私たちがインバウンド事業への参入を目指す理由について

開始から順調に進行しております本プロジェクト。

内容に目を留めてくださった方、ありがとうございます。

 

私たちが「雪だるまティーセット」開発を通じて挑戦したい事業は

「インバウンド事業」、つまり訪日外国人観光客を対象とした観光事業です。

 

今日における外国人旅行者は年々増加し、インバウンド事業は需要に応じて拡大し続けています。政府が掲げる外国人旅行者を2020年に2000万人、2030年に3000万人という誘致目標も現実味を帯び、一方で人材の枯渇が顕在化しています。

インバウンド事業に必要な人材特性は「親和力」「協働力」とされ、当事業所に通所する方をはじめとした精神障害者の方はこうした特性を備えていることが多いことに着目しました。

 

インバウンド事業は特に北海道において、今後大きく成長する分野であり、かつ精神障害者が活躍できる可能性が大いに期待できる分野でもあります。

 

また、こうした事業の対象者は外国人旅行者ですが、地域に根ざしたイベント等の企画・運営、観光資源の開拓を行うことで、地元住民にとってもメリットのある「地域づくり」が可能になります。

将来的には、NPO法人オアシス北海道というプラットフォームを拠点にした就労意欲のある障害者が、行政や地元企業、観光協会、地域町内会などと連携して事業を行い、「インバウンド環境の整備」と「地域づくり」を同時に築きあげていけることが理想です。

 

 

 

私たちがインバウンド事業を目指す理由をご理解いただけましたでしょうか。

次は、精神障害者の就労が困難な現状についてお話しいたします。