
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 181人
- 募集終了日
- 2020年11月30日
精神科病院訪問ボランティアに必要な「繊細さ」
大阪府下約60病院を訪問して、報告書を一冊にまとめたものが「扉よひらけ」です。病院訪問に参加するボランティアは、どのような活動をしているでしょうか。
私は病院に勤務していた精神保健福祉士としての視点で活動参加しています。精神障害当事者やご家族の方、療養環境協議会の委員も参加しています。それぞれが違った視点で病院の内部を見ています。
訪問前には前回の報告書を読み込みます。その上でひっかかる点であったり、検討事項や報告書にある「おたずね」について、質問する内容を考えています。
前回の訪問に参加したスタッフとボランティア参加者で集まって事前に情報交換をしながら、誰がどの病棟を訪問するか調整します。
病棟には2~3名でうかがいます。療養環境を見る担当と、入院中の方からお話を聞く担当に役割分担して、決められた時間の中で視察を行います。
その後、訪問活動参加者だけで意見交換を行い、おたずねするポイントをまとめます。
ボランティアとして病棟を訪問するには、自分の立場や専門性だけでなく、ひとりの市民としての感覚が大切です。
特殊な能力よりも「おかしいな」と思ったことを言葉にする力が重要です。それから、自分がここに入院するとしたらYESと言えるかという基準をもっている方。
その基準は権利意識と人権感覚です。私の場合は精神保健福祉士の養成課程で得たものかもしれませんが、現在も人権センターの講演会やセミナーでブラッシュアップを続けています。
人としての権利を守られているか、人間として尊厳ある療養環境にあるかは、偏見や差別意識があると正しく感じることができません。
「10人部屋はね、おとなしい方たちが入院しています。しんどいかもしれないけれど、建物の構造上、仕方がないんです」という説明があった時、「それって、おとなしいんじゃなくて、何も言えない人たちなんじゃないの?」ということに気が付くことができる繊細さと、言葉にする力が、病院訪問ボランティアに求められる力じゃないかと思います。
訪問ボランティアからのおたずねポイントを病院サイドに伝えますが、最初から「これ、悪いでしょ!人権侵害でしょ!」と攻撃的な態度ではお互いに構えてしまいます。最初は柔らかく伝えます。明らかにおかしいところはおかしいと伝えますが、グレーな部分やセンシティブな部分は、病院サイドから気が付いてもらって改善できるような提案をします。
問題の部分を指摘するばかりではなく、積極的なとりくみについても見ています。病院サイドからの説明だけでなく、入院中の方からもお伺いします。会話の中での身近な話題から、医療の質の向上への取り組みが伺えるのです。
職員の方に質問をしながら、共感と小さな信頼が生まれた時に職員の方からも本音を聞くきことができますね。一定の緊張感は必要ですが、短い時間でいかに信用してらえるかは技術なのかもしれませんね。
リターン
2,000円
「扉よひらけ⑧」電子版1冊
・「扉よひらけ⑧」 電子版1冊
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
2,500円
「扉よひらけ⑧」 紙媒体1冊
・「扉よひらけ⑧」紙媒体1冊(通常版)
- 申込数
- 73
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
2,000円
「扉よひらけ⑧」電子版1冊
・「扉よひらけ⑧」 電子版1冊
- 申込数
- 22
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
2,500円
「扉よひらけ⑧」 紙媒体1冊
・「扉よひらけ⑧」紙媒体1冊(通常版)
- 申込数
- 73
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月

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