精神科に入院中の方への権利擁護活動を大阪から日本中へ

現在チャレンジしているプロジェクトは、病院訪問報告書「扉よひらけ」を発行することにより、応援してくださる方を日本中に拡げることも大きな目的です。

閉鎖的な精神科病院は大阪だけであるはずがなく、人権侵害状態にある入院中の方の権利を守る活動は、どんな地域でも必要とされています。
このプロジェクトで精神科病院への権利擁護活動を知った方が、大阪精神医療人権センターとつながり、次のステップとして各地域に「精神医療人権センター」が設立されていくような拡がりを期待しています。
現在、日本各地で活動する精神医療人権センターは次の通りです。

2020年秋のシンポジウムは、各地の人権センター登壇し、現在のとりくみについて報告します。

【埼玉より】630調査の情報公開請求について、現状と課題を報告
【兵庫より】神出病院における虐待事件へのセンターのとりくみを報告
【大阪より】コロナパンデミックにおけるオンライン面会について報告
【神奈川より】クラウドファンディングによる資金調達と団体設立について報告

各地の精神医療人権センターによる、設立の課題や、活動にあたってのハードル、新しい取り組みをスタートすることなど、これから精神医療人権センターに関わろうとお考えの方にとって活動中の団体の発表が参考になることでしょう。

現在、参加申し込みを受け付け中です。テーマ発表の他に分科会とパネルディスカッションによる質疑応答を予定していますす。
zoomによるオンラインシンポジウムです。全国よりどなたでもご参加いただけます。
https://www.psy-jinken-osaka.org/archives/kouenkai/5065/