【あと4日】普段やれないことをやってみたい～通信系勝井さん

 

ページの閲覧ありがとうございます！
125人の方からご支援をいただき、ご支援は210万円を突破いたしました。

ゴール到達まであと100万円…！

本当にありがとうございます。

 

今日は、通信系リーダーの勝井さんに、どんな衛星開発をしているか、また宇宙開発への熱い思いを聞いてみました。

 

名前：勝井
本業：電気系エンジニア

リーマンサット内での役割：通信系*リーダーですが電気系の何でも屋です
趣味：宇宙開発！とか電子工作とか。最近AGC(Apollo Guidance Computer)みたいなレトロなコンピュータにハマってます。

夢：自分が作った衛星がとんでる所を宇宙船から眺めてみたい

※系…衛星開発プロジェクトを行うために、機能や役割ごとに分かれているグループのこと。

 

-----RSP-03開発で担当している系、役割を選んだ理由はなんですか？

担当している系は通信系です。
通信系は、電波を使って衛星と地上の間を繋ぐのがその仕事です。私自身は電気系エンジニアといいながら無線機の設計などをやったことがないので、技術者として逆に憧れのようなものがありました。せっかくの趣味なので普段やれないことをやってみたい、そんな感じで通信系を選びました。
通信系は電波、特に高周波を取り扱うこともあって、いくつかある技術系の中でもディープなメンバーが集まっています。そんなメンバーが趣味性と実現性のバランスをとりながら無線機信号処理のフルデジタル化、送信機の高出力化、プログラミングへのRust言語の採用など新しい試みに挑戦しているので、刺激的でとても面白い系です。

 

-----リーマンサットへ入ったきっかけはなんですか？

友人に教えてもらったのがきっかけで、2021年にRSP-01が宇宙空間へ放出された頃にリーマンサットに入りました。その後、衛星を1から作るのをやってみたくて2021年に立ち上がったRSP-03に参加しました。

 

-----リーマンサットへ入って変わったことはありますか？

少しだけ生活が規則正しくなりました。

 

-----開発していて楽しいと思った瞬間は？

ものを作る系なので、作ったものが意図した設計通りに動いた時。そして、一緒に作業している仲間からリアルいいね！が貰えた時は最高に楽しいですね。

 

-----ロケット打ち上げ、下から見るか横から見るか

実は打ち上げ直前のロケットを下から見たことはあるんですが、打ち上げを肉眼で見たことがないんです。なので、ぜひ肉眼で見てみたいです。

 

----応援してくださる皆様へのメッセージをお願いします

国家予算でなければ宇宙へ行けない時代から70年、ようやく宇宙がお金儲けになる時代がやってきました。今まではロケットが高く、衛星が高く、使える時間は短くて、それで儲けられる事業は限定的でした。今でも世界のロケット需要の半分は政府関係です。
そんな時代に、事業でもなく趣味で衛星をとばそうと始まったのがリーマンサットです。民間需要の拡大による価格競争で、キューブサットなら打ち上げ費用もサラリーマンが家を買うくらいのお金で衛星を宇宙へ送ることができるようになりました。それでもなお庶民にとっては大金ですが、応援してくださる皆様のおかげで背伸びをすれば手が届くところまで来ることができました。宇宙への後押しをして下さる皆様に、厚く御礼申し上げます。
もっと時代が進めば、宇宙へ行くことはありふれた日常の風景になっているでしょう。その頃には、衛星を作って飛ばすのは小学生の夏休みの工作かもしれません。でも今は、いい歳した大人がお金と時間と情熱を注ぎ込み、皆様の応援があって初めて宇宙へ行ける、そんな趣味なのです。

 

もし活動に興味を持っていただけたなら、リーマンサットの扉を叩いてみて下さい。やりたいことをやった者勝ちです。なにせ趣味ですから！