実行委員、それぞれの振り返り②

このプロジェクトの中心メンバーを決めるとき、先生が「このプロジェクトの中心メンバーに入りたいという人、起立！」と言いました。しかし私はこのとき立つことが出来ませんでした。中心メンバーに入りたいという気持ちもありましたが、それ以上に不安と心配が大きかったからです。けれど中心メンバーに入ったら普通の中学生がやらないことをやるだろうし、プロジェクトが成功したときの達成感も大きいに違いないと思い、翌日「、中心メンバーに入れてください」とお願いをし、入ることが出来ました。

最初の頃は「皆の足を引っ張るんじゃないか」、「自分にできるだろうか」という不安もありましたが、今は中心メンバーとして活動出来てよかったと思っています。

途中コロナウイルス関連で２週間学校に行く事ができず、自分の不甲斐なさを感じた時もありましたが、家にいながらリモートで３年生にプロジェクトの説明をしたり、クラウドファンディングのページを作ったり、新聞の取材を受けるなど多くの経験を積無ことができました。成長できたと実感しています。また、プロジェクトを見事成功させ、コロナ禍で暗くなった地域を明るくすることが出来て嬉しいです。

私はこのプロジェクトを通してリターンや新着情報を考えるなど、クラウドファンディングをする上で大切なことやパソコンで資料や動画を見せながら説明するなど、自分の考えを人に伝えるにはどういった工夫をすればいいのかを学びました。その中でも一番重要だと思うことは「こんな感じでいいや、このくらいでいいや」などと妥協してしまえば「絶対に良い物は出来上がらない」ということです。

このプロジェクトで学んだことは将来にも生かしていけると思います。このプロジェクトには本当に大きな価値があったと感じます。自分たちの成長や地域を明るくするだけではなく、一生の思い出にもなりました。自分から何かを始められる人がこの先の社会で重要になると思います。自分たちが全く新しいことに挑戦したことで。次の代も「自分たちで何か新しいことをやってみよう」となるかもしれません。

このプロジェクトを成功させることが出来たのも応援してくださった皆様のおかげです。応援してくれた保護者、地域の方、県外の方々に心から感謝します。本当にありがとうございました！！

 

バルーン実行委員　澤岻光咲