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2023年02月02日 17:00

中学総合学習で、難聴をテーマにした講座をしてきました!

皆さん、こんにちは!
岩尾です。

 

昨日は、中学校の総合的な学習の時間を使わせてもらい、難聴についての学習を2コマやってきました。

 

今回は、1コマ目に難聴についての正しい理解を伝えて、
2コマ目で、ケーススタディをグループごとに考えて発表するというものでした。

 

総合的な学習については、年間通してやっているようでして、グループワークで考えていっていますとのことでしたので、お打合せをして、こういう形にしましたが・・・

 

この形、いいですね!

 

欲を言うと、もう少し時間がほしい(笑)


1コマ講義
1コマ、ケーススタディについて考える
1コマ、発表に向けてまとめる
1コマ、発表&フィードバック

このくらいできたらすごくいいんですけどね。


難聴だけでこれだけ時間はとらせてもらえないかな(笑)

どこか、呼んでくれません?(笑)
喜んで行きますよ!

 

今回良かったことは、
ケーススタディを実際に考えてもらうことで、“自分事”として考えられたことです。
深い学びにつながりました。

 

実は、今日の受講者さんは、去年、僕ともう一方、デフサッカー日本代表の松元さんと15分ずつの講座を受けた生徒さんたちでした。

 

前回は、難聴のことを調べてみようとまでは思わなかったけど、今回は思ったとのことで、やはり、自分事として考えたからこそだろうなと思いました。

 

素晴らしい気づきも見られました。

「補聴器って、充電器とかあるんですか?」って聞いてくれた生徒さんがいました。

 

災害の避難所のケーススタディを考えていたグループです。
補聴器を知らない生徒さんから、これが出てくるのは素晴らしいですね。
自分事として想像してくれたからこそです。

 

もう一人。
もし自分が聞こえなくなったら?を考えていたグループ。

 

周りにどんなことをお願いしたいか?について、
「もし聞こえなくなったら、ショックで何も考えられなくなって、何もお願いとかできないかもしれない」
と答えてくれたグループがいました。

 

ここを想像できたのもまた素晴らしいですね。
自分事として考えてくれたからこそですね。

 

5クラスあるので、残念ながら全部付きっきりで見れなかったんですけど、ずっと付いて、全員にフィードバックしたかったですね。

 

総合的な学習で、特別なニーズを持つ人たちについて考えてみたい学校さん、
小学校でも中学校でも高校でも行きます!
ぜひ、呼んでください(^^ゞ

 

***

 

さてここからは、「舞台裏編」として、広報・河原がお送りします。

 

今回このような学びの場を設けてくださったのは、福岡雙葉中学校。2021年秋に人権講座の一環として、「なんちょうなんなん」を活用した講座を開催させていただくなど、かねてより大変お世話になっている学校です。もう何がすごいかってね、先生たちの情熱とスーパー広報マンがいるんですよ。(あれっ?情熱&広報コンビってどっかと似てるな?)この話は長くなるのでまたいつか……。
 


今回は、ケーススタディの他にも、新しい取組・内容がありました。まずはこちら。

 

【新取り組み】UDトーク、実際に使ってみよう!
事前にインストールしてもらって実際に使ってもらったのですが、これが多いに盛り上がりました!先生からも「これ、すごいですね~」との声。

「こんにちは」「こんにちは」という声が講堂にあふれます。担当者の先生が「みんな、こんにちはばっかりじゃなくて他にも話してみてくださいね」の声に会場大爆笑。あ~私も中学1年生に戻りたいわ~。
 


 

【新内容】その他の聞こえに関する見えづらい症状
今回「聴覚過敏」と「聴覚情報処理障害(APD)/聞き取り困難(LiD)」についても、講座内容に加えました。最近情熱おじさんが難聴界隈の情報収集を経て「難聴ではないが、これも伝えるべき内容ではないか」ということで盛り込んだのです。

 


 

聴覚過敏の症状を説明する際、岩尾が「黒板に爪を立てて、キー、っていう音が出るでしょ? あれ気持ち悪いでしょ?ああいう感覚が続いて体調が悪くなるとか……」と話しだすと、生徒たちがポカンとした表情を浮かべました。ここまでリアクションの良かった生徒さんたちに岩尾も若干焦り気味で「え? やらない? そうか、僕らの時はやったんだけどね……」

 

そこで生徒さんが助け舟を出してくれました。
「ホワイトボードです」
岩尾、大爆笑。先生方からも笑みがこぼれます。学校によりけりでしょうが、これが令和か!

 

2コマ目の各教室での取り組みはこのような感じでした。ワークシートを使い、自分の考えを出し、グループで共有し、全体発表。岩尾が書いていたようにたくさんの発見あふれる素晴らしい時間でした。

 


 

取材も2件(TV、新聞)お越しいただくことができましたが、ここで再び事件が……。授業を終え、学校近くで岩尾が「今日の感想」のインタビュー取材をしていた時のことです。

 

時は下校時刻。生徒さんが帰りだします。先のスーパー広報マンと私が交通整理的な役割をしたかと思ったら、学校にいらしていた方がお帰りになるとのことで車を出したい、業者さんが学校に入りたい……。それも事情を話し少し待ってもらうことに。ありがたや~って思っていたら、

 

ゴー。

 

飛行機が飛んで行きました。さすがにスーパー広報マンも飛行機まではコントロールできません笑。が、改めて多くの方々のご協力があって、私たちの活動は前に進めているんだな、と思った1日でもございました。


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