第四回目のツアーが開催されました

３月１２日に第四回目のツアーが開催されました。
この日も好天に恵まれ、とても暖かい日でした。
そして、今回はたくさんお申し込みがあり、２０名もの方にお集まり頂きました。
中にはスーツケース持参で遠方からお越しくださった方もいらっしゃいました。
本当にありがとうございます。

今回は人数が多かったため、集合後すぐに引退馬の森へ移動しました。
整備が進んでいたため、今回は引退馬の森の放牧場にて馬を放牧できるようになったため、ミモザ、ビビ、モプシーがお出迎えをしてくれました。
3頭が並んでそれぞれにオヤツをあげていただき、あちこちで明るい笑い声が響いていました。
立派な厩舎に広々とした環境、そして綺麗な森の中に参加者様が騎乗する馬達が準備をしている、その光景に皆様大変喜ばれておりました。
今回は複数のグループに分かれて野外騎乗を体験していただいたので、その間に参加者様と個別でお話をさせていただきました。

「犬猫の保護活動に支援をしてきた中で林さんの活動を見つけて参加しました。馬に触ったことがなかったのですが、触れて、オヤツをあげられて、乗ることもできて本当に楽しいです。それに馬達が生きていることを実感できたことも嬉しいです」
「今度の冬前に馬着も作成して保護できた子にプレゼントしたいです」
「この子達が今ここで生きていることの力なれて良かったです」
と、それぞれの方の想いを教えていただきました。
そして、皆様本当に馬達がのびのびと過ごしている事を喜んでくださっていたことが伝わってきて嬉しかったです。

野外騎乗と触れ合いが終了してから学校に戻り、保護した子達の成長をご覧いただき、皆様に乗馬体験をしていただきました。
今回は４歳のお子様もいらしており、乗馬を希望していたため、スタッフさん達の万全のサポートで、一人で騎乗してもらうことができました。
最初は怖がっていましたが、すぐに慣れて「楽しい!!」と言っていた姿が微笑ましかったです。

今回は大勢のご参加ではありましたがトラブルもなく順調に進み、ちょうど良い時間となりました。
最後に部屋にて締めのご挨拶をさせていただきましたが、その際に野口さんが
「今後もこのように皆様に触れ合っていただける機会を作っていこうと思うので、ぜひ参加していただき、リピーターとして５回、10回とお越しいただきたいです」
と、おっしゃった時に参加者様が「うんうん」と力強く頷いていたことが印象的でしたし、それだけ楽しんでいただけたことが伝わってきて嬉しかったです。

第一回目のツアー後から毎回、野口さんとスタッフさん達が「参加者様がより楽しんでもらうためにはどうすればいいか」と、一生懸命に考えてくださっているおかげで、回を重ねるごとに内容が充実しているように感じました。
引退馬の森が完成に近づくに連れてさらに色々なことが行われるようになると思うので、私自身も楽しみですし、今後ご参加していたただく方が、さらに喜んでくださる姿を見ることも楽しみにしております。

ご参加していただいた皆様へ
ツアーにご参加していただき、ありがとうございました。
私の活動は「支援をしてもらったら終わり」ではなく、「支援をしてもらってからが始まり」との思いで活動をしています。
馬の保護活動はもちろんのこと、日々の情報発信によって感謝の気持ちが少しでも伝わるように、そして保護できた子達を身近に感じてもらえるように精一杯頑張って参りますので、今後ともよろしくお願い致します。