代表土井より皆様へ。心からのお願い

 

いつも応援ありがとうございます。ねこの古都ならの土井です。

プロジェクト終了まで、あと3週間になりました。

 

改めて、皆様に思いをお伝えさせていただきたく、動画メッセージにさせていただきました。よろしければ、ご覧くださいませ。

 

 

 

私達の活動はTNRを主軸にしています。

懇意にしてくださっている動物病院さんがスペイクリニックをスタートしたときのとある子のお話をさせてください。

 

この子は、もともとリターン予定だとおもって捕獲した子でしたが、保護時、お股が凄く荒れてて膀胱内も膿が溜まり尿道も膿で詰まりオシッコが出てきてしまう状態でした。

 

急遽本院から院長と他の先生がきてくださり、直ぐに対応処置してくださいましたが、当然、リリースすることはできません。

 

私達のもとで保護し、もうかれこれ３年になります。

フェレちゃんです。

 

 

フェレちゃんは、オシッコもウンチも意思とは関係なく出てしまいます。

出血が長く続くときもありますが、先生に教えてもらった「膀胱洗浄」をしてきれいにしています。

 

腎臓の数値が急に悪くなるときもあります。

とてもヒヤッとします。

 

そんなときは静脈点滴を行います。その都度良くなってはくれますが、なかなか完治とはなりません。便秘にもなりやすいので今も療法食を続けています。

 

 

こうした譲渡が難しい、疾患のある子・高齢の子は「特にケアが必要な子たち」です。

 

でも、そういった子たちだからこそ「医療」は最適なものをかけてあげたい。

この思いは、活動当初から思いが変わりません。

命の重さは平等で、どんな命にも産まれてきてよかったと思ってもらい、人の愛情にふれてほしいと願っています。

 

 

 

それでも、思いや綺麗ごとだけでは、どうしても続けられないのが保護活動です。

本当に、本当に、色々な子たちの保護があります。

 

 

特に、この一年はこれまで以上に医療費が多くかかりました。

 

高齢猫さんの保護、入院、白血病の子の看取り、ダブルキャリアの保護から看取り、

腎結石、尿閉の入院や手術、子猫間質性肺炎の入院などなど…。

 

 

「保護せざるをえない理由がある子たち」の保護が多い私たちの活動です。

それでも、たとえ自分の資金が底をついても、医療には適切なものをかけてあげたいというのは変わりません。

 

なんとか皆様から助けていただきながら本当にギリギリのラインで活動をさせていただいております。

 

 

 

今後、一番大きな課題である「高齢化社会」に、もっと仕組みで解決できるようにきちんと向き合っていきたいです。

そこには、やはり譲渡も順調に進められる、安定した活動基盤が必要不可欠です。

 

 

クラウドファンディングの終了まで残された期間はわずか２１日。

本プロジェクトは「All-or-Nothing方式」で実施されており、目標額に達しなければ、これまでにお寄せいただいたご支援は全てなくなってしまいます。

 

皆様の応援のお気持ちを、絶対に無駄にしたくない。

 

どうか、未来のボランティアさんたちへ引き継ぐためにも皆様お一人おひとりの力を、いま一度お貸しいただけないでしょうか。。

 

そのご支援が、小さな命を守る力になります。

 

子どもたちにとっても、お年寄りにとっても、みんなに心地よい、命に優しい街づくりを進めることを、お約束します。

 

どうか最後までご協力をよろしくお願いいたします。