アラックが作られている場所をご紹介します。

わたしのパレスチナアラック輸入プロジェクトを応援、ご支援頂きありがとうございます。

 

このアラックはパレスチナのベツレヘムでつくられています。

 

日本の酒屋さん、またはスーパーで物販される場合どんなものも製造先の名前と住所が記載されていますが、パレスチナはそうではありません。

小さな商店でいくつかのメーカーのアラックを試飲させてもらってその中で本当に美味しかったこのサバートアラックの空き瓶を片手にラベルを色んな人に見せて蒸留所にたどり着きました。

ベツレヘムの中心地はイエスキリスト生誕の地であり、聖誕教会があるので世界遺産にも認定されている観光地です。

 

そこから少し歩くとその様子は変わってきます。

分離壁があり、チェックポイントがあり・・・。これも現実です。

 

 

たどり着いた蒸留所の目と鼻の先にはデヘイシェ難民キャンプがあります。

夜にはイスラエル兵の嫌がらせで安眠できない日もあります。

それでも日常に楽しみを見つけたり、勉強をし海外に留学したり、または人生を諦めてしまう人もいたり、さまざまです。７０年余りもの長い間占領される状態、わたしにはその心情を本当の意味で理解することはできないでしょう、でも心を寄せることはできます。ここでの滞在を語ることはできます。

 

 

興味を持ってもらうきっかけの１つ美味しいアラック！その時の食べ物や飲み物で身近に感じることってないですか？

 

 

ベツレヘムは占領だけでなく、オリーブ畑やブドウ畑もあります。年に一度のパレスチナマラソン開催地もここベツレヘムなのです。