耳すます庭

百才［ももとせ］は、職業もライフスタイルも様々なメンバーによって運営されており、将来のビジョンもお庭に対する想いも人の数だけあります。

メンバーそれぞれの想いをご覧いただきながら、ぜひ皆さんにとっての理想のお庭をイメージししていただければうれしいです。

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百才プロジェクトメンバー・和紙造形作家のにしむらあきこと申します。
このたびは私たちのチャレンジにご興味持っていただきありがとうございます。

 

伝統的な和紙漉きの技法を応用した和紙造形という表現方法で、作品を制作しています。
都内各地で展示をしたり、ホテルや病院、福祉施設にアートを納めるコミッションワークが主な仕事です。

 

 

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あまり目立たない、ひっそりとした裏手にわたしのアトリエ はあります。

 

 

やっと空気が澄んできて、ドアを開け放して製作することが多くなりました。
そうすると、珍客も多く訪れます。
小さな蜂、コウロギ、蝶々、蜥蜴。

 

夢中になって製作していると、
ほたり、ほたり
と梅の木や柿の木が落とす枯れ葉の音が聞こえます。力んでいた肩がふっと抜けるのを感じます。

 

 

小鳥がその梅の木にとまって、ちいちい、とさえずることもあります。かわいらしくて、ついその姿を探してしまいます。

 

イベントが行われたりすると、
賑やかなこどもたちの声や、黄色い女性の声なんかも響いてきて、わたしは音楽を消して声と言葉のBGMを楽しんだりします。

 

突然窓から、大家さんがひょっこりと顔を出し、笑顔で「や！」と言うこともあります(口から心臓が飛び出るほどびっくりします笑)。

 

すべてのものが、なんだか平等にある。
そんな感じがする、百才の庭です。

 

たくさんの人に、この庭で耳をすますことを味わってもらえたらいい。
今のままでは、いろいろと危険や不便が多いので、少し整備して。
木陰でゆっくり本が読めるようなベンチとか、ふかふかと足に柔らかい緑を育てて。

 

すべてのひとに平等に、心地いい庭に。
みなさまと一緒に育てていけたら幸せです。

 

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リターンでは、わたしのワークショップもご用意しています。
大金をいただくので、おひとりおりとりに向き合い、ご要望にお応えできるようなワークショップにしたいと思っています。

 

お部屋の寝室に大きめのパネル作品をつくりたい、とか。
自分で作った紙で花を包み、誰かにプレゼントしたい、とか。
クリスマスモビール作りたい、とか。

 

わたしの技術で対応できることであれば、出来る限りご協力します。

どうぞ、ご支援よろしくお願いいたします！

 

アトリエ紙と青　にしむらあきこ