もう捨てさせない。愛犬と飼い主が生涯一緒を実現できる老犬ホームを

もう捨てさせない。愛犬と飼い主が生涯一緒を実現できる老犬ホームを

支援総額

17,844,000

目標金額 8,000,000円

支援者
798人
募集終了日
2025年9月30日

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プロジェクト本文

<9/16追記>

第一目標達成のお礼と

第二目標について

  

この度、9月14日にクラウドファンディングの第一目標800万円を達成することができました。ここまで来られましたのは、ひとえに皆様お一人おひとりの温かいご支援と応援のおかげです。心より感謝申し上げます。

 

今回、初めてクラウドファンディングに挑戦させていただきました。不安や準備不足もあり、ドキドキの中チャレンジをさせていただきましたが、寄せられる励ましのお言葉や想いに触れるたび、そのすべてが力となり、背中を押していただきました。こうして一歩を進めたのだと、胸が熱くなる思いでいっぱいです。

 

しかしながら、今回の達成はあくまで「第一目標」であり、まだ通過点、道のりの途中です。 ここから先に続く挑戦こそが本番であり、さらに多くの命を守り、幸せへとつなげていくための歩みが始まります。

 

残り14日残されておりますが、私たちが目指す最終目標は当初から変わらず、2,000万円です!

 

老犬ホームとして運営していくにあたって建物の改修工事だけではまだまだ足りないのですが、特に「ドッグラン」は必須です。第二目標達成に向けていただいたご支援は、ドッグランの整備費として充てさせていただく予定です。そのドッグラン整備には500万円以上がかかるため、第二目標は+760万円の「1,560万円」に挑戦させていただきます。


9/30(火)の終了まで駆け抜けますので、皆様最後までよろしくお願いします。

 

 2025年9月16日
代表 間柴

皆さまの拡散協力も力になります
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 🐾目次
01:はじめに 06:私の展望
02:私の活動について 07:いただいた応援メッセージ
03:プロジェクトの背景(飼育放棄について) 08:ご留意事項
04:プロジェクトの背景(念願の出会い) 09:返礼品一覧(9/18 リターン追加)
05:ご支援で実現できること  

はじめに

 

 

飼育放棄なんてさせない。

愛犬と飼い主が生涯一緒を実現できる老犬ホームの開設へ。

 

「なんとかしないといけない!」

 

保護が必要な小さな命の存在を知り、保健所に突撃訪問して保護活動を始めた17年前。

 

今は多くの犬を幸せにするために保護団体「NPO法人はぴねすDOG」や、保護活動をする人・団体が孤独にならないようにサポートする団体「保護の輪」、そして個人でペットホテルやドッグトレーナーなどの事業を行なっています。

 

日々全力で命と向き合う保護活動ですが、活動を通して「飼育放棄」という社会問題に何度も遭遇してきました。

 

飼育放棄とは動物を飼えなくなった飼い主がお世話をせずに放置したり、捨ててしまったりする行為です。ただ、みんながみんな捨てたくて捨てているわけではありません。

 

ご自身が病気になったり事故に遭って面倒が見れなくなってしまったり、老犬の介護に疲れてしまってお世話ができなくなってしまい、周囲に頼ることもできず放置してしまう。

 

そして飼育放棄が起きた先にはもちろん、救いを求めている動物がいます。

 

 

また、今の私たちの団体活動では里親さんへの引き継ぎがしやすいように、レスキューした保護犬を預かりスタッフが一般家庭で預かるシステムのため、譲渡に繋げにくいような「老犬でケアが必要な子」「病気、介助が必要な子」「問題行動がある子」たち全てには手を差し伸べきることができず、多くの頭数を引き受けられないという心苦しさがあります。

 

この「飼育放棄」という社会問題と、手助けすべき子に手を差し伸べることができないという団体の課題に向けて、老犬のための施設が必要だと思っています。

 

飼い主さんが愛犬を安心して任せてもらえるように、ケアが必要な子が安心して過ごせるように、老犬ホームを設立したいと思っています。

 

そんな想いを10年前から抱いたまま紆余曲折があったのですが、奇跡的に念願の物件と、共に老犬ホームの運営を始めてくれる素敵なスタッフに出会うことができました。

 

夢の老犬ホームまであと一歩……。

 

プロジェクトには大きな資金が必要です。物件は購入しました。

応援してくださる皆さまにはどうか、物件の改修工事やドッグランの設営の一部をご協力いただけたらと願っています。

 

今必要な老犬ホームを、一緒に作っていただけると嬉しいです。

 

 

 

私の保護活動について

「命を助けるためになんとかしないと!」
そんな想いから始まった、私の保護活動

 

ページをご覧いただきありがとうございます。

大阪を中心に活動するNPO法人はぴねすDOG代表の間柴泰子です。「動物を取り巻く環境をどうにかしたい!」と、動物たちのことを常に考えながら活動を続けています。

 

小さな時から私の生活の中には常に動物がいました。子供の頃は可愛がり専門でしたが、大人になって犬を飼い、保護するべき動物があることを知り、17年前に「何かしないといけない!」という想いだけで保健所に「命を助けたいです!」と突撃訪問。そこから私の保護活動がスタートしました。

 

 

突撃訪問して職員さんに言われたのは、「ではまずは地域の野猫のTNRを」とのこと。

豊中のTNRされていた団体と保健所にTNRM(※)の仕方を教えてもらい、住んでいる地域の猫10匹ほどのTNRを完了しました。

※TNRM:Trap(捕獲)、Neuter(不妊去勢手術)、Return(元の場所に戻す)、Management(管理)

 

完了したことを保健所に報告に行くと、「継続してできそうなのであれば、保健所の犬を引き出しますか?」とご提案いただいたので、犬のレスキューを始めてみることにしました。

 

同時期頃に、近くの公園で足を骨折しているダックスを見つけて保護しました。私が初めて保護した犬です。

「クラック」と命名しました。

 

クラック

 

個人的に始めた活動も、助けてくれる人や協力してくれる人が増えてきて、チームになっていきました。命に関わる活動をしている以上、きちんとした団体にしていくために「NPO法人はぴねすDOG」を設立しました。

 

今はボランティアの皆さんに支えられながらNPO法人はぴねすDOGでの活動を展開しつつ、保護を多方面から考え、動物により良い未来が訪れるように色々と画策し、日々頑張っています。

 

●NPO法人はぴねすDOGの主な活動内容
◆レスキュー活動
◆譲渡活動
◆人との生活の中で、人間との共生や医療面を整えて、衛生的にもきれいに保つ
◆譲渡会イベント
◆講演会イベント
◆犬の飼育勉強会


●活動実績
※猫のTNRM活動の時期も含めると16年ほど
・保護活動や保護に関わった犬の頭数:約700匹
・譲渡頭数:約600匹

 

団体活動を通して見えた「飼育放棄」という社会課題

団体の活動を通して見えた「飼育放棄」という社会課題
手を差し伸べるべき犬を救うための施設がほしい

 

保護活動を通じて、いろんなご家族と出会わせていただきました。

 

犬を迎えてくださる里親さんたちは、待望のわんこたちとの生活にキラキラした嬉しい表情が観れるのですが、一方で保護活動には、飼われていた方から手放される、いわゆる「飼育放棄」される動物がいます。

 

迎えた限りは最後まで飼う。は、当たり前に持ってもらう覚悟だと思いますが、人生には想定外のことが起きたり、まさかと思うような試練もやってきます。

病気、事故、入院、体力の限界、高齢化、引越し、アレルギー、離婚、など……。

 

飼育放棄の中には犬を手放したくて手放す人ばかりではなく、致し方なく犬のことを想って手放す選択をされる方もたくさんいました。

 

■多頭飼育崩壊になりかけていた一般家庭のこと

 

〜手放したくないがサポートが必要な状況。しかし飼い主が周囲に頼ることができなかったケース〜

 

オスとメスを飼っていて、去勢不妊手術をしなかったばかりに10匹ほどに増えてしまっていた一般のご家庭にレスキューに向かうことがありました。

 

元の飼い主さんはご病気も発症されていて、充分にお世話もできていない状態。家の中はうんちとおしっこまみれ、部屋もかなり汚れていました。

 

水飲みの中には虫やうんちが浮いていて、ご飯は洗面器数個に山盛り入っていて、それぞれが自由に食べられるようにはしているが、虫とハエ付き……。

 

犬たちにはノミが大量に住み着いていて、洗ったらノミが大量に湧き出てくるような状態でした。

 

もちろん全頭をレスキューしに行ったのですが、連れて帰る際に大声で号泣されたんです。

「犬たちには申し訳ないことした。あとはお願いします……。」と。

 

泣き声は、玄関のドアを閉めて、私たちが車に乗っても聞こえるくらいでした。

 

私も生活の中で愛犬のことを想って離れ離れになる可能性はゼロではないです。

手離したくて飼育放棄する人ばかりではありません。

 

「今だけ」、「一時的に」人の力を借りたり、サポートしてもらえたりなど、子育てと一緒で一人で抱え込まずに、人に頼ったりしながらも最後まで適正に、犬により良い環境で生活を続けてもらうということを援助できないか。

 

そして気持ちだけで犬を飼うことはできないので、引き取るべき状況であれば迅速に引き取ることができる施設があるといいなと思いました。

 

この現場でレスキューした子たちは、みんなしっかり医療とケアを行い、全員素敵な里親さんに迎えてもらって素敵なシニアライフを送っています。

 

レスキュー直後の様子
レスキュー直後の様子

 

元の飼い主さんは、引き取った数ヶ月後にお知り合いの方から悲報をお聞きしました。

 

 

■ムックのこと

 

〜事前に頼ってもらえたことで、飼い主と犬が終生幸せに暮らせたケース〜

 

メンタリティ的な問題から、お世話ができなくなってしまったムックの元飼い主さん。

ムックもシニアになって、介護などの力仕事も増えてきてお世話ができなくなってきたと事前に相談がありました。

 

最初は元飼い主さんの体調が良くない時や、仕事などが多忙で介護が行き届かない時に預かっていました。しかしだんだんムックの体調も悪くなってきて介護度合いが進んできたので、私の元で生活してもらうようにしました。

 

 

そこからは元の飼い主さんと連絡を取りつつも、体調が良い時に面会してもらうことに。

 

元の飼い主さんは、ムックに会えるのがとっても嬉しそうで、会ってる間はずっと抱っこをして、赤ちゃんをあやすように前後に揺れていました。

 

元の飼い主さんは、またムックに会えることを楽しみに、毎日を頑張って精力的に治療に励まれていました。

 

そうしているうちにも、ムックはだんだんと老化してきて、バランスが取れなくなって、歩けなくなり、自力で立てなくなって……。寝たきりになりつつも、好きなお肉はバクー!!っと大きな一口で私の指ごと食べるような、食いしん坊のおじいちゃんわんこになってました。

 

 

老いには勝てずに、ムックは弱っていったのですが、最期の時が近いのがわかったので、ムックが亡くなる2週間前に会ってお別れをしてもらえました。ゆっくり二人だけの時間で、お互いに今までありがとうと言い合っていたと思います。

 

ムックが亡くなってからすぐに、今まで住んでいたお家に帰ることができました。

 

 

ムックをお預かりさせてもらったムックの飼い主さんからは、お預かりのことに関してメッセージをいただきました。少し長いですが、読んでいただけたら嬉しいです。

 

ムックは5歳の時 大阪府の犬管理事務所からもらった子でした。

管理事務所の方から間柴さんを紹介されてました。何度かトレーニングにも来てもらってました。私が不調の時の動物病院やトリミングへの送迎も引き受けて貰いました。2017年頃に、私は2ヶ月の入院をしました。ムックは10歳頃です。その時もお預かりしてもらいました。間柴さんはとにかくワンコへの愛情が溢れています。

2024年。ムックは16歳の後半になっていて、緑内障にもなりトイレの躾けも上手くいかなくて、困った私は大阪府北部にある「老犬ホームもしている施設」に預けました。その頃私にも病気の症状が出ていて、将来的にはムックをこの施設で見てもらうことになるだろうと思っていました。

ところが、ムックが入って2週間目ぐらいに、「全く食べなくなったから引き取るように」と電話がかかって来ました。そこでの集団生活に慣れなかったからです。

私は自分の症状がどんどん悪くなっていくのに、この老犬ホームはムックを預かってはくれないと確信しました。預ける前には散歩で歩いていたムックも歩かなくなりました。

動物病院の送迎を間柴さんに頼んだ時、その預けた施設の話を私がすると、間柴さんから「将来的に老犬ホームをしたいと思っている」と言われて、私は救われました。間柴さんは海外にまでワンコのトレーニングの勉強をしに行っていると聞いたこともありました。間柴さんは正直厳しいです。ワンコへの思いが強いからだと思います。

「ムックを最初の老犬ホームの準備だと思っています。」と言われて、2024年3月18日にムックは間柴さんに引き取られました。

お陰で私は4月2日に病院に入院ができました。10月25日に退院したのです。忙しい中でも時々ムックの写真をLINEで送ってもらえました。

その上計3回ほど、私の入院してる病院近くのドッグカフェまでムックを連れてきて、面会もさせてもらえました。ドッグカフェでの面会では私は有頂天でした。ムックに会えるなんて思いもよらなかったからです。

ムックが歩かなくなりご飯も食べなくなった施設の老犬ホームに預けることしか当初は考えていませんでした。見積もりで100万ぐらいかかると聞いていました。そこではムックは食事もしなくなっていたのですから、実際に引き受けてくれたかも疑問です。

ですので、間柴さんの「本当に預かりますよ」の言葉に救われました。

家庭的な雰囲気の中ムックは過ごしているのだと思うと、嬉しくて仕方なかったです。本当は私が最期までムックを看なくてはならなかったのですが、お陰で安心して自分の病と向き合えました。

散歩中、私と同年齢やそれ以上の高齢の方がワンコを連れておられるのを目にします。自分もワンコも元気な時に出会って、最期まで見るつもりでもワンコも寿命が長くなり飼い主も事故や病気に出会うことも起こると思います。

そんな時、ワンコを劣悪な環境に置かずにみてもらえる老犬ホームほこれからどんどん必要になると思います。

また、ムックは他のワンコを見たら吠えまくるので隣近所から嫌われてました。しかし間柴さんはムックを良い子だと言ってくれました。私にとってもムックは可愛い良い子でした。

ムックにとっても、間柴さんとの出会いはとても良い出会いだったと確信してます。私以上の存在です。あれだけ近所では犬にも飼い主にも嫌われていたムックが、間柴さんのお陰でワンコの仲間入りができたんですから。

親族やご近所の方からも言われました。「そこまでしてくれるところは滅多に無い」と。
何処とは言えませんが、とある施設の方には安楽死の話をされたこともありました。

間柴さんとの出会いが、私には貴重なものでした。

 

 

心から愛しているのに、一緒に居たくても飼い続けることができない。

飼えるんだけど今は心も体力も余裕がないから、サポートが欲しい。

どこかに頼りたいのに、預かりを断られてしまう。

 

そんな人たちが罪悪感なく頼ることができる環境を作りたい!

安心して任せてもらえるように、ゆったりまったりした時間が流れる老犬ホームを設立して、人も犬にもホッと一息ついて、前向きになれるパワーをチャージする施設を作りたい!

多くの人が無理のない範囲で、愛する犬たちに最期まで寄り添えるようなお手伝いをしたい!

 

私が自分がやりたいこと、やるべきことと真剣に向き合い、改めて思ったことでした。

 

施設に預けるのは飼育放棄ではありません。人であっても犬であっても、介護・介助を他の人にサポートしてもらったり、他の人に助けを求めることはよくないことではありません。助けを求めたければ、求めていいんです。

 

しかし預けたいけど、犬の状態によっては老犬ホームやペットホテルでは預かってもらえないということも多いです。そんな矛盾している状況、矛盾していることで苦しんでいる犬たちがいる状況を、何とかしたいんです。

 

ムックと私

 

またレスキュー後に保護した子を一般家庭へ譲渡する場合、比較的お世話しやすい子や、若くて程よくアクティブな子は、NPO法人はぴねすDOGの預かりスタッフにも受け入れてもらいやすかったり(※)、譲渡が決まることも早い傾向にあります。

※NPO法人はぴねすDOGはレスキューした保護犬を一般家庭で預かります。人と同じ空間で生活することにより、日頃の人との暮らしの中での細かいルールや人との約束事、個別の犬ができること・できないことをしっかりと把握して、行動改善やトレーニングなどを行い、里親さんへの引き継ぎがしやすいようにしています。

 

その反面やはり、「老犬でケアが必要な子」「病気、介助が必要な子」「問題行動がある子」にはなかなか手を差し伸べられなかったり、数を引き受けられないというもどかしさが出てくるのが現状です。

 

どんな子でも命を助けたいのですが、預かりボランティアの方々の環境や生活状況にも左右されるため、助けられる犬が限られてしまいます。

 

私自身が助けたいと思っていても、助ける犬を選ばないといけないというギャップが広がれば広がるほどに、心に広がるモヤモヤ……。

 

本当の保護活動とは?どうやったらそんな子たちにも手を差し伸べられるか??

なかなか引き取り手の少ない子たちを助けるためには、施設を持たない今の保護団体1本のレスキューでは限界があると痛感しました。

 

 

今よりも助けが必要な子、もっと多くのわんこたちを幅広くのびのびと生きてもらうために、その場、その時に一番助けるべき子をすぐに救うことができるような施設が必要だと思いました。私が描く、老犬ホームが必要と感じました。

 

 

保護活動自体は素晴らしく、私たちの団体の活動も絶対に間違いではないのですが、手助けしたい犬はもっと他にもいるじゃないかと、10年ほど前からずっと、シェルター、老犬ホーム、施設の構想を持っていました。

 

構想から10年。諦めかけていた念願の物件に出会う

保護犬が繋いでくれた奇跡
構想から10年。諦めかけていた念願の物件に出会う

 

保護さえされれば、安心だと思っていた。犬猫やペットが好きで命を助けたい人が保護団体をすると思っていたのですが、保護団体が虐待をする衝撃的なニュース(※)を目にしました。

※・神戸新聞NEXT「犬への「虐待」で起訴された動物愛護団体と代表「体罰は虐待ではない」 民間ボランティアが「組織全体で”暴力”を容認」3回目の刑事告発」

NHK WEB「猫の保護活動ボランティアの自宅で猫が死ぬ 100匹以上か 熊本」

 

こんなことが起こるようになってきました。保護された後にも可哀想な劣悪な環境になることに、もしかしたら保護されなかったほうが良かったかもしれないことに……。

 

実際に、京都の保護団体の崩壊現場(※)に行きましたが、言葉にならないような地獄でした。

朝日新聞「犬や猫を29匹飼育、餓死や虐待の疑いで逮捕 京都府警」

 

逃げられない状況で、そこで懸命に生き延びなければならない、いつまでも終わりのない生き地獄。一気にシェルターで保護をする、施設を持つことが怖くなりました。同時に、周りの保護活動との連携や協力体制が必要なことが身に染みました。

 

初心を忘れないように、命に対して助けたいと思っていた頃の気持ちを忘れず、保護した後の動物たちのQOLの質の高さを維持できる保護活動を継続してもらうために、施設よりも先に「保護の輪」を設立しました。

 

■保護の輪

 

「保護の輪」は、頑張り過ぎている団体や、さまざまなことが不足している団体を手助けする団体です。

例えば、「医療を受けさせるお金が不足している」「フードが不足して動物たちが食べるものがなく困っている」「人手が足りなくてお世話が行き届いていない」など、不安要素や不足事項が保護活動にはつきものです。

 

そのような状況に陥り、環境が劣悪になればなる程、周りに助けを求めることができなくなります。知られてしまう怖さがあるからです。そして、余計に孤立してしまい劣悪に拍車がかかる。

 

そうならないように日頃から連絡をとって連携をしつつ、元の軌道に乗った保護活動に戻ってもらい、より良い保護活動を継続してもらうことで、多くの命を救うことに繋げてもらう。レスキューされたのに、再度レスキューが必要な二次レスキューを防ぐことを中心に活動をする団体です。

 

他団体の困りごとを解決して、保護活動に専念できるように、余剰に余った支援物を他の団体さんにシェアしたりもしています。不足していることを補いつつも、過剰なものを手放せて、スペース的にも時間的にも命を優先に活動できる事をサポートしております。

 

また、活動する限りは何をするにも先立つ資金が必要です。

保護の輪では、不要なものを可愛いグッズにリメイク、リユース、リサイクルを行い、イベントなどで販売しております。そこで得た活動資金を補填しているとともに、SDGsの観点からゴミを出さない。不要なものを活用する!生まれ変わって誰かの必要なものとなっています。

 

そして、フード会社とのタイアップで、ペット産業の企業が出す、企業ゴミを減らすべく、賞味期限の近くなったフードやパッケージチェンジ、袋破れなど、販売できずに廃棄していたものを買い取っています。一石二鳥どころか、一石七鳥くらいになっています。

 

フード会社だけではなく、幅広くペット業界の企業様にご支援いただいています。

孤立させない、孤独にならない保護活動の連携を強固にしています。

 

 

でもやっぱりシェルターを持つことが諦めきれずに、土地や物件を探したり、いろんな人に施設の構想を聞いてもらっていたのですが、コロナ渦になり田舎に移住する人が増えて、一気に予算内の物件が無くなりました。

 

やはり犬がいる施設は吠えも匂いも迷惑がかからないように住宅地から離れたところで、と考えていたこともあり、悶々とする日々……。

そんな中、嬉しい出来事がありました。

 

 

まさかの、先に施設スタッフを確保!

 

私が施設を持つとなると行き来が頻回になるので、自宅から近いところで新施設となる場所を探していたのですが、それがなかなか見つからずでした。

 

無人の施設にはしたくないと思っていたので、探しつつも保留だったのですが、ひょんなことからNPO法人はぴねすDOGの預かりスタッフさんにシェルターの構想を話ししたところ、「住み込みで働きたい!」と申し出てくれました。

 

今の生活を大きく変化させて、住み込みで犬のお世話もしてくれる人はなかなかいなくて、願ったり叶ったりでした。

 

 

今度はまさかの再会で物件と出会う

 

スタッフとシェルターを運営するにあたって、当初私だけで探していた場所から探すエリアを拡大し、大阪府豊能郡能勢町の方でも探し始めました。

 

スタッフも勢力的に物件を探してくれて、方々に物件や土地を求めて連絡したり調べてくれたりする中で、一度はお断りされた企業さんからの折り返しの連絡があり、「社長が話を聞いてみたいと言っている」とのことでした。

 

私は詳細わからないままに、構想を聞いてもらいに社長のもとにお伺いすることになり、そしてお顔を見て「ん?」、名刺交換するとさらに「んん?」となりました。

 

私「もしかして、お会いしたことありますか?」

 

社長さん「あれ?毎年年賀状いただいてますか?」

 

私「はい!やっぱりそうですよね!?」

 

なんと、その社長さんは8年前にトイプードルの「エルモ」を譲渡した里親さんでした。私は里親さん全員に年賀状を書いていて、その社長さんにも毎年年賀状を出していたので名前にピンときました。

 

エルモが亡くなったのが2024年12月。

私たちが社長に出会ったのは2025年1月。

 

この出会いはきっと、エルモがつないでくれたご縁だと思っています。エルモが「パパ、お世話になった間柴が困ってるから助けてやってよ」と、社長に巡り合わせてくれたんだと思います。

 

エルモ

 

そして社長が提示してくれた物件が施設にはとても良くて、私もスタッフのTも気に入りました。

 

10年間も悶々と、保留になったりして諦めかけていた念願の施設が、そこからご縁に後押しされるように、めぐるめくスピード進み始めました。

 

あとはこの物件を、老犬ホームができるように形にしていく必要があります。

 

 

老犬ホームとして運営できるように、改修工事へ

皆さまからのご支援で実現できること
老犬ホームとして運営できるように、改修工事へ

 

10年をかけての奇跡の出会いがあり、老犬ホームプロジェクトが動き始めました。

 

もう構想も十分に練っています。

また、今すぐにでも施設を必要としている犬たち、そして人もいるので、すでに工事に取り掛かっている部分もあります。

 

しかし、プロジェクト全体では莫大な費用がかかります。

 

・土地/物件代:980万円

・改修工事費:1,615万円

 

・ドッグランの整備、設営費:およそ300万円

 

・その他諸経費…

 エアコン設置:100万円

 電球設置:15万円 など

 

このプロジェクトを通して、人と犬とが共生する社会での問題をぜひ知っていただきたいと強く思います。

 

どうか私の想いに乗っかっていただけないでしょうか。ご支援という形で応援いただくことで、仲間になっていただけたら大変嬉しいです。

 

■第一目標:800万円

 

■資金使途:

・老犬ホームの改修工事

・諸経費、手数料等

 

第一目標では施設のリフォーム、改修工事にかかる費用の一部を集めさせていただきます。

 

第一目標金額は越えなければクラウドファンディング不成立となり、集まっていた金額は支援者の皆様に全額返金となってしまうため、ハードルは高いですが頑張って達成が見込める800万円を設定させていただきました。

最終目標は2,000万円で、2,000万円を達成できれば建物リフォームの全体と、施設の設備(エアコン、冷蔵庫、ハウスなど)、ドッグランの設営費に充てさせていただくことができます。

 


 

■最終目標:2,000万円

 

■資金使途:

・老犬ホームの改修工事

・老犬ホームの設営

・ドッグランの整備、設営

・諸経費、手数料等

 

老犬ホームとして運営していくにあたって建物の改修工事だけではまだまだ足りないのですが、特に「ドッグラン」は必須です。第一目標を超えてご支援をいただくことができた場合には、まずはドッグランの整備費として充てさせていただく予定です。

 

老犬ホームについて

 

 

施設では、動物愛護法改正に基づき規定内の20匹以内の予定です。スタッフ増加に伴い、受け入れる頭数増加の予定はあります。

 

老犬ホームと言っていますが、病気や介助介護が必要な子も受け入れます。健康な子でも預かりが必要な際にペットホテルとして活用していただけるようにします。

 

どんな犬でも受け入れたいとは思っていますが、人の都合の良いように使うことができる老犬ホームではありません。犬を捨てることを推奨するような施設ではもちろんありませんので、例えば犬の介護がやりたくないから預けるような人のための施設ではありません。

 

人のためという要素も強く見えるかと思いますが、あくまで犬が中心で、手助けが必要な犬の幸せを叶えます。人の幸せありきで犬も幸せになれると思っています。

 

 

なぜ保護団体での運営ではなく間柴が運営するのか

 

まず大前提として、今回皆さまと作る老犬ホームは、「保護犬にならないように」犬を飼育放棄しなくて良いようにサポートをすることに力を入れる事業なので、「捨てられた犬を救う」活動をしているNPO法人はぴねすDOGとの活動には少し違いがあります。

 

また、この老犬ホームをNPO法人はぴねすDOGで運営するとなると、保護した子で老犬、シニア、病気の子や、問題行動があったりお世話に手がかかる犬は老犬ホームで受け入れて当たり前という感覚になってしまうからです。

 

これから作る老犬ホームは、保護した犬たちが今後家庭犬として愛情を受けるためのプレ期間として生活する場所ではありません。

 

本来なら、たっぷり愛情を注いでくださるご家庭に、犬の環境変化を最小限に、今後里親として希望してくださる家庭の生活に近い環境で、生涯の家族へとバトンタッチしていきたい、というのがNPO法人はぴねすDOGの保護犬活動です。

 

NPO法人はぴねすDOGの預かりスタッフさんは、本当に覚悟を持って、そして愛情を持って日々活動してくださっています。NPO法人はぴねすDOGでは、一旦預かりを引き受けた保護犬は、基本的に里親さんが決まるまで、移動は原則禁止となっております。

 

人の都合で犬を手放さないように!を説得している団体が、安易に人の都合で預かり間の移動をするのはおかしいと思うからです。

 

 

 

安心して預けてもらえる、飼い主さんのサポートができる場所を作りたい

“一緒の生活を諦めない”をモットーに
安心して預けてもらえる、飼い主さんのサポートができる場所を作りたい

 

飼育放棄したくないばかりに、施設に入るのを拒否して人が亡くなってしまい、残された犬が骨と皮でミイラ状態になっても生き延びれていたということがありました。

 

そういうことを起こさないように、入院したり、気持ち的にも大変で一時的に預かってもらいたい時などに、飼育放棄することなく、“一緒の生活を諦めない”をモットーに飼い主さんのサポートができる場所を作りたい。

 

施設に入ってもいつか愛犬に会えることを楽しみに、生き甲斐にして生活を頑張ってもらえたら、という形で、犬の存在が人の福祉にも役立つことができたらと思っています。

 

基本的に、老犬やシニアの子は、ペットホテルも断られることが多いです。老犬に対して、決断とお世話になれている老犬大好きなスタッフがお世話するので、安心して預けてもらえるようにします。

 

心も体も疲弊してしまう介護。時間もお金も搾取されて、孤独と不安の中一人で介護の負担がかかることも多くあります。

 

そのような時に、つい心をよぎってしまうかもれない、「死んでくれたら」の気持ち……。

 

そうなってしまわないように、一度離れて、再度前向きな気持ちで向き合ってもらう。その向き合う気持ちに寄り添って、前向きになってもらうために過ごす時間と場所が必要です。

 

 

老犬ホームができたら…。

介護生活はいきなり来てしまうことが多いですが、日々介護の状態は変化します。この先どこまで続くのか、一人でお世話できるのか、不安になることも多いです。

 

そのような時に、介護はこの先こうなる可能性があるのがわかっていると、心構えも余裕も出てくると思いますので、ただ預かるだけでなく、介護のことについて知識を得ていただく場所にもできたらと考えています。

 

介護というのは24時間体制ですし、離れていても心配になります。出かけていても気になって帰路を急いだりもします。頭から介護の犬たちのことが離れなくて、疲れてしまう方も、一度犬を預けて心が軽くなり、前向きになってもらいたいです。

 

運営に余裕が出てからの構想ですが、老犬介護やケアに強い講師の方に来てもらってセミナーを行う予定です。

 

一人で数少ない介護を模索状態で進めるよりも、今までいろんな介護や介助を経験してきた方からの、

「これが良かった。」「これが効果的だった」「これはこういう理由でやっても意味なかった」など

即実践に使える、より良い介護の情報を共有できます。

 

またこれもスタッフが増えてからにはなりますが、ヘルパーさんや民生さんと協力して、在宅中でペットと生活している人に向けて訪問をすることで、犬猫のお世話のケアや手遅れにならないよう最悪の事態にならない予防をするなどを考えています。

 

長く、幸せなペットとの生活をしていただけるように、そして犬たちが安心安全に暮らしていけるようにしたいと思っています。

 

 

また、折角施設を作っても、困っている方、お世話を耐えて辛さを感じている人に出会えなければ意味がありません。

 

「今の自分にはこの施設を使うことはない」と思われている方も、そのご家族やご親戚、ご近所さんや、お知り合いなどにも。お仕事として、お困りの方と出会うことがある方も、愛犬の介護、介助、病気などでサポートを必要としている方も。愛犬が元気過ぎて日中遊ばせてほしい方やお世話が行き届いていない方などにも、このプロジェクトが届くように……。

 

この施設のこと、このクラウドファンディングのことを、周囲の方にお伝えいただけると幸いです。

 

いただいた応援メッセージ

応援メッセージのご紹介
応援してくださる方々からメッセージをいただきました

 

箕面市長 原田りょう市長

箕面市長の原田りょうです。
行き場をなくした老犬たちに、新たな居場所を整えてくださるNPO法人はぴねすDOGさんの取り組みに、心から敬意を表します。


わんちゃんは一生を共に過ごす大切な家族であり、年を重ねてもその存在に変わりはありません。老犬を安心して託せる場所があることは、飼い主にとっても大きな支えとなります。一頭でも多くの老犬が安らぎと温もりに包まれ、幸せに過ごせる老犬ホームの整備を応援しています。

 

箕面市議会議員 くのい優子様

大切な家族として長い年月を共に過ごしてきた老犬たちが、安心して穏やかな時間を過ごせる居場所づくりに取り組まれていることに、心から敬意を表します。

 

私自身も保護犬を家族として迎え入れた経験があり、年齢を重ねていく中で日々のケアや健康への配慮の大切さを痛感しました。その経験からも、老犬ホームのような環境が飼い主や犬たちにとってどれほど大きな支えとなるか、強く共感しています。

 

温かいケアと見守りの中で、老犬たちが安心して暮らし続けられることを願い、このクラウドファンディングが多くの方の思いを集め、実現と発展につながりますよう、心から応援しています。

 

tricot・ジェニーハイ 中嶋イッキュウさま

6年前の今頃、「NPO法人はぴねすDOG」から1匹の保護犬を迎え入れました。


私は幼い頃から犬と共に暮らす時間の方が長い人生を送ってきましたが、25歳のときに初めて保護犬の現実に触れ、大きな衝撃を受けました。それ以来、少しずつ自分にできる範囲で支援を行い、「いつかは自分の手で保護犬を迎え入れ、とびきり幸せにしたい」と考えるようになりました。

 

実際にお迎えするにあたっては、保護犬を取り巻く現状をより深く知る機会も増えました。
 

保護犬には、さまざまな背景を持つ犬たちがいます。飼育の大変さから手放す人もいれば、やむを得ない事情で飼えなくなる人もいます。その中には、老犬の介護に専念することができず、頼れる人もいないという方もいると思います。もちろん、大前提として「なにがあっても大丈夫な環境と資金を準備してから迎え入れる努力」は必要だと思います。


でも、人生には自分ではどうしようもない、思いがけない出来事が起こることも事実です。保護犬の実情に怒りや悲しみを覚える事もありますが「手放したくて手放す人」は実際にはそう多くないのではないかとも感じます。

 

最後の最後まで一緒に暮らしたいというのが飼い主の本音ですが、私自身も、もしどうしようもない事情で愛犬の介護が思うようにできなくなったら、大切な家族の最後をもっと幸せにしてくれる環境があるなら、託したいと思うはずです。

 

今回、私の愛犬ウィケットを譲渡してくださった「はぴねすDOG」の間柴さんから、「老犬ホームを設立する」というご連絡をいただきました。
 

その行動力と深い愛情に、心から敬意を抱くとともに、この活動を少しでも多くの方に知っていただき、それぞれができる範囲で支援していただきたく、僭越ながらコメントを寄せさせていただきます。

 

『ザ・ファブル』作者 南勝久さま

犬猫、その他のペットと呼ばれる動物達の飼育放棄や多頭飼い崩壊などよく耳にするようになった。嫁がそっせんしてハピネスさんとの繋がりを持つようになったのが大きな要因だ。
 

僕もそもそも犬を飼っていた時期もあったが、なんの知識もなく、まさに「昭和の飼い方」であった。今の知識ある人の犬の飼い方を聞くたびに反省しかない。嫁と出会い保護犬を迎えて、犬に対する嫁の姿勢にいつも感心しながら自分も影響され、考え方もずいぶん変わったと思う。


ハッキリ言うがペットショップから犬猫を買った、とか聞くとすごく残念な気持ちになってしまう。ドッグフードひとつにしても「あぁただの金儲けでやってる会社だな」と感じると腹立たしくもなる。
 

動物は愛情を注ぐとわかりやすくそれに応えてくれる。飼い主ファーストなのである。保護犬の場合は個体差によってそれまでの経験の中でなかなか難しい子もいるようだがそれでも飼い主ファーストだと思っている。そんな犬は立派な家族だ。
 

「犬に話しかける飼い主はよくいるが、犬の話を聞いていない飼い主が多い」というのを聞いたことがあるが自分がまさにそれだった。しかし嫁は犬の表情や仕草から犬が何を伝えたいか、理解しようとする姿勢には感服である。
 

ウチは今、保護犬の老犬をそっせんして引き取っている。嫁も僕も仕事もあるので3頭までならうちの子として可愛がって見送ってやれる、
老犬になるまでに苦労したであろう最後の余生の数年をウチで生きてて良かったと犬に感じてもらえたらというのがウチの主旨である。

 

すでにウチでは3頭の犬が逝ったがその度に悲しく寂しくもなるがウチで過ごしてくれた日々はかけがえのない思い出である。
 

世界的にも日本はペットに対する法律、考え方が諸外国に比べるとまだまだ行き届いていない。
国がやらないなら私達がやる、という間柴さんを僕は応援、支持したい。

南勝久

 

株式会社PEPPY 専務取締役 牧野浩一さま

私たちは、間柴様とNPO法人はぴねすDOGの皆様が進められている「老犬ホーム」立ち上げの取り組みに、心から賛同し応援いたします。

 

その背景には、はぴねすDOGさんとのご縁があります。2023年にオープンした弊社のドッグカフェ「PEPPY CAFE」にて譲渡会を共同開催させていただいて以来、スタッフの皆様が動物たちに真摯に向き合う姿勢に感動し、共に活動を続けてまいりました。

 

近年、高齢の愛犬と飼い主が安心して暮らし続けられる環境づくりは、社会全体で取り組むべき重要なテーマです。愛犬を「家族」として迎えた飼い主にとって、その最期まで寄り添える場所があることは、かけがえのない安心と希望につながります。


「もう捨てさせない」という強い想いのもと実現される老犬ホームは、多くの命を守り、人と犬が互いに支え合う温かな社会を築く大きな一歩になると信じています。
 

私たちも企業として、この挑戦を共に支え、広げていくことで、より多くの方々に共感と行動の輪が広がることを願い、ともに歩んでまいります。

 

ドッグスリング専門店ERVA/エルバ 代表 黄瀬知美さま

「犬のためなら死ねる!!」
──このセリフ通りの人が、代表の間柴さんです。

 

保護活動に、トレーナー、カウンセリングに老犬ケアまで。
ただの“犬好き”じゃ到底つとまらない現場で、ずっと、わんこの「家族でいられる時間」を守り続けている方です。

 

実はわたし、
「我が子(犬)を誰かに預けるなんて、絶対ムリ!」って思ってたタイプで。間柴さんにも「黄瀬さん、過保護すぎですって」と笑われたことがあります。

 

ほんまそのとおり。過保護大魔神です。

 

でもね。
そんなわたしが、唯一「預けられた」のが、間柴さんでした。

 

緊張でごはんが食べられなくなったムーに、
あの手この手で工夫してくれて。
ドッグランに連れていってくれて。
夜は一緒に寝てくれて。
ちょっとした表情の変化も、写真でこまめに報告してくれて。

 

そのひとつひとつに、
「我が子と同じように接してくれてる」っていう温度が、にじみ出てたんです。

 

もう、感謝しかなかった。

 

私たちは「最後まで家族でいたい」と願います。
でも現実には、介護、体力、生活環境……
愛情だけじゃどうにもできない壁に、ぶつかることもある。

 

そういう声を、世間は簡単に否定するけど──
もし、頼れる人がいれば。
頼れる場所があれば。
その選択は、きっと変わっていたかもしれない。

 

「この子と、ちゃんと最後まで生きていける」
そう思えるだけで、希望って持てるんです。

 

いま、日本はわんこの高齢化が一気に進んでいます。
これは、遠い誰かの話じゃなくて──
わたしたちの未来にも、きっと訪れること。

 

だからこそ。
こんなふうに、愛を持って寄り添ってくれる人や場所が必要なんです。

 

間柴さんは、
愛犬との人生に“希望”をくれる人。

 

このクラウドファンディングが成功したら、
きっと救われる子たちがいる。

 

きっと「うちの子と、まだ一緒にいられるかもしれない」って、前を向ける人が増える。

 

その未来のために──
心から、応援しています!!

 

ワンちゃんの整体  D-dogさま

ワンチャン整体の会社D-dogといいます。はぴねすさんとは長い付き合いをさせていただいております。
 

当社はスクール事業もしておりますが、その際モニターとしてはぴねすさんのワンちゃんを施術させていただいたり、施術イベントをさせていただく中で保護犬の話を聞き、驚きました。
 

D-dogははぴねすさんの活動を応援させて頂きます!

 

doggroomer 綾子さま

間柴さんのこれからやりたい事を読んで共感しました。

私はトリマーとして20年以上多くの犬と向き合ってきました。その中でもうトリミングに出せない介護になった時に爪切りや肛門腺、目元のお手入れなどを訪問してできないかと思い、数年前に動物介護士の資格も取りました。ですがコロナなどの影響で動きだす事が出来ませんでした。
 

間柴さんの訪問介護の計画を読んで「私のやりたかった事だ」と感じてもしかしたらお手伝い出来るんじゃないかと思いました。クラウドファンディングを成功させて老犬の訪問介護に関わる事が出来ればと思い私も微力ながらクラウドファンディングに参加させて頂きました。

 

トリミングサロンLANEWさま

当店のお客様からはぴねすドッグさんと繋がりが出来て、代表の間柴さんと出会いボランティアトリミングをさせて頂いております!


間柴さんのワンコ達に対する熱い想いが大好きで、クラウドファンディングに挑戦した事も知り力になりたいと思いました!
色んな事情があってやむを得なく手放さないといけなくなる事があるのかもしれません。
「この子の最期まで一緒にいたい」を叶えられる場所。それがこの老犬ホーム。
間柴さんの今までの素敵な活動の想いが詰まった集大成。
きっと素敵なものになる。そして、「手放す」がなくなる世の中に近づく1歩。
必ず成功させてほしいです!!
皆様のお力をお貸しください!!


LANEWは間柴さんを全力で応援しております!
そして、私たちに出来ることがありましたらいつでもお声掛け下さい!
頑張ってくださーーーい!!!

 

介護のインフルエンサー【抱えない介護技術】 木下淳さま

介護のインフルエンサー【抱えない介護技術】木下淳と申します。
私は長年、介護の現場で多くのご利用者さまとご家族に向き合ってきました。介護の中で大切なのは、「寄り添い」「見守り」「安心感」だと常に感じています。

 

老犬ホームと老人ホームは、一見すると対象は違いますが、本質はとても似ています。年齢を重ねた存在が、安心できる場所で穏やかな日々を送れるように支えること――これは人も犬も同じです。温かいまなざしと専門的なケアがあってこそ、最後までその命が尊重されます。

 

そんな中、「はぴねすDOG」の副理事であり、介護員として日々現場で奮闘している吉江さんの活動には、心から敬意を表します。介護現場で培った経験や優しさが、老犬たちの穏やかな暮らしを支えている姿は、本当に素晴らしいと思います。

 

これからも、吉江さんと「はぴねすDOG」の活動を心から応援しています。はぴねすDOG皆様の取り組みが、多くの命と心を救い、希望をつなぐものになると確信しています。

 

株式会社ビィ・ナチュラル 代表取締役 藤原博文さま

飼育放棄などで保護されたワンちゃんたちは健康状態が良くありません。その理由の一つは栄養面によるものです。

 

当社はハピネスドッグ様をはじめ、多くの団体様にフードの寄付をしています。

当社フードを与えることで健康状態だけでなく、毛艶や体格が改善され、性格まで穏やかになる子がたくさんいます。


少しでも多くのワンちゃんの健康長寿を願い、これからもハピネスドッグ様をサポートさせて頂きます。

 

女優・タレント・わんはあとプロジェクト代表 椎名まこさま 

地元大阪の義妹から、保護活トレーナー間柴泰子さんの老犬ホーム始動について教えてもらいました。有り難い!!と瞬時に思いました。


今の日本は、欧米の代表国やインド等では既に法律で禁止されている殺処分やペット生体販売をまだしているという現状で、理由は色々ありますが、世界の動物愛護の現況を知り愕然としました。

それから私も保護活団体に参加したり、わんはあとプロジェクトという日本全国の保護活優良団体を支援するプロジェクトを創りました。
 

道具のようにパピー生産に使われた引退ママ犬や種犬老犬が…お散歩の幸せも味わうことなく、お腹をすかせて、狭い檻の中に閉じ込められている現状や病気や怪我、障がい、悪癖が原因で捨てられる悲しい命…酷い状況に涙することも多々ありました。そのような中で、犬達が一生を幸せに過ごす為に老犬ホームを作ろうと奔走されている方がいるなんて!!!
本当に希望の光です!
しかもドッグトレーナーさんで保護活動家!!
こんな幸せはありません!!!
こんな安心はありません!!!


是非皆さん、ご協力いただき、共にわんこ達が幸せをたくさん感じて生きていけるように、温かい支援をしていきましょう!

 

ちりめんの里親さま

私達夫婦がはぴねすに出会ったのは5年前、ちりめんを里親に迎えたことがきっかけでした…
 

すでに先住犬の部長が居ましたので、部長との相性が第一で、でも私達の心配はよそに部長はすんなりちりめんを妹として受け入れました。ちりめんを迎えたことでぴねすのグループLINEに加えていただき、そこではいろんな状況でのレスキューの話しが飛び交い、特にちょうどちりめんがわが家に来た頃に間柴さんを悩ませていた、トイプードルのアンちゃん、京都八幡の多頭飼育崩壊は私にとっても本当に衝撃的な出来事でした。

 

元々、保護活動に少し興味はありましたが、どうすれば携われるのか、私が本当に役に立てるのか?と葛藤の中で、はぴねすで支援物班というものが発足し、これなら私でも手伝えると思い、関わらせてもらうことにしました。そこからはぴねすの譲渡会に定期的にスタッフで参加し、幸せになっていく預かりっ子ちゃんを応援してきました。
 

保護の輪にも関わらせてもらっていて、老犬ホームの話はそこで間柴さんから聞きました。
私の母もトイプードルを保護犬カフェから迎えました。母に何かあった時は私が引き取って最後までみることが前提です。でも世の中、そんな家族ばかりではないと思います。そんな時に頼らせてもらえる場所が今、間柴さんが立ち上げた老犬ホームだと思います。

 

年老いてしまって、飼えなくなったから、保健所ではなく、老犬ホームで犬生を全うすると言う選択肢ができると思います。人には老人ホームがあるように、犬には老犬ホームがあって、お世話が大変になっても、飼い主だけががんばらなくていいと思います。
 

いつも犬ファーストと言っている間柴さんなら、犬にも家族にも寄り添ってくれる老犬ホームにしてくれると思います。これが私が応援する理由です。

 

アトムの里親さま

老犬ホーム!!待ってました!!こういう施設!!
あったらいいのになーを実現に向けて頑張ってくれる姿、素敵です!!本当にありがとうございます!

アトムも『頑張ってー!俺ちゃんも遊びに行くからなー!』と言ってます

 

ランママさん(里親さま)

3年前の春に、前日まで元気にしていた先代犬(17歳7ヶ月)が老衰で急死し、家中がしょんぼりしていまい、ワンコ友達の「まだ飼えるやん、犬飼い!」という一言で、また犬を飼おう!と動き始めました。

 

先代犬はペットショップからの血統書付きのお坊ちゃまでした。初めて飼う犬でもあり、大事に過保護に育てました。そんな中、Facebookで友人がフォローしていた埼玉県の「ペット里親会」という保護団体の投稿をずっと見ていて、過酷な状況で生きてきて、保護され、愛情をかけられたワンコ達が、顔つきが変わり、人を信頼して幸せになっている姿を見ていました。

 

次の子は、先代犬の分も、過酷な環境にいたワンコを少しでも笑顔にしてあげたい、と思い、迷いなく保護犬を探し始めました。

 

最初に出会った保護団体さんとは残念ながらご縁が無く、次に出会いご縁があったのが、はぴねすDOGさんと当時里親募集中の「チョッサラン」でした。お見合い後、色々な条件や決まりこと、特に最初の団体さんからは深く言われなった脱走対策について詳しく聞き、家にゲートを設置し、それができたのを確認してもらってからのトライアル。最初は「厳しいなぁ」「大変やなぁ」と思いましたが、それが間柴さんの保護活動の信念だとわかり、はぴねすDOGさんから迎えて本当に良かった!!と確信しました。

 

「チョッサラン」は下の部分を残して「ラン」と名付けました。ランは生まれつきの心臓疾患があったことがわかり、手術するかどうか悩みましたが、その時も間柴さんが、「あの先生なら大丈夫!」と励ましてくださり、忙しい中、お見舞いにまで行って下さいました。あの細い体のどこにそんなフットワークの軽さとワンコ愛が詰まっているのだろう?と、間柴さんに出会えたことに感謝しています。
 

8月25日に、ランは3回目のうちの子記念日を迎えます。10歳の繁殖引退犬だったランが、12歳で手術も乗り越えて、元気に13歳になりました。もしかしたらランも介護が必要になり、私だけではしんどくなる時が来るかもしれません。その時は迷いなく、間柴さんに頼ります。
 

保護活動から老犬ホームまで、本当に間柴さんらしいワンコ愛だと思います。ぜひともこの活動がうまくいき、苦しむワンコや家族が救われることを祈っています。

ご留意事項


プロジェクトに関するご留意事項

○第一目標金額達成後のキャンセル・返金のご対応は、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

○支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

プロジェクト実行責任者:
間柴 泰子(NPO法人はぴねすDOG)
プロジェクト実施完了日:
2025年11月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

間柴泰子が老犬ホームを設立して、愛犬とのより良い生活が長く続く未来を目指します。 いただいたご支援は、建物のリフォーム代の一部として活用させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
老犬ホームができてから、第一種動物取扱業の『保管』『飼養』を取得予定です(大阪府動物愛護管理センター 箕面支所)。2025年9月末までに取得予定です。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己負担にて補填いたします。

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リターン

3,000+システム利用料


応援コース|3,000円

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申込数
392
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制限なし
発送完了予定月
2025年11月

6,000+システム利用料


<9/16追加>オリジナルスマホ壁紙 3枚セット

<9/16追加>オリジナルスマホ壁紙 3枚セット

●オリジナルスマホ壁紙 3枚セット
クラファンを応援してくださっている有志の方が描いてくださった、「はぴねす女帝」イトをはじめとする募集中のわんこたちのイラストを壁紙にしました。
スマホやLINEの壁紙にしてお使いください。

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