もっと集まれる場へ・オリーブコミューンにコンポストトイレを

もっと集まれる場へ・オリーブコミューンにコンポストトイレを

支援総額

1,022,000

目標金額 650,000円

支援者
93人
募集終了日
2020年6月30日

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プロジェクト本文

第一目標達成のご報告と

ネクストゴールについて

 

支援、応援、宣伝をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。皆様のご協力のおかげで、クラウドファンディングがスタートしてから三週間で65万円を集めることに成功しました。

クラウドファンディングを始めてから、今までオリーブコミューンに遊びに来てくださっていた方たちはもちろん、今までこの場所を知らなかった多くの方々にもオリーブコミューンの活動を伝える事ができました。クラウドファンディングを通して、とてもたくさんの方とのつながりを持つことができ、大変嬉しく思っています。

さて、クラウドファンディングは、目標達成しないとお金をもらうことができないシステムです。今回、必ずトイレを作りたいと考えていたため、トイレを最低限作れる金額を最初の目標金額と設定していました。そして、皆様のご協力のもと、無事に目標を達成することができました。

そこで次のステップとして、最低限ではなく、より素敵なトイレを作るために、これからネクストゴールとして、当初の目標金額であった100万円を目指すことにしました。

具体的には、
・トイレの横に設置するための手洗い場
・トイレ空間の中で着替えや、授乳オムツ替えなどができるためのスペースづくり
・トイレに内壁を追加する
・管理費
のための資金集めを行っていきます。


周りにこのような活動にご興味ある方がいらっしゃいましたらぜひお声がけしてくださると嬉しいです。また、検討中の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、よろしくお願いいたします。皆様、引き続き応援よろしくお願いいたします。


2020年6月18日(木) 追記 

 

 

千葉県市原市のオリーブコミューンは
地域のひとが集うオープンガーデンです

 

これからは、近隣の方だけでなく
若い人たちや遠方の人たちも訪れる
広がりのある場所にしたいと考えています

 

そこで今回、人が集まれるように

清潔で環境に優しい

コンポストトイレを建てるため

クラウドファンディングに挑戦します


どうぞご支援をよろしくおねがいします!

 

 


オリーブコミューンとは?

 

オリーブコミューンは、千葉県市原市の里山の中にあるオープンガーデンです。地主である高山元春さんの「人々が集い、安らぎと平和を感じるサードプレイスをつくりたい」という想いから始まった場所です。

 

2011年から、平和のシンボルのイメージのあるオリーブの樹を、小豆島から50本、チュニジアから100本輸入し、この場所に植えました。オリーブを植えてからは試行錯誤を繰り返し、2015年からはオリーブが実を付けるようになりました。

 

オリーブの実

 

現在は地元の人と協力して、オリーブの木や野菜、ハーブなどを育てています。常連の方々は毎日のように様子を見に来て、草取りをしたり、お茶を飲みながらおしゃべりを楽しんでいます。また近くにある、ちはら台やおゆみ野という住宅地に住む人、市原市内、そして都内からも足を運んでくれる人が、少しずつ増えてきています。

 

冬は火を囲いながら語らいます

 

また2015年度から4年間、千葉大学園芸学部の学生が実習の場としても訪れています。2020年2月には大学生と地域の方が連携し「オリーブコミューンフェス」というイベントを開催し、総勢200人もの人が集まりました。

 

2020年2月のオリーブコミューフェスの様子

 

 

わたしとオリーブコミューン

 

ページをご覧いただきありがとうございます、石川小夜子です。千葉大学の学生です。

 

大学の友達や後輩とオリーブコミューンにて

 

私は3年前、大学の授業で初めてオリーブコミューンに来ました。私の出身地である市原市の里山の中には、こんなに面白いオリーブ畑があったのかとびっくりしたのを覚えています。授業では、オリーブコミューンがある中野地域の人たちと一緒に、園内にある馬頭観音という農耕馬の古墳に手を加え、象徴的で残るような場所づくりをおこない、そこで焼き芋をしました。

 

古墳をに手を加える様子
最終的に、このような象徴的な場が完成しました
焼き芋の様子

 

授業の中で地域の方々と関わる楽しさを感じた私は、授業の後もこの場所に関わり続けたいと思い、大学の友だちや後輩と一緒に、さまざまな活動をおこなってきました。

 

左上:スパイラルガーデンづくり/右上:ピザ作りイベント/左下育てたハーブを摘んで、フレッシュハーブティーを飲みながらお話する会/右下:空いている土地へエディブルガーデンづくり

 

 

新しさも受け入れる
この場所がもつ魅力

 

オリーブコミューンのある中野地区は、公共交通バスの廃止や小学校の統合、少子高齢化など、さまざまな課題を抱えています。けれども、ここにはオリーブ畑があり、心地よい空間をつくろうと地域の方が挑戦していくエネルギーがあります。

 

左:地元で取れるイノシシ肉のバーベキュー/中:中野地域周辺の郷土料理、里芋が練り込まれたふわふわのおにぎり/右:薪割り体験

 

中野に住む方々は、オリーブコミューンを訪れた人たちに、地域で食べられているご飯をごちそうしてくれたり、焚き火や薪割り、農具や工具の使い方を教えてくれたりと、普段はできない体験をさせてくれます。

 

また、外から訪れる私達の声をしっかりと受け止め、「やりたい」と言ったことに対し、快く力を貸してくださります。オリーブコミューンは、アイデアをどんどん実現できる場所なのです。

 

ハーブガーデンを作ってみたり

 

 

もっと人を呼び込むために、
きれいなトイレが必要でした。

 

近隣の方々に愛されるオリーブコミューンですが、良くも悪くも、まだ身内のものというイメージが強いのも事実です。そこで私は今後、この場所がこれからも続くような、サイクルをつくるお手伝いがしたいと思っています。

 

具体的には、オリーブの木や野菜やハーブのお世話をして、一緒にご飯を食べて語らうような会を今後定期的に行います。そこでオリーブコミューンの管理を担いながら、楽しんで人が訪れる仕組みづくりをしたいと考えています。また年に数回の大きなイベント開催にも挑戦したいです。

 

しかしそこで問題になるのが、「オリーブコミューンにトイレがない」ということです。

 

 

オリーブコミューンの常連さんは近隣の方々なので、これまでトイレに困ることはありませんでした。厳密には、古い仮設トイレが1基あるのですが、長い間雨ざらしで管理されておらず、トイレとしての仕組みがうまく作動しない状態にあります。しかし、遠方からのお客さんや、大学生が訪れる際、これは大きな問題です。

 

以前から学生の間では、「ここのトイレは使うことができない」ことが、ひとつの大きな問題でした。やむを得ず、トイレを我慢しながら、徒歩15分程の近隣のお店を使わせていただいたり、駅に戻るまでトイレを我慢したりしていました。

 

2月のイベント時には、リースの仮設トイレを利用しましたが、一時的なもので、今後定期的に色んな人が訪れる場所を目指すためには向きません。また、外にあるものなので、土足で使うため、和式のトイレはどんどん汚れてしまい、使う方も管理する方も大変です。

 

そこで、新しい清潔なトイレを建てることが必要となりました。オリーブコミューンにトイレができれば、もっと友達も誘いやすくなります。子供やお年よりも足を運びやすくなることでしょう。トイレを作ることが、沢山の人がこの場所に遊びに来るきっかけになるのです。

 

訪れた大学生たち

 

 

この場所に合う「コンポストトイレ」

 

オリーブコミューンは、オリーブの木や野菜やハーブを育て、寒い日は薪を燃やして暖を取る、そんな場所です。その雰囲気を壊さず、なるべく低価格で設置できるトイレを検討した結果、サステナブルな「コンポストトイレ」にたどりつきました。

 

コンポストトイレなら、電気や水を使わず、下水の設備が整っていないオリーブコミューンでも設置できます。排泄物を堆肥化できるという点も、この場所にぴったりだと思いました。

 

コンポストトイレは排泄物が土壌の菌や微生物によって分解されるので、匂いがほとんどなく、エコなだけでなく清潔で使いやすいのです。

 

コンポストトイレのイメージ

 

 

トイレの内装には、コンポストトイレの仕組みを展示をし、トイレを使う人が楽しめるような空間にしたいと考えています。また、トイレの設置予定場所は傾斜地であるオリーブコミューンの一番高台にあたり、オリーブ畑と里山が一望できる所です。そこで、トイレには大きな窓を付けて、トイレが終わったらそこからの景色を眺めることができるようにと計画中です。(特にここからの夕日は絶景です!)

 

夕日とオリーブの木

 

トイレの設置予定場所

 

トイレの建設イメージ

 

 

クラウドファンディングに挑戦する理由


残る課題はトイレの建設費です。トイレの施工費は60万円を超える大きな金額です。そこで今回クラウドファンディングに挑戦し、皆様からのご支援をお願いしたいと考えています。 クラウドファンディングに挑戦することで、資金調達と同時に、より多くの人にこの活動の魅力を知ってもらい、足を運ぶきっかけになればと考えています。

 

<資金使途>

便器購入費 40,000円
建物材料費 470,000円

施工人件費 140,000円
(消費税を含む)

 

5月に訪れるとコーンフラワーが出迎えてくれます

 

 

オリーブコミューンを中心に、

地域を盛り上げたい


2月のオリーブコミューンフェスのイベント開催以降、オリーブコミューンには少しずつですが、都市部からの来訪も増えてきました。

 

現在、密を避けるなど人々の生活の仕方が大きく変化しています。そこでいま改めて、田舎の価値が見直され、子供が安全に遊ぶ場所として、大人が安全に体を動かし土や植物に触れ合うことのできる場所として、注目されていくと思います。

 

散歩でちょっと訪れた人、農業を体験したい人、自然に触れたい人、季節の食べ物を収穫したり食べたりしたい人などが、自分も一緒に活動したいと思い、足を運んでくれることを期待しています。

 

近隣の小学校に通う子供もお手伝い

 

今回のトイレ設置をはじめとして、より快適に滞在できるよう、場所の整備をすることで、この流れを盛り上げていきたいと思っています。ゆくゆくは、雨をしのげる大きな休憩所を建てたり、苗を育てたり、拠点となるようなカフェも建てたいと考えています。

 

オリーブコミューンに人が定期的に訪れるようになれば、人の流れが生まれ、将来的にはバスなどの公共交通機関を復活させることになるかもしれないと考えています。そうなれば、駅の近くに済んでいる方々、都会からの人がオリーブコミューン周辺の中野地区に足を運びやすくなります。また、市東地域に住む人は、病院や買い物に行く方法が増え、便利に過ごすことができます。

 

オリーブコミューンでの活動は小さな取り組みですが、少しずつ新しいことに挑戦することで、地域が小さくなっていくことを食い止め、これからも地域があり続けることにつながることを願っています。
 


※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

千葉大学園芸学研究科 修士2年 2018年に大学の授業でオリーブコミューンに訪れる。 その後、オリーブコミューンと中野の地域が大好きで大切な場所に。 自主活動として小さなイベント開催や、大学がオリーブコミューンに関わる際のティーチングアシスタントを務めるなど。 オリーブコミューンをきっかけに中野地域、市東地区の活性化を目指しています。

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リターン

5,000


alt

オリーブコミューンコース

・お礼のお手紙
・ポストカード(5枚セット)

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


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オリーブコミューンコース(ハーブ)

・お礼のお手紙
・トイレの壁にお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ポストカード(3枚セット)
・ハーブ詰め合わせ(エディブルフラワー、ハーブティー、サラダにぴったりな3セット入りでお届けします)

申込数
7
在庫数
23
発送完了予定月
2020年10月

5,000


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オリーブコミューンコース

・お礼のお手紙
・ポストカード(5枚セット)

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


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オリーブコミューンコース(ハーブ)

・お礼のお手紙
・トイレの壁にお名前掲載(ご希望の方のみ)
・ポストカード(3枚セット)
・ハーブ詰め合わせ(エディブルフラワー、ハーブティー、サラダにぴったりな3セット入りでお届けします)

申込数
7
在庫数
23
発送完了予定月
2020年10月
1 ~ 1/ 13

プロフィール

千葉大学園芸学研究科 修士2年 2018年に大学の授業でオリーブコミューンに訪れる。 その後、オリーブコミューンと中野の地域が大好きで大切な場所に。 自主活動として小さなイベント開催や、大学がオリーブコミューンに関わる際のティーチングアシスタントを務めるなど。 オリーブコミューンをきっかけに中野地域、市東地区の活性化を目指しています。

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