ふりかけ工場～アタウロの女性たち

皆さん、こんにちは。東ティモール事務所の桑原です。今日はアタウロ島ビケリ村にある「ふりかけ（コハカフール）」の工場をご紹介したいと思います。

 

アタウロ島は、首都ディリから約25キロメートル北に位置しており、高速ボートで1時間、村ごとに毎日運航している小型ボートで2～3時間の距離にあります。そして、ふりかけ工場のあるビケリ村は、アタウロ島の北側にあります。

 

 

 

コハカフール生産に携わっているBIATA（ビアタ）漁業組合の女性部メンバーは現在10名。その他にもビケリ村には女性部メンバーは大勢いて、彼女たちからコハカフールの原料となっている干し魚、モリンガ、ゴマ、ウコンなどを仕入れています。仕入れた原料は、乾燥、粉砕したのちに混ぜ合わせて、コハカフールの完成です。

 

 

 

工場内は和気あいあいとした雰囲気で作業が進みます。コハカフールの生産が始まって約2年。メンバーは、生産工程や衛生管理なども正しくできるようになっています。学校給食での需要が増えれば、女性たちの収入向上につながります。各学校の料理教室でもコハカフールを紹介して、普及に努めていきたいと思っています。皆さまのご支援どうぞよろしくお願いいたします！

 

 

前事業で作成したコハカフール工場の様子と事業の内容をまとめたPRビデオです。ぜひご覧ください！