【終了まで残り１１日】『烏城彫り』について

プロジェクト代表の大岸です。

 

プロジェクト終了まで残り11日となりました。現在、第二目標の500万円まではあと68万円となっております。より良い製品へ一歩でも近づくために最後まで全力を尽くしてまいりますので、ぜひご支援をくださっている皆様もこのプロジェクトの告知、拡散などにご協力ください。最後までお力添えよろしくお願い申し上げます。

 

今回はリターン【岡山工芸品セット】に含まれる『烏城彫り』についてご紹介したいと思います。

岡山工芸品セット （クラフトビール6本 ＆ 烏城彫コースター・備前焼ビアマグ・栓抜き・コースター）

 

『烏城彫り』をご存じの方も沢山いると思いますが、長い歴史を持つ備前焼に比べると、まだまだ認知度は高くないと思いますのでご紹介させていください。

 

『烏城彫り』は、１９２５年に岡山に誕生しました。繊細な彫りと写実的な表現、漆の光沢と美しい木目が特徴の郷土色の豊かな岡山県の特産品の漆器工芸品です。

 

特色である木地（栃・欅・桐・桂材の木目）を生かし、野菜・果物・花・古瓦等の模様を図柄にして彫刻し、色漆で着色しそれに日本産生漆を摺り込み漆で重ね塗りして仕上げているので丈夫な器です。

使えば使うほど味の出る実用品、使えば使うほどに愛着の湧く器であることから、岡山県下の多くのご家庭でご気軽に愛用されています。

 

 

昨日は、【岡山工芸品セット】に含まれる『烏城彫り』の打ち合わせに、烏城彫協会へ行ってまいりました。

天然の素材にこだわり、職人さんが一つ一つ丁寧にすべて手仕事で作り上げる様子を見学させていただきました。

20種類以上もの彫刻刀の中から最適なものを選別し、平面的な木地に立体感をもたせるよう小刀を走らせ丁寧に彫りを重ね、創意工夫しながら図柄の表情や味わいを丁寧に彫り分ける様子は、まさに熟練の職人が持つ匠の技でした。

表面に漆を塗り染み込ませ、乾かし、磨き、また漆を塗るといった、何度も繰り返し行われる作業工程も見学させていただきました。立体感を表現するために一日に一工程、完成までにおよそ２０工程を必要だとされ、丹念に手間暇をかけるからこそ、美しい輝き、丈夫な作品になるようです。

 

 

今回の訪問の目的でもあるリターンの『烏城彫りコースター』の打ち合わせでは、既製品ではなくカスタムオーダーにて製作をお願いする事になりました。

デザインは大手のロゴと大手まんぢゅうの２個セットになります。

職人さんの技でどんな仕上がりにしていただけるかは、完成してからのお楽しみになりますので、こちらを選ばれた方はリターンの到着をお楽しみください。