【ルワンダ人留学生インタビュー】vol.1 ルワンダと日本の文化の違い

ルワンダ人インターン生の声～カルチャーショック編～

皆さま、こんにちは。インターン生のまなみと申します。今日はルワンダから交換留学生として日本に来ているパットリックさんにルワンダと日本の文化の違いについてインタビューしました。

ーパトリックさんこんにちは。パトリックさんは大学では何を勉強していますか？

パトリック 僕は現在交換留学生として東京の大学でグローバル スタディーと日本史について学んでいます。このコースを選んだきっかけはこれらの教科に対して興味を持ったからです。またこれらの教科は僕がルワンダの学校で学んでいる主専攻の平和学そして副専攻の平和構築・開発に関連しているため選択しました。

ー色々な国が留学先として候補にあったの思うのですが、日本に留学を決めたきっかけは何ですか？

パトリック おぉ、良い質問ですね。日本の過去から現在までの歴史、またそれに伴い世界的な先進国になるまでの変遷はルワンダの再建に貢献したいと願う僕に多くの学びをくれると考えたからです。具体的には、国際色豊かな環境のもと先進的な学術に触れ、経験していくことで生まれる新しい考えに出会うことが出来ます。

ー文化の違いについてお聞きしたいのですが、日本に来てから一番驚いたルワンダと日本の文化の違いは何かありますか？

パトリック 違いがあるなと驚いたことは挨拶の仕方です。ルワンダでは挨拶をするときにお互いハグをしますが、日本ではハグの代わりにお辞儀をすることで感謝を表したりすることです。

ー挨拶の違いについて驚いたとの事ですが、ルワンダでは友達・家族・仕事仲間など関係性によって挨拶の仕方は何か変わりますか？

パトリック 日本のお辞儀と同じように、ルワンダではハグをするのが一般的な挨拶です。家族、友人、仕事仲間など、さまざまな場面でハグををして挨拶をしあうことがほとんどです。初対面だとハグではなく握手だけなどの違いはあるかも知れませんね。

ーパトリックさんは以前、交通手段の違いについても話していましたね。日本では学校や仕事に行く際は電車やバスをよく使いますが、ルワンダではどのような交通手段が主要なのでしょうか？

パトリック ルワンダでは仕事や学校など近距離の場合はモトバイクを使うことが多いです。長距離の場合はバスを使うことが多いと思います思います。現在ルワンダには電車がまだ走っていないので将来的に鉄道が開通すると良いなと思っています。

ー続いては食の違いについて伺います。日本ではお米が主食とされていますがルワンダではなにが主食としてよく食べられているのでしょうか？

パトリック そうですね、 “Kawunga” (カウンガ)（トウモロコシの粉で作ったもの）と豆類で作られた料理がよく食卓に上がりますね。お米もそうですが、お米はほとんどが外国からの輸入品なので、地元の人が使うことはあまりないです。

ー日本では食べれなくて恋しいルワンダの家庭料理は何かありますか？

パトリック ありますね、キャッサバの葉で作った “Isombe”（イソンべ）というものが恋しいです。でも、それがない分僕は大好きな日本食があります。武蔵家ラーメンとお好み焼きは僕にとって最高のお気に入りです。

ーラーメンとお好み焼きとっても美味しいですよね。私もルワンダに行った際にはカウンガとイソンべをぜひ食べてみたいです。貴重なお話ありがとうございます。

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