【6年間、ありがとう。ずっと忘れないよ】虹の橋を渡ったチャー子。

捨て猫をなくす会、会長の鈴木です。

 

本日は保護犬のチャー子のお話です。まだ自分の中でも整理ができていないのですが、10月7日、チャー子は静かに息を引き取りました。

 

 

チャー子との出会いは6年前の平成29年の11月のこと。

 

富士宮市中島町で一人暮らしされていた、当時64歳の男性が突然死されました。

 

ご近所にお住まいの方が、犬の鳴き声に気が付き、警察に連絡されました。警察が駆けつけたときには、ほぼ死後約1週間ほどだろうとのことでした・・。

 

 

保護依頼を受け中にはいると、猫が13匹いて、全て捕獲器を設置してつかまえました。

 

その後、部屋の奥から柴系の雑種の犬がみつかりました。猫のみだと思っていたので、犬の入る捕獲器はありません。急遽、富士の保健所からお借りして捕獲しました。

 

亡くなった飼い主は死亡から約2週間経っていたため、おなかすかせていたはずです。本当に、よく頑張りました。

 

保護したその日に、日頃お世話になっているパイネ動物病院さんに診てもらいました。もう若くはないであろう年齢不詳。未不妊手術の雌だそうです。

 

それが、チャー子との出会いでした。

 

目は、保護した当初から薄っすらと影ぐらいが見えている程度でしたが、最近は全然見えていないように感じていました。

 

最近、足がおぼつかなくなってきて、夜泣きをするようになったなぁと思っていたときでした。別れは突然やってきました。

 

 

保護活動をしていると、このような苦しい別れが何度もあります。特に老猫が多い

「終いの棲家」ではなおさらです。しかし、たとえ保護している間に里親さんに繋げなかったとしても、最期の瞬間まで、大切にお世話をしています。

 

一緒に過ごす日々の中で、少しでも人のぬくもりに触れたり、幸せを感じてもらえたらと願ってやみません。

 

チャー子。どうかお空から見ていてください。そして、6年間、ありがとう。