【第一目標達成まであと120万円！あと3日！】心のお話。

皆様のあたたかな応援のおかげで、第一目標達成に近づいています。

それでもあと120万円、大きな金額であることは間違いございません。

引き続きあたたかくお見守りいただければ嬉しいです。

 

こちらの活動報告もほぼ毎日の投稿をご覧いただきありがとうございます。

 

お伝えしたいことは山のようにあります。

保護動物達のこと、施設に来た子達の経緯、辛い状況を作らないためには道徳心が必要と考えていること、

このプロジェクトを立ち上げた僕の人となりのこと…

 

僕がどのような人間であるか、日々の投稿の中で「飛田はこういう人間だろう」とご想像いただいている方もいらっしゃると思います。

 

本来、直接お会いして応援するに値するか見定めていただくところを、発信する活動してきたことや活動にかける想いに共感してくださり感謝の念が尽きません。

 

ご支援を受ける身として、自分自身の人間性はとても重要なことだと考えています。

「こんな人間だとは思わなかった」と、落胆させてはいけないと思いますし、かといって綺麗な人間を演じるわけにもいきません。

 

笑うし、怒るし、落ち込むし、泣くし、喜ぶし。

ありのままをお伝えしていく所存です。

 

ただ、僕のことをよく知る父からは

「昔から見ててお前の生き方は怖いところがある。決めたら後先考えずすぐに飛び出す鉄砲玉みたい」なんて言われてたりもします。

自分では石橋を叩いて叩いて壊れてしまうんじゃないかと思うぐらい叩いて渡る臆病者なんですけどね。

 

自分で見る自分と、周りから見る自分は違うように見えることもあるようです。

 

今日は中学生時代に恩師から受けた授業の内容をご紹介します。

 

一見、動物保護のことやこのプロジェクトに関係があるのか！？となってしまうかもしれませんが、個人的にはものすごく関係があると思っています。

 

 

Instagram @syuntoby 過去投稿「心」より↓

 

 

「シュン、お前には心はあるか？」

 

中学一年生の時、所属していた剣道部の顧問の先生が急遽お休みした担任の代わりに道徳の授業をしに来られたことがあった。

 

その先生は顧問の先生であり、国語の先生。

 

僕のクラスはその先生の受け持ちクラスではなかった為、初めて教室で剣道以外のことを教わることになった。

 

もうね。

緊張の一言ですよ。

 

何故緊張するかというと「怖い」からです。

 

こちらが何か悪さをすると、担任から

「顧問の先生にこのこと伝えるからな！」と言われ、

「あ、オワッタ…」となるぐらい。

 

で、部活動の時間に顧問からボコボコにされるわけです。

 

本当にただの恐怖。

 

その恐怖の大魔王が教壇に立つ。

震えないわけがありません。

 

「おい！シュン！！（僕の名前です）」

 

（ほらきた😭）

 

「ハイ！！！！！！」

（直立不動）

 

「お前には心はあるか？」

 

「こころ……ですか？」

（いきなりなに〜😭どういうこと〜😭）

 

「ハイ！あります！！あるです！！」

 

「それはどこにある？」

 

「！？！？！？！？！？」

（ええええーーーー！？😭😭😭）

 

僕は心臓付近に手をあて、

「ここ……でしょうか…？」

と答えました。

 

「そこにあるんか……じゃあその心は俺に見せれるか？」

 

「……ちょっと…難しいです」

 

「それは取り出せるか？」

 

（心臓を差し出せ！とおっしゃる！？）

 

「いや、むり…です」

 

「見せられへんのになんで「ある！」って言えるんや？」

 

「っ！？」

（あ、だめだ…答えを間違えたみたい…）

 

「………」

 

僕がなにも言えず黙っていると顧問の先生は真剣な表情から柔らかい表情になった。

 

「そやな、見えへんけど確かにあるやんな？」

 

「……はい」

 

「それは悲しいことがあれば痛むか？」

 

「……はい」

（今現在、絶賛痛んでおります）

 

「そうやな、見えへんのに取り出されへんのに、形として無いのに心は痛むよな」

 

「はい」

 

「生きてるものみんな見えないけど、それは頭にあるのか手にあるのか、胸にあるのかわからないけど、確かに心を持ってるんや」

 

「嫌なこと、悲しいことがあれば痛むし、嬉しいことがあれば弾む、幸せな気持ちになる、その心があるということを忘れるな」

 

という内容でした。

 

K先生その節はありがとうございました。

 

長いあとがきは蛇足となります。

 

僕にも。

お読みくださっている方にも。

街を歩いている人にも。

お隣さんも。

植物も。

 

そして、動物たちにも

 

心がある。

 

恩師から受け継いだ言葉を、

大切な大切な言葉を、

これからも伝えていきます。