これからも相知中は「いじめ撲滅」を目指して力強い活動を受け継いでいきます！

支援者の皆様

相知中の生徒たちの心意気を組んでくださり、実際に支援金という形で後押しをしていただき、

本当にありがとうございました。

皆様に支援を呼びかけるきっかけとなった現在の中学３年の生徒たちは、普段通りにくらしている中でも人間関係に悩む生徒が出てくることに疑問を持ち、集団としての自分たちが「どこに目を向けるべきなのか」「何をすることが解決への道なのか」を探り始めました。

そこで、話し合い、情報収集をしていく中で、「今すぐ自分たちにできること」にひとつひとつ取り組んでいこうと考え、「ピンクシャツデー」の実施に取り組みました。

何が一番の正解なのかは分からないけれども、今一緒に暮らす自分たちが心を一つにして「できることから１つずつ」取り組み、それを「全国いじめ問題サミット」へ参加することで、自分たちの考えを発信し、またそこで他の地域の生徒たちから様々な考え方を学ぶ機会にすることができます。

皆様にお力添えを頂いたことで、彼らは「自分たちの考えは間違っていない」「進むべき方向は間違っていない」と自信をもって活動に力を注いでいます。

こうした彼らの姿を見る中で、当事者である生徒たちが「自分事」としていじめ問題を捉え、自分たちこそ考え抜いて行動しなければと真正面からいじめ問題に取り組むことで、実際に「いじめ撲滅」は実現しつつあるのではないかと感じます。

それと同時に、こうした生徒たちの取り組みが「継続」するようサポートしていくことが、大人側の使命ではないかと感じています。

今回、資金難の状況を脱するべく「全国いじめ問題サミット」参加への旅費等を皆様に支援していただけるようクラウドファンディングという方法をとらせていただきました。ただ、運営者でありました私の勉強不足で、せっかく支援を頂けた皆様にももどかしい思いをさせてしまったかと思います。もう少しスムーズに、また支援者の皆様にも十分な情報提供をしつつ、運営すべきであったと反省しています。

ただ、思い切って動いてみて、皆様に呼びかけてみて、地方の中学生の一心な思いを受け止め、無償で支援してくださる方たくさんいるのだということが大きな自信にもなりました。

支援を呼びかけた当初のサミット参加への旅費はもとより、現在の生徒会へ引き継がれた取り組みの活動費としてもありがたく使わせていただきます。運営者の私もすでに４月から相知中を離れておりまして、クラウドファンディングの呼びかけは一旦停止いたしますが、地元地域の皆様のお力添えもありながら、相知中の「いじめ撲滅」へ向けた活動は力強く進行しております。

今回ご支援を頂いた皆様の目や耳に届く情報発信をしていければと思っておりますので、ぜひ「相知中学校」を覚えておいていただき、「がんばれ！」と応援していただければ幸いです。

この度は心のこもったご支援をいただき、本当にありがとうございました。

令和５年度相知中学校教頭　　柴田紀幸（本プロジェクト運営者）