように、私の住む森山地域でも鶴の被害に困っている農家さんがいらっしゃいます。一方で、稲を刈り取った後は田に鶴が遊びに来ても問題ないよ、という農家さんもいらっしゃいます。
上の写真の黒いビニールは、野鳥除けのために立てられています。この黒いビニールが立ててある田んぼには、小さな麦の苗を植えています。
この田んぼでは、麦の苗を鶴が食べて、苗がなくなってしまう農業被害があります。
なんとか私も農家として生活を続けながら、野鳥の鶴と共存し、生活を営む方法を考えました。
私も含め、旧諫早湾干拓地に点在している「冬に休耕している田んぼに鶴が飛来してもいいよ」という農家さんの田に餌をまき、鶴を集めます。逆に、餌をまくことで、「冬に苗を植えて育てている田んぼに鶴が飛来してほしくないよ」という農家さんの田んぼに鶴が集まらなくなります。
そう思い立ち、出荷できず廃棄される米やミニトマトの規格外品を餌に活用出来ないかと考え、餌を作りました。私自身、生き物が大好きで、自分で作った餌を田んぼに散布しておりますが、一人の力では限りがあります。
そこで、次の3ステップを計画、クラウドファンディングに挑戦することに致しました!!
鶴が飛び交う自然の中で、私の作った餌が、少しでも多くの鶴に届き、少しでも農地に育つ農作物被害を減らせればと願っています。
①鶴が飛来してもいいよという田んぼに、下のポスターを掲示した立て看板を立てたい!!
このポスターを立て看板にして、冬に何も植えない田んぼに掲示したいと思います。
同時に、ナベヅル・マナヅルについて説明したポスターを地域に住む方々が利用する場所にはり、リーフレットを配布し、鶴飛来地として啓蒙活動と野鳥へ対する地域のリテラシーを高めるたいと思います。
②立て看板のある田に、餌をまこう!!
餌を食べ、休憩している鶴です。私の活動に賛同して下さる皆さんにも、田んぼに餌をまけるよう準備致します。今後は、餌を販売し、この活動が継続的なものになるよう役立てたいと考えております。
野鳥の鶴への餌やりという点は、とても人工的な保護活動であると考えております。
専門家の方にお尋ねした際、冬の田に薄く水を貼る等、自然のままの環境を再現し保護活動が理想であるとアドバイスを頂きました。
しかし、現在、鶴が飛来している場所は昔からある田畑です。
冬作物を栽培している農家さんもいらっしゃる中で、共有水路を使って冬の田に水を貼り、管理維持することは、農業をしているからこそ、残念ながら実現は非常に困難であると思います。
そこで、餌やり以外の方法で、農地と鶴飛来地が重ならないよう分け、共存できる方法をお尋ねしたところ、非常に難しい課題であるとのお話でした。
地元の公的な機関へ相談もしましたが、鳥インフルエンザ等が現地で発生していない等の理由から、なかなか関心が向かないご様子でした。
今現在、何もしなければ農地エリアでは、害鳥扱いという現状がございますので、私個人の活動として餌をやることで農業と鶴の共存を目指します。今後、餌やり以外の方法で、鶴と農業が共存できる方法が見つかった場合は、新たに取り組みができればいいなと思っています。
③餌をまいた田んぼを遠くから観察しよう‼
餌をまいた後は、田んぼから離れた場所から、そっと静かに観察してみよう。
鶴の美しい姿と森山地域の景観を観察することで、鶴との共生について考えを深めながら、地域で大切に見守りたいと思っています。
この取り組みが、鹿児島県出水市さんの様に、個人から地域、そして行政の取り組みになればと、願っています。
今年は鹿児島県出水市で鶴由来の鳥インフルエンザ等、私たちにとっても鶴にとっても大変な感染症問題がありました。
越冬地の一極集中を防ぎ、少数の群れで越冬できる環境があることで、このような伝染病の防止にもつながるそうです。
私の農園「宮下農園」では、有機肥料を中心に、必要最低限の農薬使用に抑えています。
持続可能な農業を子どもたち世代に、旧諫早湾干拓地の豊かな自然環境を未来へ繋いで行きたいと願っております。
これからも、野鳥が毎冬に訪れてくれる地域であり続けられるように、農家が美味しい農作物を栽培し続けられるように、野鳥と農業が共存できる地域にしたいと思います。
私の小さな取り組みが、地域の取り組みになり、森山地域全体が、自然にも人にも安全で安心な地域になることを願い、このプロジェクトを起ち上げました。
このプロジェクトを成功させ、田植えシーズン前に、立て看板を設置し、来シーズンの飛来を迎える準備を進めたいと考えております。
皆さま、どうぞお力添えをよろしくお願い致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
目標金額に達成した場合のみ、リターンをお届け致します。
<目標金額の内訳>
立て看板設置費用 5万円
鶴の餌費用(米など餌の原料・袋購入代)1万円
リターン品の購入・梱包資材・発送料、READYFOR手数料等
<参考資料>
環境省 平成26年11月21日付『「ナベヅル、マナヅルの新越冬地形成等に関する基本的考え方」について(お知らせ)』
Copyright © 2022 Seijiro Miyashita All Rights Reserved.
- プロジェクト実行責任者:
- 宮下 清次郎
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年8月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
立て看板設置費用 5万円 鶴の餌費用(くず米・袋購入代)1万円 リターン品の購入・梱包資材・発送料、手数料
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プロフィール
農業一筋70余年!! 海抜ゼロメートルから、安心・安全・美味しいをお届けします!! 🌾長崎県認定特別栽培米ひのひかり/にこまる 🍅特別栽培ミニトマト”宮トマト”シリーズ 長崎県諫早市森山町にある宮下農園と申します。 当農園は、旧諫早干拓地にあります。 土や砂の混じっていない「純度100%潟」土壌は、海のミネラルをたっぷり吸収し、キメが細かく柔らかです。代々、こだわりの有機肥料を使い、豊かな潟土壌を守っています。 令和3年 エコファーマー認定を取得いたしました。
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リターン
500円+システム利用料

御礼のメール
・御礼のメールを送信いたします。
受け渡し方法:目標金額達成後、メールを送信致します。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
1,000円+システム利用料

特典付き御礼メール
・宮下農園の特別栽培ミニトマト「宮トマト」10%増量券付きの御礼メールを送信致します。
受け渡し方法:メールにてお送り致します。
ご利用方法:注文時、備考に、増量券に記載されている番号をご記入下さい。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
500円+システム利用料

御礼のメール
・御礼のメールを送信いたします。
受け渡し方法:目標金額達成後、メールを送信致します。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
1,000円+システム利用料

特典付き御礼メール
・宮下農園の特別栽培ミニトマト「宮トマト」10%増量券付きの御礼メールを送信致します。
受け渡し方法:メールにてお送り致します。
ご利用方法:注文時、備考に、増量券に記載されている番号をご記入下さい。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年4月
プロフィール
農業一筋70余年!! 海抜ゼロメートルから、安心・安全・美味しいをお届けします!! 🌾長崎県認定特別栽培米ひのひかり/にこまる 🍅特別栽培ミニトマト”宮トマト”シリーズ 長崎県諫早市森山町にある宮下農園と申します。 当農園は、旧諫早干拓地にあります。 土や砂の混じっていない「純度100%潟」土壌は、海のミネラルをたっぷり吸収し、キメが細かく柔らかです。代々、こだわりの有機肥料を使い、豊かな潟土壌を守っています。 令和3年 エコファーマー認定を取得いたしました。










