第二目標の猫さんのケアについて②

第二目標を目指している猫さんのケアについて、今回も書かさせていただきます。

高齢猫さんと向き合う上で、人と同じく口腔内のケアが絶対的に必要となります。

室内飼育で、適切な食事や若いころから継続的にケアをしている子たちと外暮らしを長年経験している子たちでは、口腔内の状況が恐ろしく違います。

歯石除去の為、サプリや薬などを併用し口腔内の環境を整えることを常にしております。

ただ、長年の環境ため、歯石が石灰化している事も多々あります。

麻酔のリスクや限りある医療費確保するため、シェルターなどで歯石除去などを行い、口腔環境の改善に努めてますが、人馴れが進まずどうしてもできない子や歯石だけの問題ではない抜歯が必要な子たちが出てきます。

石灰化した歯石を取ったあとの口腔内

出来ることまでは、自分たちでケアを行い、医療費の軽減を図ってはおりますが、昨今のあらゆるモノの値上げの影響が、医療費にも実際に出ており、抜歯などの治療に対しても医療費が高騰している現実もあり、捻出が常の課題となっております。

保護活動を行っていると、限りある資金の中、こうしてあげたいが、すぐには出来ないという葛藤を持ちながら、最善を模索していくことが常にあります。

今回の第二目標で、高齢猫も今以上に保護できるようにするために、これから出会うであろう猫さんがどのような状況であれ、より最善をつくせる体制を確保したく思ってますので、残り少なくなってきたクラウドファンディングの期間ですが、最後まで応援をお願いいたします。