７月も終わりました！

いつも応援ありがとうございます。

 

前回に引き続き、7月のピックアップご報告です！

 

４．飼い主さんが入院！　5匹の猫が残されて

 

以前から支援していた高齢女性が緊急入院、猫が残されているという行政からの連絡。

ご本人はほんの少しの間、と知り合いに餌やりをお願いしておられました。

でも酷暑の中、締め切った室内は想像しただけで恐ろしい。

かつては数十匹いた猫も、根気よく手術や引き取りをし、今は5匹だけ。

まずどうやって捕まえるかが大問題。

主の姿がなく数日、猫たちはおびえています。

そして…とっても片付けがニガテな方。　

あふれかえるモノを除けないことには捜索もできない。

蒸し風呂の中の片付け作業。

 

4匹は保護成功！でも最後の1匹がどうしても見つからない。

室内にはいないと判断し外に餌と監視カメラ。

外にいることを確認！

何とか無事保護できました。

飼い主さん、病院にいても気が気じゃない💦

家族ですから☆

 

今回は、餌やりを依頼してあったこと、福祉に繋がっていたことが幸いし早めの保護ができました。

でも、多くが人知れず、飼い主なき後命を落としているのが現実です。

動物を飼っている場合は、必ず周囲に話し協力をお願いしておくことが必須ですね！

 飼い主さん、年齢や病状から帰宅はほぼ望めないと思われます。

どんなにいっぱいでも、受け入れざるを得ません。

 

 

５．行き場のない犬

 

長時間山中をさまよい、熱中症で倒れた９０代の飼い主さん。

寄り添っていた中型のワンコ。

飼い主さんは入院。

「犬の行先がありません」

そんなヘルプ。

また一緒に暮らすことを夢見ている飼い主さん、手放す意思はなく、そうなると保健所も動けないのです。

迎えに行った日、郡上市は観測史上１位　39.8℃を記録！

犬を外飼育できる世の中ではなくなりましたね。

 

幸いフレンドリーな男の子。

一晩は不安定でしたが、翌日からは落ち着きました！

 

高齢の方と動物たちの暮らし。

一見ほほえましく見えますが、命に対する責任の概念がないと悲劇にしかなりません。

必ず訪れるその日。

社会のサポート体制がなければ破綻するしかない…大切な課題です。

 

６．WキャリアでもチャンスGET！

 

近隣の猫が家に入り込む！という苦情。

よく聞くと、少し前に衰弱の激しい猫を保護してほしいと依頼があった件でした。

私たちにどうしても預かり場所がなく、依頼者さんが迎えてくれようとしたものの…

エイズ白血病のWキャリアであることが判明。

先住猫さんがいるお宅のため断念💦

外で面倒を見ようとしたところ、近隣からの苦情となったのでした。

 

ご事情を汲み、もふっこひだで引き取ることにしました。

とはいえ、単独室など用意できるはずもなく💦

SNSで必死の呼びかけ！

すると、245ｋｍ離れた三重県伊賀市から手が上がったのです！

とっても素敵な猫保護のベテランさんでした！

同じ症状の子がいるから、もう１匹くらいＯＫと♡

 

拡散の威力とつながったご縁に感謝しつつ、基本医療をかけてから7/30に移動。

長旅をものともせずおいしそうにご飯を食べる姿を見て、涙が出るうれしさ！

とっても性格の良いかわいい子です。

Ｗキャリアでもみんなに幸せをくれるでしょう

つけてもらった名前は“幸（こう）”　この名の通りにきっとなれますね！

 

相変わらず、飼育破綻にまつわる案件がひしめいています。

何とか突破口を！と日々模索中！

またご報告いたします。

 

皆様、猛暑にお気をつけてお過ごしください。