男木島を未来へ繋ぐ|古い郵便局舎を生かし、人や文化が往き交う宿へ

支援総額

3,635,000

目標金額 2,000,000円

支援者
231人
募集終了日
2022年11月14日

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2022年11月14日 11:52

「鍬と本」クラファン最終日です!

 

​​​​コワーキングスペース「鍬と本」のパンフレット写真

 

9月22日に始まったクラウドファンディングも11月14日23時に終了します。ネクストゴールの300万も達成している状況で現在も213件3,339,000円の支援を頂いています。引き続き継続したご支援には感謝以外の言葉が見つかりません!ありがとうございます!!

ネクストゴール達成の夜、たまたまコワーキングスペースにプロジェクトメンバーが揃い、話しながらハッと気がついたですけど、今回のように能動的なアクションを起こしたのは私にとって実はそんなに多くないという事です。

学校の再開や移住者支援、それに伴う地域づくりなどは目の前にある状況で誰かがやらないと機会そのものが失われる危機感や必然性があって、対応してきた部分はありました。本業は小さいながらも会社を営んでいるのでひな鳥のように口を開けてばかりの毎日ではないですし、宿への改修も事業計画を元に進行しているプロジェクトです。とは言え、それ以上自分の持っている関係性に改めて自分の今の気持ちや思いを伝えとようとは思ったことはありませんでした。

 

今回、重ねるようにクラウドファンディングを実施して、少しでもこの場所の事を知ってもらう広報活動の一環であったり、よりよい宿へのステップの為の支援をいただこうと決めたのは、私の男木島での活動の軸であった子育てのゴールが見えてきた事がたぶん大きく影響しています。私たちの男木島の移住は小中学校の再開がマストでした。子どもが卒業し、地域としては子育て世帯の支援は継続しつつそこからすこしづつ離れ、次の世代にバトンを渡せてきた実感もあり、少しだけ身軽になった感覚があるのかも知れません。

 

周囲からは、瀬戸芸もあったり、地域の事やその他のイベントもありなぜこの時期に?という当然の意見はあったし、金額への重圧などは私より妻の順子が感じていたように思います。私自身も重圧がないと言えば嘘ですけど、それでもファーストゴールまでは確実に行けると信じられたのは、クラファン開始当初に友人や知人、またSNSを通じてこのプロジェクトを知った支援者の人たちから、いただいた応援のコメントでした。10年近く取り組んできた事への一定の評価や課題意識への共感などのコメントを拝見するうちにきっとこのプロジェクト上手くいくんじゃないかという手応えを感じると同時に、必ず成功させないといけないという強い思いが芽生えました。

とは言え、声高らかにお願いするのは性分に合って無いことは自分でよくわかっているので普段のリズム(仕事量)をなるべく崩さないようにした結果、クラファン期間中がとても忙しくなってしまいました。あくまでも普段の生活の上にこのクラファンのプロジェクトが乗っかっている訳ですから、当然といえば当然です、自分が無理をするのは仕方ありませんが、見かねたメンバーにはかなり支えて貰いました。クラファン以外で、現場を回してくれた職人さんたち、ご近所の人や工事現場をみて足を止めて頂いた観光のお客様やわざわざ島を訪ねてくれた知人たちなど本当に多くの方たちに支えられている事を再認識することもできました。

 

今更なのですが、実は私たちの会社名である「有限会社ケノヒ」は柳田國男先生が提唱されている「ハレとケ」から由来しています。日本人であれば馴染みのある世界観の言葉だと思います。2019年の過剰とも言える観光客の来島はオーバーツーリズムとなり、私たちが今後この男木島で暮らす上で、暮らしの考え方の大きな転換となりました。体験を元に私なりにこれからの社会に対する貢献などを考えて社名も「ケノヒ」とし、会社の事業内容もより地域での活動に特化したものに変更しました。しかし、その矢先2020年からは世界的なコロナウイルス感染症が蔓延しています。季節や年の単位ではなく、大きく「ハレ」の日から「ケ」の日に移ろってしまいました。社名も変え心機一転しようとした事業や計画が尽く暗礁に乗り上げたり、トラブルに見舞われ、2020年は人生のベスト3に入るほどきつかった1年でした。この息苦しい時代は早く過ぎ去って欲しかったのですが、この2年間で改めて自分の使命のようなものをじっくり考える時間が取れました。そして前向きな心持ちで「ケ」の日があるからこそ、「ハレ」の日を大切に思えるそういった心境です。

コロナ禍の中で会社は17年目になり、30代のような体力の回復はなくなったなあという焦りを感じつつも、しっかりと自分の体の変化を感じる事が出来たのもこの2年間があったからかです。もし2019年のまま走り出していたら疲れや自分の体の声を聞けずに途中で息切れを起こしていた気がします。

クラウドファンディングを通じて、皆様の多くのご支援は金額だけではなく、関係が広がりその後押しで、私が思い描いているより少し遠くの未来へ行けるんだなと、それをみなさんと一緒に見られる期待でいっぱいです。あと少しだけこの宿に思い込める意味として、大学生の頃に修めきれなかった「衣」に対するアプローチをしたい思いも強くなっています。宿を運営するにあたり「住」「食」「衣」の3本柱を整理して、次年度以降の事業内容を計画したいです。

長くなりましたが、このクラファンも後少しになります。もう少し先の未来に皆さんとご一緒したいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。


 

リターン

3,000+システム利用料


【全力応援】3000円コース

【全力応援】3000円コース

・お礼のメール

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

8,000+システム利用料


【READYFOR限定】オープン記念限定手ぬぐい(現地お渡し)

【READYFOR限定】オープン記念限定手ぬぐい(現地お渡し)

・お礼のメール
・プレート(木札)にお名前掲載<希望制>
・オープン記念限定手ぬぐい(RF限定)
※現地での受け取り(2023年3月〜2024年3月)
※交通費は自己負担
※何らかの事情につき期間内のお受け取りが難しい場合は、有効期限を別途調整させていただきます。

申込数
38
在庫数
212
発送完了予定月
2023年3月

3,000+システム利用料


【全力応援】3000円コース

【全力応援】3000円コース

・お礼のメール

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

8,000+システム利用料


【READYFOR限定】オープン記念限定手ぬぐい(現地お渡し)

【READYFOR限定】オープン記念限定手ぬぐい(現地お渡し)

・お礼のメール
・プレート(木札)にお名前掲載<希望制>
・オープン記念限定手ぬぐい(RF限定)
※現地での受け取り(2023年3月〜2024年3月)
※交通費は自己負担
※何らかの事情につき期間内のお受け取りが難しい場合は、有効期限を別途調整させていただきます。

申込数
38
在庫数
212
発送完了予定月
2023年3月
1 ~ 1/ 18

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