保護猫活動に必要不可欠なスペイクリニック

避妊・去勢した後のリリースまでの日数には考慮が必要です

 

多くの個人の方や団体の皆さんが、野良猫を地域猫にしようと

活動を頑張っていらっしゃいます。

行政も一緒に取り組んでいる所もあります。

 

猫が多くなって困っている、子猫がいて危ないなど様々な要因が、

【地域猫にして一代限りの猫の命を大切にしましょう】

【人と動物の共生できる社会づくり】というテーマで取り組んでいると思われます。

 

そのために必要不可欠となっているのがスペイクリニックです。

保護猫の避妊・去勢をしてくれる動物病院です。

 

現在スペイクリニックの数は多くあるとは言えませんが、保護猫たちの避妊・去勢をして数日預かるようにしてくださっているようです。

 

しかし、通常の動物病院では保護猫はその日に引き取りに来るようにと言われることがあります。

 

できれば、オスの去勢の場合でもFIPが発症することがありますので、せっかく保護して去勢して、これから幸せに暮らせるようにと地域猫にしたのに、手術をしたことによってFIPを発症して死んでしまうことになると残念です。

FIPは現在、高額ではない薬も出回って、用意されている動物病院もありますので、リリースの日にちを長めにして健康体であるのを確認して、リリースをするようにしなければいけないと思います。

 

大切な命を皆で守るようにして、地域猫の活動に取り組みましょう。