2023/3/20（月）放送の「高知白バイ事件」をYouTubeに公開しました。

「塀の中の白い花～ほんとに何もやってませ」のポッドキャスト（過去放送分アーカイブ）を公開しているseesaaが、ラジオ音源を再生しても途中で止まってしまう不具合が発生しているようです。そこで、ポッドキャストは今後、YouTubeにも公開することにしました。

今回、ご紹介する「高知白バイ事件」もある意味、非常に象徴的な冤罪事件です。

右折して国道に出るため、停止していたスクールバスに追尾訓練をしていた白バイが衝突。白バイ隊員はその後死亡しました。運転していた片岡晴彦さん、バスに乗っていた生徒22人と引率の教師3人、後ろを走る車を運転していた校長先生、そして白バイに追い越された軽トラックの運転手の計27人が「バスは止まっていた」と証言しているのに、反対車線で130m離れたところから見ていた同僚の白バイ隊員たった1人の「バスは動いていた」という証言が採用され、片岡さんが安全注意義務を怠ったとして、禁錮1年4ヶ月の判決により服役することになってしまいました。

しかしバスが急ブレーキをかけたと主張する警察のストーリーを証明するために、捏造されたブレーキ痕はアスファルトの凹んだ部分にも着いていた。つまり塗られた可能性があるのです。しかも後輪にはブレーキ痕はなし。実におかしな事件なのです。 「紙の爆弾」3月号にこの事件に関する記事を寄稿した尾﨑美代子さんにお話を伺いました。是非、お聴きください。（写真はこの事件を追及しているKSB瀬戸内海放送の山下洋平記者の著書『あのときバスは止まっていた』の表紙）