
支援総額
目標金額 2,200,000円
- 支援者
- 309人
- 募集終了日
- 2021年1月21日
絶望から見えた未来と希望ー私が学校運営を止めれない理由ー
ナマステ!
いよいよ明日、21日の午後11時で今回のプロジェクトの挑戦が終わります。
プロジェクトページのカウントダウンは1秒毎に刻まれ、刻々と終わりが近づくのを知らせてくれます。その画面を見ながら「焦る」代わりに、「わくわく」した感情が湧いてきます。あと、数時間でどんな奇跡が起こせるか、わくわくするのです。
そして、ネクストゴールの達成はまだしていませんが、先週末に道路工事がはじまり、インド特有のごちゃごちゃで私たちの学校の私有地が危うい状況になっていることもあるため、安全フェンスを建てるレンガを昨日購入しました。レンガ6,000個で36,000ルピー(約7万円)です。この他に、セメント、鉄、作業員代が発生します。ネクストゴールが達成できなくても子どもの安全のために必ず作りますが、達成できたらとても助かります!
最後まで何が起こるかわからない
先日私がこのプロジェクトについて「あと3日しかない。ネクストゴールの達成はできないかもしれないけど、でも十分だね、みんな有難いね」と言うとアヌープは「なんでそう思うの?最後の1分で誰か10万円支援してくれる人だっているかもしれないよ。きっとゴールするよ」と子どものような笑顔で言いました。それを聞いて「あ、またやってしまった!」と反省した私です。最後まで諦めないこと、「これで良い」と自分の意思を止めないことの大切さを実感しているのに、うっかりするとすぐ忘れてしまうのです。
最後の1秒まで「何が起こるかわからない」ので今は、カウントダウンもワクワクしながら見ることができています。
絶望から見えた未来と希望
私は、プレマメッタスクールでボランティアとして活動させてもらった時からここ「ブッダガヤ スジャータ村」で様々な体験をしてきました。
学校を運営していることでうける、富裕層からの理不尽な嫌がらせや村の人による「妬み」からくる妨害など数えきれないくらいあります。設立者で私の配偶者であるアヌープ クマールは賄賂を受け取った警察官から暴行を受けたこともありますし、外国人の方と地元の人でプレマメッタスクールが乗っ取られそうになったこともあります。
考えられないような事が起きても、挫けず腐らず、「何とかなる」と信じて対処してきたアヌープの姿を見て、いかに諦めないことが大切なのかを学んできました。
それからは、私も「私にできること」でひとつひとつ解決していこうと思えるようになり、脅しや不当な扱いにも動じず、また賄賂などを使うことなく、解決する手段はあくまでも「正しい道」と信じる方法を選んできました。
警察官の暴行問題を警察署長に苦情を言いに行ったときは「そのことは忘れて二度と来るな」と言われました。
地元の人も警察官と関わることを避けます。何か事件が起きても「警察に言うとさらに事がややこしくなる。悪くなる。」と言い警察に助けを求めません。読み書きができないことから苦情を提出することができず諦める人もいます。
警察官のアヌープに対する不当な扱いや「学校や児童を見に行く」という脅しが続いたので、止めてもらうために法に守ってもらおうと裁判所に行きましたが、驚いたことにブッダガヤは司法も腐敗していました。裁判所では裁判官が虚偽の証言をするように求めてきました。私が「嘘はつけない」と断ると「警察を相手に勝つためには大げさにしないと勝てない」と言われたのです。
陪審員にも賄賂が必要だというので、これではまったく意味がないと呆れて訴えるのをやめました。その代わりに警察上層部、ビハール州の政治家、人権保護団体へ手紙やメールを書き続けました。すると、警察組織の上層部の方が「インドにも法はあります」と言って話を聞きにわざわざ学校まで来てくれ、該当の警察官たちを処罰し私たちの学校を守ってくれました。
しかし、処罰された警察官やその家族は怒り、また何か言ってくる。そうしたらまた私たちは「正しい道」と思える方法で対処していく。この繰り返しです。この問題があった時の私は「絶望」に近い感情を持ちました。
「無償で教育を提供し、子どもたちの未来のためにと活動していても、なぜこのような嫌がらせをうけるのか?警察官は一般市民を守るためにいるはずなのになぜ市民を脅かすのか?なぜ地元の人も理解してくれないのか。」
自問自答を繰り返したどり着いた答えは「すべての原因は貧困からくる問題。憎むのは人ではなく無知。いまの子どもたちがこの現状を変えられる。インドの未来を変えられる。それには教育が必要であり教育が大切なんだ。だから学校は絶対に止めれない。」
心に決めたこの時からもう絶望や悲観をすることはなくなりました。
今のインドは低層カーストの人たちが優先的に公務員の仕事に就けるポジションがあります。警察官もそのひとつです。この制度は仕事に就けるいうメリットはありますが、教育を受けていなくても警察官になれますが昇進するのは難しいです。それでは未来が描けずモチベーションを維持するのは難しいのではないでしょうか?例え、この先もこの制度が変わらずに続くとして、低層カーストの人でも教育を受けていれば昇進試験も受けれますし未来を描くことができます。すると働く意欲も変わるのではないでしょうか。
地元の人々は何か問題が起こってもメールや手紙を書き訴えることが今はできません。でも読み書きができたら苦情を提出することも誰かに伝え助けを求めることもできるようになります。するといつかは警察の「質」も改善されるのではないかと私は期待しています。
色んな体験をしたからこそ、私はプレマメッタスクールの子どもたちには勉強だけでなく道徳を学ぶクラスを設けています。そして私たちが生きる上で最も大切な「思いやりの心」を友達と過ごすことで育んでほしいと願っています。
彼らが成長し、大人になった時、きっとこのスジャータ村やブッダガヤの町はいまよりもっと豊かで素晴らしい場所へと変わると信じて、これからも私はここで私にできることをしていきます。
応援してくださっているみなさんと一緒に、これからのインドの未来を見ていきたいです。明日でこのプロジェクトは終わりますが、私たちの挑戦はこれからも続き、そしてずっとここにいます。まずは後数時間、私たちのプロジェクトを一緒に最後まで見守ってください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
リターン
3,000円

【お気持ちコース】
・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。
- 申込数
- 193
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
10,000円

【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円
・フォトレポート(PDF)
・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。
- 申込数
- 81
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
3,000円

【お気持ちコース】
・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。
- 申込数
- 193
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
10,000円

【子どもたちの学び舎を守る!サポーターコース】1万円
・フォトレポート(PDF)
・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。
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- 制限なし
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- 2021年12月

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