津波に流されたはずのネガが見つかった。かつての金華山の鹿がすごい!
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支援総額

721,000

目標金額 600,000円

支援者
114人
募集終了日
2024年1月21日

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2024年01月19日 22:00

不思議な写真集

Caption

「霊島金華山の鹿たち」(仮題)の編集が最終段階に入っている。
編集を担当する私たちは、収録される50枚以上の白黒写真は何十回、何百回と見てきたけど全く見飽きることがない。

それらは作品と呼ぶには、あまりに自由で、記録と呼ぶには、あまりに情に溢れている。

そこにあるのは三上義弘という人が鹿や猿とともに暮らした日々の、家族写真のようなプライベートな世界だ。
そこには、本物の家族のような、誕生や慈しみ、じゃれあいや闘争、成長と老いといった命の営みが綴られている。
そのすべてを見つめているのはレンズの焦点にある好奇と愛情に満ちた三上義弘のまなざしだ。
それは、鹿や猿にとどまらず、木や草や崖や波など、あらゆる命とそれを取り巻く自然の変化に対して、もれなく注がれている。

金華山という決して大きくない島に、長くその身を置いていながら、不思議なことに三上の写真には金華山黄金山神社の荘厳な社殿と境内とそこに暮らす神職や、訪れる信徒や観光客の姿は全く写されていない。
おそらくそれ等はすべて三上にとっては客体であり、自身を含む鹿や猿が主体であったからだろう。写真は通常、主体が客体をとるものなのだが、三上は鹿や猿を自分と同じ主体と捉え、自らの命を撮るようにそれらを追い続けたのかもしれない。
人は通常自分自身を撮るすべを知らないから、被写体を通して自らの存在を写し取ろうとする。
しかし、三上の写真の持つ不思議さは、あたかも鹿が鹿や猿を撮っているようにしか見えないことにある。
表題の「・・・鹿たち」には撮影者自身も含まれている。

記:益田文和

リターン

2,000+システム利用料


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本プロジェクトに共感し応援したいと思ってくださった方はこちらをお選びください。
【リターン内容】
・感謝の気持ちをメールを送らせていただきます。
・活動報告レポート

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

3,000+システム利用料


写真集+ポストカード

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【リターン内容】
・完成した写真集を発売前に1冊送付いたします。
・写真集で使用されている写真のポストカード3種類を送付いたします。

申込数
83
在庫数
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発送完了予定月
2024年3月

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