支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 175人
- 募集終了日
- 2025年6月13日
コラム2 「どうして日本で産むんですか?お国に帰ればいいのに」
みなさん、こんにちは。
GWに入られた方もおられるでしょうか。
NPO法人Mother’s Tree Japanでは、週末もオンラインでのサポートが続いております♪
今日はたまに聞く、
「どうして外国人妊産婦は日本で産むのですか? お国に帰って産めばいいのに」
という質問について書いてみたいと思います。
助産師さん、保健師さん、医療関係者、そして外国人支援者さんからも、時々受ける質問です。
みなさん特に他意はなく、無邪気に質問されて来られます。
そんな時にお答えしているのは、主にこの3つです。
① 普通に労働者として勤務しているので、臨月まで働いているから
② 国に帰るには相当なお金がかかるため、ベストタイミングで帰りたいから
③ 日本ほど女性が安心・安全に出産でき、安心して子育てできる国はないから
①について
「外国人」と一括りにされることが多いのですが、在留資格や来日事情は実に様々です。
しかし、多くの若い外国人女性は、常勤・パート・派遣などの形で普通に日本で働いているため、臨月ギリギリまで働いている方が多いのです。
ですので、ずっと健康保険も払ってきて、検診も受けてきた日本で産むのは自然な流れですし、そこから飛行機での移動は危険を伴うため、日本で出産することになります。
自分を逆の立場に置き換えたら、ここは容易に想像できると思います。
②について
コロナ以降、航空運賃がとても高くなりました。
多くの人はおいそれと自国と何度も行き来できません。
アジア系の方々は、日本の盆暮れ正月にあたる旧正月や、親戚一同が集まるお祭りの時に、赤ちゃんと一緒に帰り、赤ちゃんをお披露目したいという思いを持っています。
「自分が出産のために帰る」というよりも、
「ビザが下りれば国からお母さんに来てもらい、自分はお披露目の時に帰る」
という方が多いのです。
その気持ちも、よく分かりますよね。

③について(今日一番強調したいこと)
よく外国人ママたちに、
「日本のいいところを教えてください」
と尋ねると、
「日本人が好き」「日本の文化が好き」
といった私たちの期待とは少し違う答えが返ってきます。
(それらは2番目か3番目で、「稼げる国」というのはもっともっと下位です。)
一番多い答えは、
「安心で安全で、医療も教育も素晴らしいから」
です。
例えば
- 国民皆保険に入っていれば、何かあったらすぐに医者に行ける
- その日に安価に薬をもらえる(良し悪しは別として)
- 中学まで無償で学校に通える
- 各種児童手当がある
- 補助チケットやクーポン、出産一時金を使って病院で安心して産める
- 子どもの医療費がタダ
これらが当たり前になりすぎている私たち日本人には、なかなかピンと来ないかもしれません。
けれど、日本ほど女性と子どもにとって安心・安全な国は、世界中見渡しても、本当に、本当に、少ないのです。
女性と子どもが夜道を歩き、
子どもたちだけで学校へ通い、
親子で電車の中で居眠りする——
そんな風景に、多くの外国から来られた方たちは驚かれます。
「日本って、どれだけ安全なの?!」
と、衝撃を受けるわけです。
世界には、自由に発言しただけで命を狙われる国、女性が一人で外を出歩くと誘拐や暴行の危険に晒される国、紛争が絶えない国がたくさんあります。
先進国と呼ばれる国々でも治安悪化が著しい昨今です。
そんな中、日本は、
世界水準の医療と教育、そして安全性が担保されている、ワンダフルな国なのです。
そんな事情を知ってから、私は朝起きるたびに思います。
「ああ、屋根のある温かい家で目が覚めてよかった。
爆撃も襲撃もない夜を過ごせてよかった。
朝ごはんが食べられてよかった。
母国語を話せてよかった。
今日も電気が止まる心配をせずに仕事できるって、すごい」
そして
「日本に生きているというだけで、とてもラッキー!」
そんな思いを噛み締めながら、毎朝お得な朝を迎えています(笑)。
いつもあちこちでお伝えしていますが、
多文化共生社会を作っていくことは、外国人のためだけでなく、日本社会そのものをよくしていくことです。
外国人ママたちの目を通して日本を見つめ直してみると、見えてくるものがたくさんあります。
いいところも、改善したいところも。
私たちがあまりに当たり前になってしまい、
目を向けることすらなくなっていたところに、改めて光を当てるチャンスをもらえるのです。

そうして外国人の方と触れ合っていくと、
彼女たちは「気づきのチャンスの神様・女神様」に見えてきます。
「どうして日本で産むのか、産みたいのか」
その質問を受けるたびに、私たちが当たり前になっている、安心・安全のありがたさを、心から噛み締めるのです。
*4月中に多くのみなさんにご共感いただいて、最終ゴールの40%まで到達できたらいいなと思っております。
周りのご関心を寄せていただけそうな皆様にシェアしていただけると嬉しいです♪
引き続き応援よろしくお願いいたします!
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