キセキのナハネフ

みなさま、本当に本当にありがとうございます！

ネクストゴールも終了の一日前に達成することができました。

21時過ぎまで塾に行っていたのでお礼が遅くなりましたが、早く皆さんにお礼が言いたくて急いで帰ってきました。

 

クラウドファンディングも明日までになりました。

550人以上の方にご支援いただき、500万円も達成できたことが夢のようです。

本当に本当にご支援くださったみなさま、シェアしてくださったたくさんのみなさま、ありがとうございました。

 

ぼくの気持ちをもう少し聞いていただけたらうれしいなと思って、

この記事を前から書いていましたのでぜひ読んでほしいです。

 

ぼくは、このナハネフ22 1007はキセキの列車だと思っています。
髙橋さんがずっとナハネフのことをそう言っていたのですが、ぼくもこのクラウドファンディングをやってみてそう思うようになりました。

 

もし、ＪＲ九州さんがナハネフを残してくださっていなかったら、福岡市の方が貝塚公園に車両を置きたいと考えてくださらなかったら、ナハネフがこの貝塚公園に来ることはありませんでした。

もし、ボロボロになったナハネフの写真が髙橋さんがたまたま見た雑誌に載っていなかったら、髙橋さんがナハネフを修復したいとお願いしたときに、JR九州さんや福岡市の方が断っていたら、髙橋さんが途中であきらめていたら、ナハネフが今の姿になっていなかったので、内部公開イベントももちろんなくて、ぼくがナハネフに気付くことはなかったと思います。

そしてもし、ぼくが去年の秋にがんばって宿題を早く終わらせてでも、どうしてもナハネフの公開に行きたいと言わなければ、その時に髙橋さんがゆっくりぼくの話を聞いてくれていなければ、その後ぼくが勇気を出して手伝いたいと伝えていなければ、そして、髙橋さんがぼくの思いを受け止めてくれなければ、このクラウドファンディングは実現しませんでした。

 

そして。

これだけたくさんの方たちがナハネフのために、ぼくたちのために協力してくださらなければ、ナハネフはまたボロボロのままになっていたと思います。

ぼくは、きっとナハネフがまだまだ元気でいたい、きれいな姿になってもっとたくさんの人に見てもらいたい、と思ってみんなをここに呼び寄せてくれたように感じています。

クラウドファンディングをはじめてから、毎週ナハネフに会いに行くたびにナハネフがどんどんうれしそうになっていっているように感じます。

それは、ぼくだけではなくこのプロジェクトを知ってたくさんの方がナハネフのことを考えてくれたり、わざわざ会いに来てくださっているからだと思います。

そしてぼくも。

色々なキセキが積み重なってこうしてみなさんと出会うことができました。

髙橋さんや、ボランティアガイドでお手伝いしてくださった方々、貝塚公園を担当してくださっている福岡市の職員の方々、そして、クラウドファンディングをはじめてからは、家族や親せき、学校や塾の友達や先生たち、近所の方たちだけでなく、新聞やラジオ、テレビ局の方や、これまでナハネフを守るために色々と助けてくださった方々、すごく遠い存在だと思っていた南田マネージャーや池田邦彦先生、YouTuberの方たちまで。

そして、ナハネフを愛してくれる全国の、世界中の、たくさんの方たち。

 

正直言うと、こんなにたくさんの方が見ず知らずのぼくたちのために支援してくださるとは思っていませんでした。

 

クラウドファンディングが終わるのが、実は少しさみしいです。

毎日みなさんからのメッセージを見て、それにお返事するのがすごく楽しみでした。

あたたかいメッセージも、思い出の話も、ぼくたちへの応援のメッセージも、すごく励みになりました。

本当にありがとうございました。

 

この出会いや経験は本当にキセキだと思います。

 

みなさまにも、ナハネフと出会ったことでなにか『キセキ』が起こっていたらいいなと思います。

 

クラウドファンディングもいよいよ明日までになりました。

明日は放課後少ししかないけど、ナハネフに会いに行こうと思っています。

たくさん支援が集まれば、その分よりナハネフを長く元気にしてあげることができます。

どうか、ぼくたちの思いをたくさんの人に伝えるために最後までご協力、ご支援お願いいたします。

 

坂井　利優