ドキュメンタリー映画の完成遅延について

完成予定日が大幅に遅延していることをお詫びいたします。

支援者並びに事務局の方々にご心配とご迷惑をお掛けし大変申し分けありません。

現在は引き続き専門家にアプローチを試みるとともに、事件当事者に対してもコンタクトを試みています。

加害行為に動画が与える影響、加害に至る人間の特性、なぜエスカレートしていくのか等を検証していく必要性があるためです。

現在の日本ではそのすべてを包括した研究は為されておらず、動物虐待という行為の背景が軽視されている現状では予防、再発の防止という観点からも検証は必要だと考えています。

動物虐待者とは？

一般的な意識に留まらず、科学的、医学的な裏付けにより、明らかにするとともに定義したいと考えています。

それは現在の愛護法の有効性までをも射程とする為です。

動物虐待は単なる一過性の行為なのか？

否です。

当初予定していた内容より、より一層深く踏み込んだものをと考え、資料をかき集め専門家との交渉を繰り返している状況です。

インタビューの成否にもよりますが、最短で完成まで２か月と考えています。

２か月、３か月を繰り返しの目処としているのは、インタビューが叶わなかった場合には新たな専門家を探し交渉するという振り出しに戻りながら進めている状況からです。

過去に語られ忘れ去られてしまったこと

結論を得られないままに忘れ去られていること

動物虐待は社会問題であることを動物虐待動画の規制を契機として世に問えたらと思います。

私の我儘から完成を引き延ばしていることを心よりお詫びいたします。

井上貴弘