大人のひきこもりをサポートするボードゲームを作りたい広めたい

支援総額
目標金額 1,150,000円
- 支援者
- 139人
- 募集終了日
- 2024年7月10日

「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
#国際協力
- 総計
- 58人

児童労働をゼロに!都市へ働きに出される子どもを地方部で防ぐ
#子ども・教育
- 現在
- 2,706,000円
- 支援者
- 203人
- 残り
- 2日

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
#子ども・教育
- 現在
- 7,125,000円
- 支援者
- 332人
- 残り
- 6日

命を守る手術器械の職人技を次代へ。技術継承にご支援を
#生活用品
- 現在
- 1,829,000円
- 支援者
- 55人
- 残り
- 10日

市場流通0.1%以下の「国産ごま」を信州から全国へ世界へ発信
#まちづくり
- 現在
- 600,000円
- 支援者
- 27人
- 残り
- 10日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
#子ども・教育
- 現在
- 11,815,000円
- 寄付者
- 312人
- 残り
- 29日

病気で髪がぬけるかたへ。高校生と尾州生地で温もりの二刀流ケア帽子
#医療・福祉
- 現在
- 656,000円
- 支援者
- 76人
- 残り
- 15時間
プロジェクト本文
終了報告を読む
日本に150万人いる彼ら彼女らそして、その家族。
彼らを孤立させないために、あなたにできることをこのゲームで知ってもらいたい!
NPO法人社会復帰支援アウトリーチ
- 理念:「生きててよかった」と思える時を創りだす
- 2016年 設立
- 2018年 輝く女性ソーシャルビジネスプランコンテスト愛知2018 愛知県知事賞 受賞
- これまでに100人以上のひきこもりが社会復帰
- 親塾ポラリス/ひきこもり解決講座 等開催
- オンラインおしごと相談、おしごと体験会 等実施
代表紹介
林 日奈(はやし ひな)*NPO法人社会復帰支援アウトリーチ 代表理事*
- 1964年生まれ 愛知県一宮市在住
- コーチングインストラクター
- 電話応対講師
- TEDxAnjo2018 「ひきこもりの概念を変える」スピーカー
- 趣味:自転車に乗ること
- 不登校、ひきこもりを経験する息子の母
◆2人の息子から得たこと
2人の息子の兄は小学校高学年、中学、高校と不登校がちでした。けれど私は仕事に行きたい気持ちが強く、彼の気持ちをまったく考えていませんでした。
学校に行きたいのに行けない・・・その苦しさに気づいていませんでした。
ある朝、私は自分のことしか考えていなかったことに気づきました。すると、息子の態度が徐々に変化して、苦しい気持ちや不登校に至った原因などを話してくれました。
そして弟は大人になってから鬱症状になってひきこもりました。
彼は、何度か鬱症状になり、その都度仕事を辞めることになりひきこもっていました。体調もずいぶん良くなってきても、なかなか社会復帰しません。
そこで、家でもできる仕事だったらやる?と聞いたら「やる」との答え…
これが、現在の活動の原点となっています。
◆活動指針
親は「自分が変わる」こと。「手出し口出ししない」こと。
そして本人には、今のままでもできる仕事を提供すること。
この2つを指針に、活動をしています。
◆社会復帰のノウハウ
外に出られないなら出なくてもできること
コミュニケーションが苦手なら、ひとりで黙々とやれること
長時間が無理なら短時間の仕事
そう、無理をせず頑張らなくても“今のままでもできる仕事”。
これが、ひきこもっている人が求めているものです。
求めているものを提供しているだけなので、簡単な話です。
オンラインでできるデータ入力、画像制作、イラスト制作、資料の封入作業、単発のイベント補助要員、レース編みなど手芸品の制作、警備員など。
無理をせず頑張らなくてもできることをヒアリングして、就職のアドバイスをしたり、在宅でできる仕事を提供してきました。
その結果、自分自身で仕事を見つけ、就労した人が100人以上います。
◆多くの協力者
多くの企業のご協力で、当団体は成果を出すことができています。
仕事をしたいという彼らと、彼らを受け入れてくれる企業のみなさんのおかげです。
また、運営をサポートしてくれるボランティアスタッフのみなさんに助けられて運営を続けています。
50歳のひきこもる息子を抱える80歳のお母さんの相談を受けた時のお母さんの言葉
「私が死んだら、息子も死ぬと言っている。それでいいと思ってる」
この言葉に衝撃を受けました。
社会復帰していくひきこもりを生み出しながらも、この言葉がずっとひっかかっていました。
親が子どもの生きる道を閉ざすなんて・・・
でも、それぐらい深く重く、なかなか解決しない問題。
◆ひきこもりとは
様々な要因の結果として社会的参加を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって
概ね家庭にとどまり続けている状態をいう。
現在、日本には150万人以上いるといわれています。
この問題をどうやったら解決できるのか?私たちは考え続けました。
ひきこもりの親御さんたちは、日々に疲れ切っている。
あきらめの気持ちと、誰か助けてくれないかと微かな期待の気持ち・・・
高齢の親と50代のひきこもる子。そこには貧困、健康問題、孤立、共倒れなど様々な問題が潜むため
ご家族はもちろん、私たちだけでは解決できない。
多くの人の支援が必要だ!
専門家だけでなく、地域の人も、他のジャンルの支援者も、ひきこもりを抱える家族を取り巻く多くの人たちの関わりを得ることだ。
そこで、ご家族はもちろん、誰でもできるひきこもりへの支援がわかるツールとして、このボードゲームを企画しました。
◆試作品制作に至るまで
そもそもこのゲームは、ゲームを作ろうと思って企画したわけではありません。
高齢者の親がひきこもりの子を残して逝く、その不安を解消したいと当初はエンディングノートを企画していました。けれど、エンディングノートを調べていくにつれて、当事者の親が取り組むことの難しさを感じました。
楽しく、難しくなく、自分を責められていると感じないで取り組めるには、どうしたらいいのか・・・
そこで、ゲーム形式にチャレンジしました。
もちろん、ボードゲームを制作するのは初めてです。ルール作り、デザイン、すべてスタッフと模索しながら、1年かけて試作品を作り上げました。
◆ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”の特徴
*スタートからゴールまでを3年間に見立て、その中で取り組むことをマス目に掲載している。
1年目:支援機関や福祉サービスなどとつながる
2年目:地域コミュニティとつながる
3年目:生活スキルを身につける
*各マス目に記載している内容は、当NPOが実際に当事者やその家族から見聞きしたことや、
改善につながったアプローチ方法などを記載している。
*マス目の内容が改善に効果的なものは、ポイントも多く付与される。
*マス目の中には、プレイヤー同士で挨拶をしたり、ストレッチをするなど、
プレイヤー同士のコミュニケーションを図る内容も取り入れている。
*ゲーム終了後に獲得ポイントや獲得金額などを記載するシートには、
ひきこもりチェック項目を掲載し、「楽しかった」だけでは終わらない設計をしている。
*8050問題の解決のためのゲームのため、高齢者でも楽しめるものである。
ゲームの名前である「あすイチ」は“明日への一歩をゲームから始める”というメッセージを込めています。
◆体験した人の声
実際に高齢者の方や、小中学生のお子さんとお母さん、税理士、社会保険労務士の方、もちろんひきこもっていた経験のある人にもこのゲームのデモ体験をしてもらいました。
中学2年生:
とってもおもしろくて、興味深くて、役に立つゲームでした。
友達ともやってみたいです。お金の勉強にもなった!
小学1年生:
すごく楽しかったです。いろんなマスで止まっても楽しかったです。
高齢者のみなさん:
助け合わないかんわ(助け合わなきゃダメだね)
楽しかった!
うちは、お金はないけどポイントがあるで助かった。
税理士、社労士のみなさん:
マス目の意味を教えてもらって、ひきこもりの支援がわかった。
このゲーム、いろいろ使えそう。
ひきこもり経験者:
(マス目に)書いてあることが、「あるある」で親に知ってもらいたいと思った。
ひきこもりサポートゲーム(仮称:あすイチ)の制作と普及
・現在は試作段階
止まったマス目で相談ポイント、ご近所ポイント、スキルポイントなどが獲得できる。
また、想定されるトラブルなども織り込んである。
ゲーム体験後は、ゲームの内容を元にしたハンドブックで、ひきこもりの支援を知ることができる。
高齢者の方にも楽しんでいただきながら、ひきこもりが親亡きあとも生き残るための働きかけがわかる、すごろく形式のゲームです。
今回のクラウドファンディングで、私たちは以下の活動を進めるためにみなさんのご協力をお願いしたいです。
◉ボードゲームの制作
◉普及を手伝ってくれる人を養成。
◉全国各地に出張して体験会を開催
【支援金の使途】
◉ボードゲームの制作 50セット予定:50万円
※現在は試作品だが、耐久性のある素材、安全な形状にする。
※高齢者でも、わかりやすいデザインにする。
内訳)
印刷費 20万円
ゲーム備品 15万円
デザイン 10万円
その他(ゲーム説明資料制作等) 5万円
◉普及を手伝ってくれる人を養成:65万円
ファシリテーターはこのゲームの要です。
ゲーム進行の実践だけでなく、ゲームのマス目に書かれてある項目の意図や
ひきこもりの心理などもお伝えします。
※ファシリテーター講座の開催
※カリキュラム、テキスト制作
※ひきこもりハンドブックの制作
内訳)
ファシリテーター講座(会場費、人件費、カリキュラム、テキスト制作含む) 25万円
高齢者向け体験会の開催(会場費、人件費等) 10万円
ひきこもりハンドブック制作(デザイン、印刷費含む) 20万円
広告費(SNS広告、チラシ制作等) 10万円
合計:115万円
【今後のスケジュール】
2024年7月末 ボードゲーム盤面の内容確定、
ひきこもりハンドブック ラフ案
体験会随時開催(ブラッシュアップと最終調整のため)
8月 ボードゲーム制作
ファシリテーター講座カリキュラム、テキスト制作
高齢者向け体験会開催(愛知県内中心に開催)
全国の自治体のひきこもり相談窓口等への広報活動開始
9月 ボードゲーム完成
ファシリテーター要請講座1期
ひきこもりハンドブック完成
10月 ファシリテーター養成講座2期
体験会開催
11月 ファシリテーター養成講座3期
◆なぜクラウドファンディング?
このひきこもりサポートゲーム“あすイチ”は、試作品がすでにできています。そして、実際に高齢者の方たちに体験もしてもらっています。
「だったら、いいんじゃない?」と思うかもしれません。
私たちが試作品を使って体験会をしても、せいぜい1回につき10人程度・・・
私たちの手の届く範囲では足りないのです。ひきこもりは全国に150万人いるのです。
もっと、多くの人にこのゲームを知ってもらって、誰にでもできるひきこもりのサポートがあることを知ってほしいのです。
そして、ひきこもりを抱えたご家族に解決の方法があることを知ってほしいのです。
全国にあるひきこもり支援の窓口に使ってほしい。
高齢者の福祉に関わる人に使ってほしい。
成年後見制度や障害年金など、ひきこもりが関わる制度に携わる人に使ってほしい。
自治体の職員さんに、多層な困難を抱えた人たちへのサポートを知るために使ってほしい。
多くの人にこのゲームを体験することで得られる2つのことを伝えたい
1)誰でもできるひきこもりのサポートがわかる
2)親亡きあともひきこもりが生きていくための準備がわかる
そして、ひきこもりを抱えた家族を孤立させないためにこのクラウドファンディングに取り組みます。
当法人が行っているひきこもりの支援では、親へのアドバイスだけで、ひきこもり本人が社会復帰しています。
そのノウハウをこのゲームを通して伝えることで、多くのひきこもりが親亡きあとも地域で生きていくことができ、そして社会復帰の一歩を踏み出す。
全国各地にあるひきこもり支援の窓口や、ひきこもりを取り巻く人たち、多くの人を巻き込んで、150万人の彼ら彼女らの明日を変えたいと思っています。
・全国各地のひきこもり支援窓口での体験会
・高齢者支援のコミュニティでの体験会
・ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士、行政書士など、
ひきこもりに関わる業種への展開
・ひきこもりを抱える親向けエンディングノートの制作
◆ご支援のお願い
「大人のひきこもり」は困った問題と知りながらも、実際に自分の生活に関わりがないと取り組むことはありません。その実態も知ることもありません。
けれど、日本に150万人いる彼ら彼女らそして、その家族。彼らを孤立させないために、あなたにできることをこのゲームで知ってもらいたい!
このひきこもりサポートゲーム“あすイチ”をより多くの人に届けるために、ご支援をお願いします!
- プロジェクト実行責任者:
- 林 日奈(NPO法人社会復帰支援アウトリーチ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年12月25日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
・ひきこもりサポートゲームの制作 ・ひきこもりサポートハンドブックの制作 ・ひきこもりサポートゲーム ファシリテーター養成講座の実施 ・ゲーム制作 50万円 ・普及 250万円 内訳 ・ゲーム制作 印刷費 20万円 備品 15万円 デザイン 10万円 その他雑費 5万円 ・普及 ファシリテーター養成 150万円(10組) ハンドブック制作 70万円 SNS等広告費 30万円
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
大人のひきこもりをサポートする社会復帰支援アウトリーチ 代表理事の林日奈です。 「今のままでもできる仕事」が彼らの社会復帰の最初の一歩になるとの考えで、 在宅ワークなどを提供している。 また、親御さんへのアドバイス「手出し口出ししない」「自分が変わる」を実践することで、子どもが自立をし、自ら就職していく。 ひきこもる本人たちから、「自分の気持をわかってくれる」との声を多く得ている。 2016年 NPO法人社会復帰支援アウトリーチ設立 2018年 輝く女性 ソーシャルビジネスコンテストあいち2018 愛知県知事賞受賞 TEDx Anjo2018 スピーカー「ひきこもりの概念を変える」登壇 メディア掲載 日本経済新聞、読売新聞など多数 公的支援機関からも、ひきこもりに関するアドバイスを求められる。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
10,000円+システム利用料

ひきこもりサポート ハンドブック
PDFデータでお贈りします。ひきこもりサポートゲームの内容に沿ったハンドブックです。
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
10,000円+システム利用料

当団体のHPにお名前掲載★法人名、団体名、事業所名
当団体HPにご支援いただいた法人名・団体名・事業所名を掲載いたします。
※2025年8月末まで掲載予定
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
10,000円+システム利用料

ひきこもりサポート ハンドブック
PDFデータでお贈りします。ひきこもりサポートゲームの内容に沿ったハンドブックです。
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
10,000円+システム利用料

当団体のHPにお名前掲載★法人名、団体名、事業所名
当団体HPにご支援いただいた法人名・団体名・事業所名を掲載いたします。
※2025年8月末まで掲載予定
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
プロフィール
大人のひきこもりをサポートする社会復帰支援アウトリーチ 代表理事の林日奈です。 「今のままでもできる仕事」が彼らの社会復帰の最初の一歩になるとの考えで、 在宅ワークなどを提供している。 また、親御さんへのアドバイス「手出し口出ししない」「自分が変わる」を実践することで、子どもが自立をし、自ら就職していく。 ひきこもる本人たちから、「自分の気持をわかってくれる」との声を多く得ている。 2016年 NPO法人社会復帰支援アウトリーチ設立 2018年 輝く女性 ソーシャルビジネスコンテストあいち2018 愛知県知事賞受賞 TEDx Anjo2018 スピーカー「ひきこもりの概念を変える」登壇 メディア掲載 日本経済新聞、読売新聞など多数 公的支援機関からも、ひきこもりに関するアドバイスを求められる。











