【ONE LIFEへの気持ち】9代目 渉外局 金子愛大

幼稚園から中学生のときまで、自分の周りには裕福な人たちしかいなくて、少しでも不自由がある家庭は、村八分のように間接的に除け者にされていたのを、今でも鮮明に覚えています。

 

こういう環境にいると、子どもの感覚は麻痺していって、僕自身も生活する上で障がいなんて何一つないのが常識だと思っていたこともありました。

しかし、とあることを経験し、それを境に自分の経験してきた環境が本当に奇跡のようなものなのだと学びました。

 

自分がいた学校は高校までありましたが、外の世界を知りたくなり、内進を蹴って高校受験の道に進みました。

そこから、高校生では世の中には「不自由がある人の方が多い」ということを学び、こうしてボランティア活動に興味を持ち始めました。

 

大学生になってからも、
「いつか、どこかで」やろうという言い訳のような発言ばかりで逃げていたが、心のどこかでは生活の中で不自由がある人を助けてあげたい
という気持ちを持ち続けていた僕は、1年生の秋学期にどんなボランティア団体があるのかを調べてみました。

 

何個も調べてやっとこのONE LIFEに辿り着き、これまでの実績を見てみると、

自分の想像していたものより遥かに大きな規模、団体でとても驚きました。

自分が今まで携わっていたのは、地域の子どもたちのための活動で、資金や規模共に限度がありました。

 

けれど大学生のうちにここまで大きく活動できるのなら、やってみたい。
ということでこのONE LIFEに入りました。

 

皆が暖かくて認めあって、ここまでの思いやりを意識している団体は本当になかなかないと思います。

 

そういう団体だからこそ目先の目標や誘惑に惑わされず、ゴールにいる「カンボジアの子どもたち」のために活動ができる。
子どもに笑ってほしい、そういう優しい気持ちを持った人たちがとても多いです。

入ってみて規模が大きくてこんなの出来ないんじゃないかと思うこともありましたが、今となってはONE LIFEはそれを「団体」としてみんなで支え合って乗り越えられる確信があります。

色んなことが綺麗事のように思われるかもしれませんが、それでもかまいません。
自分たちがやりたいこと、成し遂げたいことを一生懸命こなします。達成します。こういった思いで活動に望んでいます。

 

今回、このクラウドファンディングで募る金額はそう易々と集まるような金額ではないと思います。
だからこそ、多くの人に僕たちの活動の一端を担ってもらい、みんなでこの目標を達成したいと思っております。

僕に今できることはこの気持ちを、この文章を読んでくださっている皆様に伝えて、繋げることだと思います。

ぜひ皆さまと一緒に、この大きな目標を達成しと思っております。

ご協力よろしくお願いいたします。

 

学生団体ONE LIFE 9代目 渉外局　金子愛大