『私たちが目指すセントラルキッチン』について

本日でクラウドファンディングも残り15日

目標金額の６８％　1,030,000円達成しました！
たくさんのご支援に感謝申し上げます

あと、もうひと踏ん張り！　皆さんよろしくお願いいたします。

 

昨年は新型コロナの影響で人と人のつながりを持つことが出来ない一年になりました。しかし、今回のクラウドファンディングを通して、何十年ぶりに連絡をとったり、遠く離れている方にもプロジェクトページを見ていただきご支援頂いたり、こんな時だからこそつながる事の大切さを実感しています。

今回の投稿は『私たちが目指すセントラルキッチン』についてお伝えできたらと思います。

私たちの目指すセントラルキッチンとは、、、

 

①規格外の野菜、果物を価値ある食材として提供したい

②農家さんの困りごと、地域の困りごとを障がいを抱えている方々の力で解決したい

③食を通じてだれもが生きやすい社会を作りたい

 

野菜や果物には「規格外」のＢ級品が生産の過程で出てしまいます。

多くのＢ級品はかなり安く売られるか、もしくは廃棄されてしまいます。

障がい者支援施設の多くでも農業に取り組んでいますが、
規格外の野菜や果物が通常の農家さんよりも多く出てしまいます。

原因は多々ありますがここでは触れずに進みましょう。

規格外の農産物は給食などで消費したり、一部は安価で販売もしますが
食べきれない物は廃棄されてしまいます。

 

しかし、大きさを揃えたり、皮をむいたり一次加工する事で多く規格外の農産物に
命を吹き込み利用価値が出てくるのでないかと考えました。
障がいを抱えている方々が心を込めて作った生産物をしっかり工賃に反映させるため、
地域の方々に喜んでもらうためにセントラルキッチンで一次加工、調理をして
必要としている方々に届けたいと思っています。

農家さん、農作業をしている福祉作業所、家庭菜園で野菜を育てている地域の方々などが生産した

行き場のない規格外の野菜を引き取り、生活に困窮している方、独居の方、介護施設、
児童施設など「野菜の総菜などもう一品あったらいいな」のご要望にお応えしたいと考えています。

引きこもりの方の支援をしているとき、お話ししたいから相談支援事業所にきませんか？と誘っても
ほとんど来ることがありませんでした。
しかし「最近、外食してる？美味しい味噌ラーメンの店があるんだけど一緒にどう？」
と言うと「んじゃ、、」と来てくれる事がありました。
泣いている子どもに「ねえねえ、これどうぞ」と甘いお菓子を渡すと
泣き止んでパクっと食べてニコッと笑ってくれました。
何かのきっかけが欲しい時、美味しい食べ物がその仲を取り持ってくれる事があります。

東日本大震災の時、炊き出しに全国から石巻に来てくれました。温かい食事をきっかけにお話ししたり、心がいやされた経験をしました。
「美味しいお野菜たべませんか」から始まる心理社会的サポートが出来たら素敵だと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。