大切な人との不滅の瞬間を!!ダイヤの10、デザイン解禁ッ!!!

明日、無事に7割を超えることへ、皆様への感謝の気持ちとこれを記念して、

 

 

堂々のダイヤの10のデザイン解禁です!

 

世界中のマジシャンがブランク・フェイス・カードと呼ばれる表が真っ白なカードを用いて、

「お誕生日おめでとう」

と手書きで作られたり、シールを貼られて演出をするのがバースデー・マジックの常套手段と言っていいほどのルーティンとなっています。

 

どうにかしてこのマジックを自身のバイスクルの中に常日頃、普遍的な「デザイン」として取り込むことができないか

 

長年の課題でもありました。

 

ブランク・カードをそもそもバースデー専用カードにしたらどうかとまでオーナーの浅野さんとも話し合いましたが、一枚だけ突出して特殊カードを作るというのはやはり

「常日頃愛されるバイスクル・クオリティ・トランプ」

という概念から外れてしまいます。

 

話し合いを進めるうちに、

「カードは我々でも用意しますから、赤星君のカスタムに合わせて無理に作らなくても大丈夫ですよ。君の演技に合うようにカスタムしてください。」

と浅野さんからの一言に、

今一度、

「必ずフェイスカードでバースデーカードを自然体として取り込んでみせる」

と一層強く考えるようになりました。

 

 

そして、原案をデザイナーの高橋さんに伝える上で、最高のアイデアを振り絞らなくてはと衝動に駆られた出来事が起こります。

 

それは、私の唯一の幼馴染の友達の婚約話です。

 

パン様デックでどうしてもお祝いをしたい。

 

ただその気持ち一つでは当然、解決には至りません。

 

焦心苦慮の毎日が続きました。

その間にも、デザイナーの高橋さんは私以上に寝れない状態で素晴らしい作品を生みだす作業をコンスタントにしてくださっています。

 

焦りました。考えられなくて、でも、諦めたくはない。

その繰り返しの土壇場の中、

 

いくつも考えたデザインの原案の中から、迷うことなく、ただ一つの原案に絞り込み、高橋さんに作品に落とし込んでいただくに至ったのも、アクアエソーレでのパフォーマンスでした。

 

職場の後輩の方が婚約をされたので私のパフォーマンスを是非とも後輩に見せたい!とアクアエソーレにいらっしゃった入江様との会話からでした。

 

私が現在バースデー・カードのデザインとそのアイデアを煮詰めているとお話を致しましたところ、

 

「私の父が9月に誕生日を迎えます。父がここにきて赤星さんの演技を見て、赤星さんのアイデアから生まれたパン様デックで私が父への感謝の言葉を書いたカードが演技の最後に出てくる…本当は鉄道旅行のプレゼントをしようと思っていましたがやはりあなたのショーをオーダーすることに決めました。どうか父を喜ばせてあげてください。」

 

もう、迷うことなどなどありません。

 

お父様を喜ばせたいと願う、お客様の熱い眼差しから、この原案でなくてはならない。

 

そう確信しました。

 

私が幼馴染と今まで一緒に過ごしてきた沢山の日常、

お客様がご両親を喜ばせたいという衝動、

そして、この一枚もまた、僕が今日ここまできた一つの証です。

 

 

ダイヤの10、その名も

「ル・パティシエ・パン様ッ!!!」

 

パン様バースデー・アクトのファイナルを飾るに相応しいダイヤの10です。

 

上にはお誕生日のお客様の御名前、下にはそれを祝福する人の名前を書き込めます。

 

そして高橋さんがブラッシュアップして生みだしてくれた

ル・パティシエ・パン様のどや顔!

 

誰にも真似できないカード、誰にも譲れないカードです。

 

 

想像してください。

このカード一枚をもらった人の笑顔を、

 

思い返してください、

このカードをプレゼントしようと心に決めたあの日を。

 

そんな魂を込めたカードです。

 

 

皆さん、どうかこのカードが誰からも愛されるよう、

そして、ル・パティシエ・パン様が皆様の心の10つ星パティシエであり続けられるよう、どうかご支援の程、謹んでお願い申し上げます。