震災から2か月が経とうとしています。まだまだ支援が必要です。

シリア・トルコ大地震から約2か月が経ちました。

 

NICCOでは、現地で活動する片野田義人（かたのだよしと）さんとともに、生活物資の提供を中心に支援活動を進めています。

 

2月中旬、NICCOとして、まずは被災者のニーズ調査と緊急物資の配布を行うことにしました。

 

現場に入り最初に向かったマラティア県マラティア市の中心部やアクチャダー市では、完全に崩壊した建物の残骸を多く目の当たりにしました。この場所で何十人、何百人が苦しみながら亡くなったことを想像すると心が痛みます。

 

 

最も被害の大きかった村では、120世帯の内80％の建物が倒壊や損壊し、家を失った人たちはテント生活を余儀なくされていました。

 

 

NICCOは政府機関や現地NGO、自治体と協議をして、被災者のニーズを把握し、マラティア県アクチャダー市の村々で特に支援を必要としている家庭に物資を届けました。

 

 

届けた物資はテント・薪ストーブ・薪・防寒下着・靴下・食料セット・衛生用品セット、そして子ども用おむつなど生活に最低限必要なものです。

 

 

NICCOでは2月に被災地での支援を行ってきましたが、今後数か月のニーズとして、まだまだ食糧や衛生用品の支援が必要になります。