1年を通して.....

引っ越し完了から1年が経ちました。

今年は様々なことに挑戦しがむしゃらな1年となりました。

実際に過ごしてみるとより安全面を考慮するため
あらゆる設備投資が追加で必要であったり、
犬の出し方、部屋の作り方、
毎日修正しながら手探りで始まった新シェルター。

落ち着いた稼働になるまで
既存のスタッフのみでの活動は想像以上に過酷でした。

移転完了から数ヶ月経ち
徐々に伊豆でのボランティアさんが増えていき
活動が少し安定してきた頃
初めて伊豆でのイベントを開催をしたのが5月。

それを皮切りに今年は複数回のイベントを実施し、地域の方含め多くの方々に保護犬と触れ合ってもらうこと、
今まで以上に里親様や支援者様と直接お話する機会も設けることができました。

また地域貢献活動に行政との連携、
伊豆へ来てから大きく動きだした
新たな活動のひとつとなりました。

先日は市長と面談する機会も設けてくださり
少しずつではありますがこの場所で私達に何ができるのか、地域にも寄り添った活動をできればと
踏み出した初めの一歩となる1年になりました。

高齢者のペット問題は
伊東市ではこれからどんどん浮き彫りになってくるのではと予想されています。

取り上げたり、否定するだけでは問題は解決しません。
サポート体制も考えなが
保護動物だけに焦点を向けず
高齢者向けの企画や講習の機会があれば参加したりと

啓発活動も含め
伊豆に移転をしたからこそ
やるべきスタイルも確立していきたいと思っています。

保護活動は地道だからこそ
まずは拠点である地域の子供から大人、行政の方など、どんどん巻き込んで
日本の動物達に対する扱いを少しでも意識改革ができればと思っています。

『まずは伊東から。』

地道にコツコツとです。

多くの方の力で移転できたからこそ
目先の目的だけでなく動物達の未来のためにも
意味のある活動にこれからも尽力できればと思います。