【メッセージリレーVol3】プロジェクトメンバー鈴木静子さん（NDNスタッフ）

いつも応援ありがとうございます。

日頃から、新潟市動物愛護センターと連携して多頭飼育崩壊に関わっているプロジェクトメンバー鈴木静子さんからのメッセージをご紹介します。

この度の官民共同「にゃんがたセンタークリニック」開設クラウドファンディングに多くのみなさんの善意が寄せられていることに正直驚きと感動をしています。

私がNDNのスタッフとして活動を始めた20年ほど前、抑留所と呼ばれる動物の収容施設には殺処分を待つ犬、猫が溢れかえっていました。その現実を見てもこの子たちを救う力のなさに悔しい思いをしてきました。目の前の命をなんとか助けたいとの一念でやってきたことが今回の「にゃんがたセンタークリニック」に繋がっていったことを今、嬉しく実感しています。

以前は不幸な猫たちの背後に飼い主たちの困難や孤独があることには気づきませんでした。しかし、この何年かは多頭飼育崩壊という形で人間と猫の惨状が浮き彫りになってきました。猫たちを救うには飼い主に手を差し伸べなければ解決しないことがわかり、だからこそ行政、福祉関係者、獣医師、民間団体の協力体制が必要になってきました。

この体制を体現しているのが「にゃんがたセンタークリニック」だと思います。このクリニックを有効に使い、猫も人間も幸せになることを目指してこれからも活動していきたいと思っています。

最後に、心を寄せていただいた皆さんに感謝と共にインド独立の父にして非暴力を貫いたマハトマ・ガンディーの言葉を捧げます。

「国の偉大さや道徳的発展の程度は、その国の動物の扱い方で判断できる」
The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated.” - Mahatma Gandhi

　　　　　　　　　　　　　　　　　　NDNスタッフ　鈴木静子