#11 ギャンブルの自制に向け「今できること」を模索しています。

 

 

みなさま、新着ページをご覧いただき誠にありがとうございます。SNSでもチェレンジへの励ましの言葉を沢山頂いています、うれしい限りです！今回は、私たちがギャンブル自制の新しいカタチを想像するために「今」動いていることをご紹介します。

 

・大学構内でのワークショップ実施

ギャンブル依存の根幹の一つはきっかけです。大学生活が始まり、幅広い「暇つぶし」を模索する中、ふと立ち寄ってしまったパチンコ、また友達同士の誘いで勢い余って臨んでしまった競馬場、これらのきっかけすべてがギャンブル依存に結び付いてしまうことも少なくありません。もちろん、その遊技自体に違法性も私たちが鬼気迫って止める理由もありません。しかし、ギャンブル依存へのきっかけをつくってしまった「自覚」は皆無と言っていいかもしれません。そこでRehabはギャンブルに臨む際に必要なことを伝えるため、大学構内でのワークショップを開催できるよう働きかけています。（すでに特定の大学と打ち合わせを行っている段階です。）ワークショップの実現により、従来の啓発キャンペーンとは違い、学生に直接ギャンブル依存の現状を伝えることで、ギャンブルへの過度なのめり込みを未然に防ぐ新たな「きっかけ」を作ることができます。

 

・ギャンブル依存の「イメージ変革」チャレンジ

残念ながら、Rehabは「医療機関」でもなければ「支援団体」でもありません。そのため、治療行為は行うことは出来ませんし、更生への経済的支援を行う事も難しいでしょう。しかしながら、私たちはその違いを大いに生かして新しいアプローチでギャンブル依存対策に向き合おうとしています。

新しいアプローチのポイントは、「如何にギャンブル依存（症）を身近に感じることが出来るようになるか」です。誰もがギャンブル依存になりたくないし、自身がなっていると思いたくない。ギャンブル依存は言葉を聞くだけで距離をとってしまうような、とてもネガティブな要素です。そこでRehabはSNS(フェイスブックやツイッター）やメールを通じてこのような方々へ重点的にコンタクトをとっています。

・パチンコや競馬の勝ち負けを日夜投稿している方

・パチンコの魅力を紹介している雑誌/ブロガー

・遊興施設で実際に働いている方

・遊技の様子を動画投稿されているyoutuber

また、

・全くギャンブルを行ったことが無い方

・大学生/高校生

・遊興施設/IRの動向に関心がある方

・株/FXの収支を投稿している方

等、ギャンブルとは無縁と考えているかもしれない方々にこのプロジェクトとその活動をお伝えし、少しでもギャンブル依存に注視が向くように呼びかけを行っています。そしてこれは啓発的なものでなく、依存に対する知識が無くても良い意味で「気軽に」この活動を応援していただけるアプローチを目指しています。

 

これらの活動をコロナ禍が収束に向かう「今」の段階で加速させること、それが社会の根強いギャンブル依存の問題を解決する糸口になると信じています。引き続き、ギャンブル自制プロジェクト「Rehab」への応援をよろしくお願いいたします。