修復工事完了のご報告

 

おはようございます。ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会の高橋です。

 

タイトルの通り、ここに去る 3/19（木）に修復工事が無事完了いたしましたことをご報告致します。２月中旬に着工し、約１ヵ月間の工事となりました。

3/19（木）午後2時からは、現地にて福岡市東区長よりこのクラウドファンディングプロジェクトを通して支援を呼びかけるために協力してくれた坂井利優君と私に福岡市長からの感謝状授与式がございました。学校だけでなく塾の勉強も忙しい利優君が本当によくがんばってくれたことに大変感謝すると共に、今回のプロジェクトを快諾し支えてくださった利優君のご両親にも御礼申し上げます。

 

そして皆様からの多大なご支援をいただき、こうしてナハネフ22 1007が再び大変美しい姿によみがえったことにご協力いただきましたお一人お一人に改めて深く感謝申し上げます。こうして修復できたことは、皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 

3/20（金）には支援者限定車内公開イベント、そして例年ですと 3/21（土）、3/22（日）には恐らく福岡市主催による一般車内公開イベント（無料）が開催されて車内もご覧いただけるはずでしたが、コロナウイルス感染症を防ぐためにいずれも開催できませんでした。

 

楽しみにしていた皆様には改めてお詫びを申し上げるとともに、ご理解を賜りましてまことにありがとうございます。

 

感謝状授与式の際に、福岡市東区長より今年10月には恒例の車内公開イベントを開催するとのお話がございましたので、詳細日程が決まり次第「ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会」Facebook ページにて皆様にお知らせしますのでよろしくお願いします。

 

ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会

https://facebook.com/COQTEZ

 

工事中に足場で囲われた現場にて利優君と

 

利優君、ありがとう！！

 

車体上部にも帯が入り、折戸扉の上には星マークも入りました。また窓枠ゴム（Hゴム）は、特注のグレー色のものに取り替えることができた（今回の修復前は黒色のものにグレー色ゴム系塗料を塗ったものだった）ため、寝台特急として活躍していた頃の風格ある姿に近づきました。

 

車体部分（国鉄青15号＋同クリーム1号の３本帯）と屋根部分（国鉄ねずみ色1号）の塗装に加え、今回床下も塗装することができました。

 

今回の工事では車内の修繕は予定しておりませんでしたが、施工していただいた 司機工株式会社 の代表取締役副社長、山本昇一郎様のご厚意により、国鉄青モケット（生地）に破れがあったシート２脚もきれいに張り直していただきました。本当にありがとうございます。

 

洗面台前の床部分も、きれいに塗り直していただきました。こちらも、当初の工事予定になかったもので司機工株式会社様のご厚意によるものです。ありがとうございます。

 

任意団体 ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会

会長　髙橋 竜