介助犬ユーザー 藤原様からのメッセージ

 

 

こんにちは。介助犬ユーザーの藤原智貴です。私のパートナーである介助犬はダイキチといいます。

ダイキチと一緒に暮らすようになってから、もうすぐ4年になりますが、常に一緒にいるので、今では体の一部でもあり、心の一部になっています。

ダイキチは日常生活の手助けだけでなく、心も豊かにしてくれます。

 

普段のダイキチは何もない時はいつも私のそばで寝ていて、私が用事で姿が見えないところへ行くと、探しに来てくれて確認をしたり、寝ていてもふと見ると優しい眼差しでこっちを見つめてくれていたりします。この距離感がとても心地よいのです！

 

ダイキチはいつも安定していて、怒ることもなく、嬉しい時は全身を使って喜びを表現して、普段はとても穏やかです。私もダイキチと一緒にいることで、安心感があり精神的に安定しているように思います。

 

一人でいる時には感じなかったことに気づくことも多くあります。
たとえば、ダイキチを見ていると幸せなことってシンプルだなと気づかされます。
大切な人と一緒にいて、ご飯を食べて、適度に運動をして、いっぱい寝る、幸せってこういうことだよなぁって思い、私もダイキチみたいになりたいなと、いつも思います。

 

ダイキチと一緒に生活する事で日常生活にも余裕がうまれ、また新たな一歩を踏み出せる。
また行きたいところへ行き、やりたいことをやる。
そしてそこから広がる世界があり、ダイキチがいるから出会える感動があります。

 

介助犬の素晴らしさは言い尽くせませんが、この素晴らしい介助犬の存在を一人でも多くに人に知って頂きたいですし、一人でも多くの介助犬を必要としている人のところへ届いてほしいといつも願っています。