
寄付総額
目標金額 15,000,000円
- 寄付者
- 267人
- 募集終了日
- 2021年10月31日
研究開発センターメンバーからのメッセージvol.5 鈴木一平
いつも応援をありがとうございます.現在までに520万円を超えるご寄付をいただきました.誠にありがとうございます.
本日はデジタルネイチャー開発研究センターのメンバーの紹介vol.5として、博士後期課程学生 鈴木一平さんにインタビューを行いました.ぜひご覧ください.

筑波大学大学院 人間総合科学学術院 情報学学位プログラム 博士後期課程 鈴木一平
プロフィール:
筑波大学大学院 人間総合科学学術院 情報学学位プログラム 博士後期課程在学。日本学術振興会 特別研究員 DC1。デジタルネイチャー研究室にて,映像撮影のサポートシステムとインターフェイスの研究を行う。新しい映像装置や新しい映像の使い方を通じて人間の世界の見方や体験がどのように変わるのかに興味を持つ。イベントでのビデオグラファー,エンジニアを経て,ビデオグラファーとして技術紹介映像・イベント記録映像・イベント配信などの業務にも携わる。受賞歴に国際会議 Augmented Human 2017 / 2019 にて Best Paper,James Dyson Award 2021 国内最優秀賞,2017 JASSO 優秀学生顕彰大賞(学術分野) など。
ーーデジタルネイチャー開発研究センターへ入るきっかけは何だったのでしょうか.また日々どのような形で活動をされているのでしょうか.
僕が筑波大学に入学した年の5月に,偶然落合先生が僕の学類*の教員として着任しました。当時はまだ落合先生のことを知らなかったのですが,新入生歓迎会で偶然同じテーブルになった友達に「面白い人がこの学類の先生になったから話を聞きに行ってみよう」と誘われて,研究室に見学に行ったのが最初のきっかけです。そこで研究の紹介を聞いてとても面白い!と感じたこと,まだ誰もいない研究室で色々と新しい挑戦ができるのではと思い研究室への参加を決めました。研究を楽しそうに話す落合先生の研究者としての姿がすごく魅力的に感じたというのも大きいです。
現在は研究活動を行いつつ,アウトリーチ活動や社会実装にも力をいれており,展示会への出展やメディアへの出演なども積極的に行っています。
*筑波大学では学部ではなく学類という表記が使われています。
ーー「映像撮影のサポートシステムとインターフェイス」に着目されている理由を教えてください。

小さいころからカメラを使うことが好きで,とにかくカメラを触っていました。また自分で撮影した写真や動画を編集したり,友達と映像作品を作ったりするためにコンピューターを毎日のように使ってきました。大学も実は,現在の情報学系ではなく芸術系の映像を専攻する大学に進学しようかと考えていた時期もあったほどです。情報系大学に進学して研究の道に舵を切ってからも,趣味としてだけでなく,研究発表のための撮影をしたり,仕事で映像制作を請け負ったりと映像撮影は引き続き行ってきました。その中で,やはり自分の一番の興味はこの映像撮影という行為にあると改めて強く感じることになりました。
これまでの研究の中でもカメラの特性を生かした研究は行ってきました。例えば,カメラと人間の眼の特性の違いを活用した「Unphotogenic Light」などです。また,研究室でも光・カメラ・レンダリングの話題はかなり多く,論文を読んだり研究発表を聞いたりしてきました。一方でHCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)ではユーザーインターフェースや体験についての研究に触れることも多いです。
そこで,人がカメラで撮影するという行為を,コンピュータグラフィックスなど計算機技術によってどのようにより豊かなものにできるかということを考えるようになりました。自身の代表作の一つとして取り組むテーマとしてこれしかないと思い,「映像撮影のサポートシステムとインターフェイス」に着目して研究を行っています。
ーー最も思い入れの強かった研究はなんですか.
少しこれまで話してきたカメラの話とは離れてしまいますが…最近では See-Through Captions はとても力を入れて取り組んできて,思い入れの強い研究です。この研究の原点は Vol.1 で紹介された設楽さんとどのようにコミュニケーションを取るか?を研究室のメンバーで日常的に考えてきたのがきっかけです。様々な分野や文化のメンバーが過ごしている研究室だからこそ生まれた研究のうちのひとつだと思います。また,実証実験や展示・メディア出演の機会も多くいただき,研究を世の中にどう広めていくかに挑戦し,考えるとても良い機会になりました。ちなみに,See-Through Captions の写真や動画は鈴木が制作しています。
ーー研究資金がもっと潤沢になれば実現したいことはなんですか.
カメラの話に戻ると,特殊なカメラやハイエンドのカメラを使った研究に挑戦したいです。映像撮影のサポートシステムとインターフェイスの研究を行う上で意識しているのが,それって「プロも使うようなものになるの?」ということです。初学者にとどまらず,その先にプロフェッショナルとしても使えるようなサポートツールを目指して研究しています。プロがどのように映像撮影を行うのかを理解することも重要ですし,どのような機材を使って制作を行うのか,それらはどのようなものなのかを理解し,場合によってはそれを研究で作るものの中に組み込んで研究することにもなると思います。そのような機材類のレンタル・購入等ができればとても研究が進みます。
また,研究資金があれば人手不足の解消にも繋げられると思います。我々の研究は性質上,社会に出すことが重要な場面が多くあります。しかし,研究活動と並行して,誰もがある程度使えるものを仕上げたりアウトリーチ活動を行ったりするのはどうしても人的リソースの限界があります。人的リソースの確保によって,研究開発のスピードを維持しつつ,社会実装をのための活動を継続して行えることが理想だと思います。
ーーこれからデジタルネイチャー開発研究センターを通じてどんなことを実現していきたいですか.
映像撮影のサポートシステムとインターフェイスの研究を進めていく中で,特にカメラメーカーや撮影機材メーカーとの共同研究や,撮影を行うプロフェッショナルやアーティストとのコラボレーションなどを実現できればと思っています。
ーー最後に今回のクラウドファンディングの実施についての想いを教えてください.
研究費を得る方法としては国の競争的資金に採択されるなどの方法もありますが,多様な研究を行っていく上ではクラウドファンディングのような予算獲得方法も非常に重要だと思っています。さらに,このようなクラウドファンディングで研究資金を確保できるようになることで,継続的に社会に研究成果を出していくことにもつながると考えています。
また,これまでのクラウドファンディングのリターンとして開催したイベントで支援者の皆様とお話できたのがすごく楽しかったので,そのようなイベントでまたみなさんとお会いできるのも楽しみにしています!
ギフト
10,000円
スタンダードコース
●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1
※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。
- 申込数
- 175
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
30,000円
クラウドファンディング限定 ワークショップ
●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1
●クラウドファンディングでご支援いただいた方限定のワークショップ(親子でのご参加も大歓迎です) ※2
※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※2 2022年3〜4月に実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更・オンライン実施となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
スタンダードコース
●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1
※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。
- 申込数
- 175
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
30,000円
クラウドファンディング限定 ワークショップ
●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1
●クラウドファンディングでご支援いただいた方限定のワークショップ(親子でのご参加も大歓迎です) ※2
※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※2 2022年3〜4月に実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更・オンライン実施となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月

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